「大人と子供が集まって、一緒に学ぶ環境を作りたい」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第546回「大人と子供が集まって、一緒に学ぶ環境を作りたい」
という栃尾ゲリラー。
そもそも子供は社会全体の宝であり、子育ては大人全員の責任でもありますよね。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

失礼しまーす!のあとに、無意識に手を振ってしまいます。金子亜佑美です!

安田

安田佳生です!どういう意味ですか?

栃尾

「さようなら」の意味ってこと?

金子

あ、いや、「失礼しまーす!」って(笑)

栃尾

ああ、Zoomとかってこと?

金子

ううん、普通に会ったとき。看護婦さんとかに「じゃあ、よろしくお願いしまーす!」って、手振っちゃうの(笑)

安田

べつにいいんじゃないんですか。

栃尾

へぇ~。フレンドリーな感じだね。

金子

いや、ぜんぜん無意識なので、フレンドリーっていう感じでもないんですけど。なんか「ああ、やっちまった」っていう、癖みたいなのを見つけました、最近。

安田

へぇ~。

栃尾

ああ、そうなんだ。かわいい。

安田

「やっちまった」ってことないと思いますけどね。

金子

いや~。はい。

栃尾

はい。じゃあ今回、私から質問というか、話したいテーマを持ってきましたので、お願いしたいと思います!

金子

おっ!

安田

はい。

栃尾

えーとですね、私、つねづね、子どもが学校に行ってないのもありまして、「私の知り合いの大人とかと一緒に子どもを育てられるといいなあ」という理想郷みたいなものをイメージしてるんですけども、みんなで育てられるといいなと思って。そうすると、子どもも一緒に育ちつつ大人も一緒に育つみたいな、子どもに刺激を受けて育つみたいな、グループみたいなのがあるといいなと思って。で、いまのところ一緒にキャンプに……キャンプまではいかないか、一緒にちょっとデイキャンプみたいなのに行ったりとか、バーベキューしたりとか遊んだりとかしてるんですけど、どんな活動とか、どんな環境をつくるとみんなで育てられるのかな、っていうのをちょっと話したいなって思ったんですけど、どうでしょうか?

安田

やっぱり、大人と子どもは違うような感じが私はしまして。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

いま、「岸田さんが異次元の子育て支援」ってやってるんですけど……

栃尾

ああ。

金子

おお。

安田

「この次元には存在しないから異次元だ」って誰かが言ってましたけれども。「所得制限つけるかどうか」みたいなので、いつも議論になるじゃないですか。「お金あるんだったら自分でやりゃいいじゃん」っていうね。

栃尾

はい。

安田

「ほんとに困ってる人に払うべきだ」みたいなのがあるんですけど、僕は、やっぱり子どもに関しては、「誰の子どもか」ってあんま関係ないような気がしてて。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

日本だけじゃなく世界中の、ある程度、子どもの医療とか学校とか教育とか、そういうものは、やっぱり、やるべきなんじゃないのかなっていう気がしますけどね。

栃尾

うんうん。

金子

うんうん。

安田

いろんなところ行かせたり、いろんなことを体験させたり、いろんな人と触れ合わせたりとかね。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

でも、大人はどうなのかって言われると、むずかしいなあ。

栃尾

たとえばなんですけど、そのグループみたいなのに独身の人もいると、子どもから学ぶこととか結構多いと思うんですよ。

金子

いや、あると思います、私も。私、あると思います(笑)

栃尾

(笑)触れ合う機会がないんですよ、いま、子どもと、割と、独身者とか。

金子

うん、ないない。

栃尾

あと、DINKsっていうんですか、お子様のいないご夫婦の人が触れ合うことがなくて。

金子

うんうんうん、ないない。

安田

生涯子どもがいない男性は半分近くいるらしいですね。

金子

うーん。

栃尾

そういう人も子どもと一緒にワイワイ遊んだら、たぶんいい影響が、仕事にも影響があるんじゃないかなって勝手に想像してるんですけどね(笑)

安田

どうなのかな。

栃尾

(笑)

安田

あの……うーん、そういう意味でね、子育てを一緒にやることによって大人も育つってことね。

栃尾

そんな感じです。

安田

でも、たしかに子育ては、ものすごい勉強になりますね。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

人間が大人になるのに欠かせないプロセスというか。

栃尾

うん。

安田

もうほんとに自分の意思ではどうしようもない……

栃尾

それですよ。

安田

ね。

栃尾

それですよ(笑)

安田

言うことも聞いてくれないし。

栃尾

ほんとに、はい。

安田

しかも子どもを最優先にしないといけないし。

栃尾

はい(笑)

安田

超重要な商談が入っていようが、お構いなしだし。

金子

うんうんうん。

栃尾

そう。泣き叫ぶっていう(笑)

安田

はい。あれはほんとに……ね。

金子

(笑)

安田

そして、すべての人は、元は子どもだったわけで。

金子

うん。

栃尾

ほんとですよね、忘れちゃってるけど。

安田

自分もまったく同じことをしてきて……もう、ほんとにプーチンさんにも思い出してほしいですよね。

栃尾

そうですねえ。

安田

赤ん坊でバブバブだったんだぞと。

金子

バブバブ(笑)

