「バレーボールがもっと上手くなりたい」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第538回「バレーボールがもっと上手くなりたい」
という栃尾ゲリラーからの相談。
サーブを空振りするレベルの安田に果たして良きアドバイスはできるのでしょうか。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

もうそろそろ、もう1匹、イヌかネコを増やしたい、金子亜佑美でーす!

安田

安田佳生でーす。イヌ飼うのか。

栃尾

多くない?(笑)

安田

何匹いるんですか?いま。

金子

いま、ネコさん1匹とカメが1匹いますけど。

安田

へぇ~。

栃尾

カメ!?

金子

はい。

栃尾

カメ、初耳。

金子

カメは、もって帰ってきて、お父さんが世話してます(笑)

安田

ふーん。彼氏はべつに欲しくないんですか?

金子

彼氏は…欲しくない。

栃尾

ペット的な?(笑)

金子

あ、ペット的な……いらないですねえ(笑)

栃尾

あ、いらないんだ(笑)

金子

いらないですねえ(笑)ちゃんと働いてくれる人がいいな。

安田

「ペット的な彼氏」だったら「ペット」のほうがいいと。

金子

ペットのほうがいいなあ。

栃尾

ふーん。

安田

へぇ~。どうちがうんでしょうね。人間だから期待しちゃうのかな、やっぱり。

金子

期待しちゃうしー、将来を考えちゃうしー。

栃尾

あ~たしかにね。

金子

ね。

安田

なんか、人間にすごい近い、「言葉理解してんじゃないか」ぐらい頭がよくて、いろんなことをやってくれるイヌって、すごいかわいがられて人気があるじゃないですか。

金子

ありますね。

安田

だけど、イヌにものすごい近い、ほんとに言葉も理解できない、なんもやってくれない人間って、あんまかわいがられないじゃないですか。

金子

いや、ぜんぜんかわいくないじゃないですか、だって(笑)

栃尾

(笑)

安田

結構この2つは近しい存在だと思うんですけど(笑)

金子

近いけど、ぜんぜんかわいくないですね(笑)

栃尾

境目があいまいに(笑)

金子

いやー、いやいや、かわいくないわ(笑)

栃尾

あ、そう?(笑)

安田

だけど、どんなに言葉がわかんないっていっても、イヌよりはわかるわけですから。

金子

うーん。

栃尾

もっとかわいいはず(笑)

金子

なるほど。

安田

ものすごいかわいがってたイヌがピノキオみたいに、「なんとかこの子を人間にしてください」って生まれ変わったのがその人間だと思えばですね、かわいいんじゃないかなと。

金子

フォルムによる。

栃尾

ほんとに期待値のちがいかもしれないですね。

金子

いやあ、それが子どもで、もう、なんか、かわいげがあるとかだったらわかるけど、おっ…おじさん……(笑)

安田

おじさんに厳しいな(笑)

金子

(笑)

栃尾

そっか。もう同じ年ぐらいだと「おじさん」って年齢だもんね、亜佑美ちゃんもね。

金子

いやいや、そうですよそうですよ。

栃尾

そうかそうか(笑)

金子

「だったら、ちょっと働けよ」と思っちゃいますね。

安田

はい、わかりました。

栃尾

(笑)

金子

すいません(笑)

栃尾

今日はですね……

安田

今日は、はい、栃尾さまが。

栃尾

私からの相談を聞いていただけますか。

金子

おっ。

安田

はい。

栃尾

バレーがうまくなりたいんです。

安田

バレーっていうのはバレーボールのことですか?

栃尾

バレーボールがうまくなりたいんです。

安田

はははー、なるほど。

栃尾

グングンうまくなりたいんです(笑)

金子

すごい悩んでますねー(笑)

安田

「それを安田に聞いても」と思ってらっしゃるんでしょうけど、私、実はですね……

栃尾

あ、はい、ありますか!?

安田

バレーがうまくなった経験がありまして、ほんとに

金子

なんと!

栃尾

ほんとですか!?やったことあるんですか!?まずバレーボールを。

金子

疑ってる(笑)

安田

学校の体育の授業でね……まず、この話をする前にねえ、前提として述べておきたいんですけどね。

金子

うん、そうですね、はい。

栃尾

はい。

安田

長嶋さんと野村さんのちがい、長嶋さんていうのは、もともとバッティングセンスがあってね、来た球を打つことができたわけですよ、なんでも。

金子

うん。

栃尾

うんうん。

安田

だけど、野村さんは不器用だったんで、「ストレートが来る」と思ってカーブが来ると打てないということでですね、「カーブが来るか、ストレートが来るか」というのを予測する能力を高めるということをされたんですけどね。

栃尾

なるほど。

金子

へぇ~。

安田

なにが言いたいかっていうと、もともとできる人は教えるのがうまくないと。

金子

なるほどー!

安田

できない人だからこそ教えれることもある。

金子

うんうん。

栃尾

うん。

安田

ということで、私が今回バレーについてですね……

金子

なるほど!

