
そうすると、やっぱり、さっき江美さんが言ってたような「愛を伝える」みたいなことは結構大事なのかなあとかって、ぼんやり思ってはいましたね。自分のハッピーを伝えるのは、たぶん、いま私の現段階で、ちょっとむずかしいので。

なんか親にやってあげるっていうのもいいかもしれないですけど、親の立場からすると、僕も栃尾さんも親なんで、やっぱり、「私はあなたのおかげで、こんなにハッピーに生きてます」って言われるほど、うれしいことないと思うんですけど、親って。

ほんとはね、そんなことにあんまり興味ないかなと僕は思ってたんですよ。私の2人兄弟の兄はすごい手堅い人で、有名な大きい会社の社員になったりしてて、自分はできが悪くて親に苦労かけたかなあと思ってたんですけどね、僕がたとえば本を出したりとかメディアに取り上げられたらね、それをすごいたくさん取っておいてくれてたっていうことにあとで気づいて。

いや、自分のこんなのを喜んでくれてたんだと思って。それで、仕事がいますごい楽しいこととか、うまくいってることとか、「あのとき、ああいうチャンスくれたから自分はこうなれたと思う」みたいなことを積極的に言って。

やっぱり、なんていうんですかね、一方的にかわいがるみたいなのが孫みたいなのだとしたら、もうちょい、こう、なんか、ほんとに自分の人生と密接に結びついてて、それが自分の喜びに直結してるもんだと思いますね、子どもっていうのはね。
*本ぺージは、2023年2月8日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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