栃尾

はい(笑)

金子

「なるほど」言うたらあかんか。

安田

まず私はですね、バレーボールのサーブを空振りするレベルだったわけですね。

栃尾

ほお。はい(笑)

金子

(笑)

安田

だから、とにかく、みんな私のほうをサーブで狙うわけですよ。

栃尾

はいはいはい。

金子

(笑)

安田

だいたい下手な人でも、手に当たって横に飛ぶとかなんですけどね、手に当たらないんですね、私、

栃尾

うんうん。

金子

(笑)

安田

ボレー…が??、レシーブが??

栃尾

あ、レシーブが、はいはいはい。

安田

レシーブが手に当たらないわけですよ。目測からだいぶ離れてて。

栃尾

うんうん。

安田

そんなレベルだったんですね。

栃尾

はい。

安田

で、みんなから狙われて、しかも一切ボールに触れないんで、「おまえ、まじか!?」みたいなことでですね、もう、クラス中から「こいつが入ったら確実に負けるじゃないか」ということで、大ひんしゅくを受けまして。

栃尾

ああ、なるほど。

金子

(笑)

安田

で、これは普通の練習では到底うまくならないと思ってですね。家にサッカーボールがあったんですね、重たい。

栃尾

はい。

金子

おお。

安田

「大リーグボール養成ギブス」みたいな、知らないでしょうけどね、「巨人の星」の星飛雄馬がつけてた。

栃尾

あ、知ってます知ってます。知ってます、はい。

安田

このぐらい練習しないといけないと思って、サッカーボールでレシーブの練習を日々やりましてね、ひとりで。

栃尾

お庭でですか?

安田

お庭で。

栃尾

えーっ!安田さんぽくなーい!(笑)すごーい!

金子

(笑)

安田

ひたすら壁と自分とでですね、ポンポンと。

栃尾

すごいですね!

金子

へぇ~。

安田

その訓練をですね、もう、1か月ぐらいくり返してですね。

金子

すげー。

栃尾

すごい!

安田

そして、ついにレシーブを返せるようになったと。

栃尾

すごい!(笑)

金子

お~。

安田

返せるといってもですね、手に当たったぐらいなんですが(笑)

栃尾

いや、すごいですね。

金子

うん。

栃尾

感動ストーリー。

安田

以上です。

栃尾

(笑)

金子

わかったのかな、いまので(笑)

栃尾

わからん(笑)

安田

(笑)

栃尾

サッカーボールでやるってことなのか、壁パスをやるってことなのか。

安田

いや、でも、大人になってからもね……バレーって2種類あるじゃないですか、ボールを打つ方法が、下からこうやるのと、トスっぽく手のひらでやるのと。

栃尾

ああ、オーバーパスとアンダーパスがあります、はい。

安田

っていうんですかね。

栃尾

はいはい。

安田

私は下からのやつはできるんですけど、上からのやつはですね、最後までできるようになりませんでね。

栃尾

ふーん。

金子

あれはむずかしい。あれはむずかしいですねえ。

安田

やるたびに突き指になるんですよ。

栃尾

つらい(笑)

安田

「なんでこれ、みんな突き指せずにできるんだ?」と思ったらですね、社会人になってからね、教えてくれたんですよ、バレー上手な人が。「あれは、指って突くんじゃなくて、手のひらで1回受け止めて、ポンって投げてんだ」と言われて。

金子

おお。

栃尾

あ~。

安田

「えっ、それ反則じゃないのか!?」と思ったら……

栃尾

(笑)

安田

「いや、それを速くやってるんだ」と言われて。

金子

おお。

栃尾

へぇ~。

安田

僕はずっと指をボールに突き刺すんだと思ってですね、ほんとに(笑)「俺はいままでなにやってたんだ」って(笑)

栃尾

先端でね(笑)

金子

いや、わかるけど(笑)わかりますわかります。突き刺すんだと思ってました、私も、いまのいままで。

栃尾

あ、ほんと?

金子

はい。

栃尾

なるほどねえ。

安田

いやあ、ほんと、それを聞いて「なんて俺はバカだったんだろう」と思ってですね。

金子

私もいま思いましたけど(笑)

安田

でも、やっぱあれですよね、うまくなるためには、バレーにかぎらず、たぶん、「うまいとはなんぞや」っていうことを考えないといけないんでしょうね。

栃尾

あ、それ、でも、めっちゃ考えてます。「うまいとはなんぞ?」っていうのを結構考えてます、はい(笑)

安田

ね。

栃尾

はい(笑)大谷翔平さんが曼荼羅を書いてたのは知ってますか?

安田

あ、知ってます。

金子

ああ、知ってます。

安田

ゴミひらうやつですよね。

栃尾

ゴミ拾うとか、そうそう、そうです。そこに「人間性」とか「運」とかも書いてあるわけですよ。

安田

なるほど。

栃尾

で、「“バレーがうまい”というところに“人間性”も入るのか?」ということで、やっぱ入るんじゃないかなあという気もしますし。

金子

おお、すばらしい!

安田

どういうときに、そのうまさを生かしたいんですか?

栃尾

えっ!?やっぱチームが強くなりたいですね。

安田

ああ、つまり「勝ちたい」ってことですか?

栃尾

勝ちたい……まあそうですね、端的にいうと。でも、勝つために手段を選ばないふうになっちゃうのは本末転倒なので。本末転倒っていうか、ちょっとちがうなと思うんですよ。勝つのが第一の目標ではないですけど……なかなかそこらへんがむずかしいですよね(笑)

安田

チームとしてうまくなりたいっていうことですよね。

栃尾

チームとして強くなりたい、はい。強いチーム。

安田

たぶん、強いチームと強くないチームのちがいが、なんかあるんでしょうね、きっと。

栃尾

そうですね、そうですね。メンタルとかも、めっちゃ大事なんですよ。

安田

ああ、なるほど。

金子

ふーん。

栃尾

だから、メンタルも強くしたいんです。

安田

ひとりひとりの能力を上げることも大事だけど、やっぱ限界ありますもんね。

栃尾

そうですね。

安田

リレーの、日本がね、バトンを渡すところなんか練習して、メダル取ったじゃないですか。

栃尾

はいはいはい。

安田

メンタルめっちゃきたえるって、いいですね。

金子

いいですねえ。

栃尾

はい。

安田

私はね、めっちゃメンタル弱いんですよ、スポーツで。

栃尾

あ、スポーツで?

安田

ええ。

栃尾

あたふたしちゃう感じ?

安田

ここぞというときに必ず、驚くような失敗するんですよ。

金子

驚くような失敗(笑)

栃尾

はいはいはい(笑)

安田

私、ずっとボウリングにハマってて、高校のときですね。

栃尾

へぇ~。

金子

へぇ~。

安田

毎日のようにボウリングしてたんで、運動神経悪いのに、平均したら160点とか170点とか、出たりするわけですよ。

金子

えーっ、すごい!

栃尾

平均!?すごーい!

安田

平均じゃないか。

栃尾

平均じゃない?(笑)

安田

たまに出たぐらいですね。

栃尾

(笑)

金子

いや~すごいですねえ、しかし。

安田

でも、やっぱり150点ぐらい出るわけですね。

栃尾

すごいすごい。

安田

で、一緒に行ってた友だちが、スポーツ大会でクラスの代表として選んでくれたんですよ。ボウリングという競技があって。

金子

うん。

栃尾

はい。

安田

そしたらですね、それだけ毎日やってたのに、ガーターばっかりでですね。

栃尾

(笑)

金子

いや~、なんだ(笑)

安田

70点っていう。

金子

いや~。

栃尾

えーっ、つらい!(笑)いま、なんか、聞いてる途中でオチがわかって、悲しくなったんですけど(笑)

金子

(笑)

安田

(笑)ほんとの話なんですよ、もう。

栃尾

へぇ~。

安田

そのぐらい、ここぞというときに、ことごとくだめなんで。だから、やっぱり試合のとき、練習のようにできる人がすごいんでしょうね。

金子

うんうんうん。

栃尾

試合もシミュレーションっていうか練習しておかなきゃいけないですよね、練習試合という意味で。

安田

だけど、練習以上に成果出る人いるじゃないですか、プロで。ここぞというときにこそ力が出るっていう。

金子

うんうんうん。

栃尾

わかんないです、練習以上は出ない…と思います(笑)

金子

おお。

安田

出ないですか?

栃尾

でも、練習、やるしかない…と思ってますけど、私は(笑)「普段の自分を出す」って言うじゃないですか、よくスケートとかでも。

安田

なるほど。

栃尾

わかんないですけど、はい、そんな気がしてます。すいません(笑)

金子

意見が分かれたところで……

栃尾

(笑)

安田

まあ、じゃあ、がんばって練習してください。

栃尾

(笑)

金子

「がんばって」か(笑)

安田

なんか、ぜんぜんおもしろいアイデアになりませんけどね。

栃尾

いやいや、でも、安田さんの一面が見れてよかった(笑)

金子

ね。

安田

私はボウリング大会、過去何回かいろんな人とやったことあるんですけど、ことごとくですね、普段あんまりボウリングやったことないっていう人が、たまたま、「俺、普段100出ないんですよ」って言いながら、180とか出す人がいて。

金子

へぇ~!なるほど。

栃尾

あ~そういうことか。

安田

だから、それを解明して、「試合だけはすごいうまくいく」みたいなチームをつくったらいいんじゃないかと思ったんですけど。

金子

たしかに。なるほど。

安田

でも、却下されたんで、がんばって練習してください。

栃尾

ああ、すいません(笑)がんばって練習します、はい。

金子

はーい。

栃尾

ありがとうございます。

安田

はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。

*本ぺージは、2023年1月18日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
*Spotify、Google Podcasts、Apple Podcast、iTunes、Amazon Musicでも配信中!


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
プロフィールはこちらから

 

 

 

感想・著者への質問はこちらから