栃尾

そうですね、ほんとに(笑)

安田

ええ。

栃尾

そういうことですよ。

金子

そうですよねえ。

安田

ね。

栃尾

はい。自分の思いどおりにならないことがこんなにもあるっていうのは、たしかにすごいカルチャーショックみたいなのはありますし。

金子

うんうんうんうん。

栃尾

それによって仕事が、「取るに足らないな、こんな苦労」みたいになってくるので。

金子

うん。

安田

いや、やっぱりね、いま私、最初の離婚の反省で一生懸命子育てやってますけど。

栃尾

(笑)

金子

(笑)

安田

なんだかんだいってね、どこかで「お金稼ぐの大変なんだ」みたいな気持ちで自分を納得させてたんですけど、実際やってみると、子育てのほうがはるかに大変だったっていうね(笑)

栃尾

ほんとですか(笑)

安田

ほんとほんと。すごいですよ、ほんと。

栃尾

なんか、まあ、同じ土俵でくらべられないですけどね。どっちも大事だし、どっちも大変なので。

安田

うん。仕事って大人相手じゃないですか。

栃尾

ああ、そうですね。

金子

うん。

安田

だから、なんとでもなりますよね、ほんと。命に関わってくるわけでもないし。

金子

うん。

栃尾

はい。「理不尽すぎる!」みたいなことはあんまりないですよね、仕事は。

金子

うんうん。

安田

そんなの、だって、断る権利があるじゃないですか。

栃尾

うんうん。

安田

たとえば子どもがむちゃくちゃ理不尽なことを、たとえば重要商談のときに、ただ単にわがままで泣き叫ぶとか、そういうのもあるじゃないですか。

栃尾

はい。

安田

それも理不尽なんだけど、もう100パーセント受け入れるしかないわけで。

金子

(笑)

栃尾

はい。ほんとそうですよね。

安田

ね。大人どうしの社会だったら、それって断ることはできると思うんですよ、自分の努力で。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

それで仕事がなくなっても、仕事が取れるように自分でスキルアップすりゃいいんだから。

金子

うん。

安田

だけど子ども相手って、もう、そういうのを超越してるんですよ。

金子

うんうん。

栃尾

うん。

安田

もう、台風が来るみたいなもんですよ。

金子

うんうんうん(笑)

栃尾

そうですそうです(笑)

安田

自然現象。でも、自分の子どもだからそこまでするけど、「孫はかわいい」って言うけど、そこの責任感がちょっと離れてるじゃないですか。

栃尾

まあ、たしかに。

金子

うん。

安田

最終的には親が面倒見るんで。

栃尾

うんうん。

金子

うんうん。

安田

だけど、そこをほんとに自分の子どものようにやんないと。大人が学ぶんであれば。

栃尾

ああ、そうですか。

金子

うーん。

安田

責任を負ってやらないと僕は学べないと思うんで。

栃尾

ふーん。

金子

なるほど。

安田

だから、「子どもっていうのは社会みんなの子どもなんだ」っていう意識を絶対持つべきだと僕は思いますね。

栃尾

ああ。

安田

「じゃあ、おまえは持ってるのか?」って言われたら、僕はぜんぜん持ってないんですけどね。

栃尾

(笑)

金子

(笑)

安田

自分の子どもだけがかわいいんですけど、僕は(笑)

栃尾

へぇ~、なるほど。

安田

だけど頭では思う。

栃尾

私、若干あるかもしれないです。

金子

へぇ~。

安田

ああ、女性は言いますよね、なんか、すごく。

栃尾

なるほどなるほど。

安田

母性っていうのは、よその子もすごいかわいく思えるっていうか。多少はありますけどね。

栃尾

うーん、なんか、子どもがいたら「優先しなきゃ」みたいな気持ちになってしまうんですけど、ちょっとそれが他の人より過剰だってことを、こないだ知りました。

安田

ふーん。

金子

えーっ。

栃尾

みんなはそうは思ってない、みたいな。

金子

ああ、そうなんだ。

安田

僕はよその子どもを見るたびに、「うちの子どもはなんてこんなにかわいいんだろう」っていうふうに思っちゃいます(笑)

栃尾

すばらしい(笑)

金子

親の鏡じゃないですか(笑)

栃尾

親の鏡(笑)

安田

(笑)だけどやっぱりね、特に社会保障制度もそうだし、託児所とか幼稚園とかぜんぶひっくるめて、社会としてやるべきだと思いますね、僕は、ほんと。

栃尾

いや、考えたら当たり前ですよね。子どもが育ってくれないことには社会が成り立たないわけですから。

安田

そうそうそう。

金子

うん。

安田

ちっちゃい社会だったら、村とかだったら「みんなの子ども」っていう意識あったと思うんですね、昔は。

栃尾

はいはい。

金子

うん。

安田

家族でね、おじいちゃん・おばあちゃんと住んでると「みんなの子ども」みたいなの、あるじゃないですか。

栃尾

はい。

安田

そういうのがなくなっちゃってるのがよくないですよ、やっぱ。

金子

うん。

栃尾

そうですね。「どっかの知らない子」みたいな、で、「どっかでワラワラ若者が育ってる」みたいな、そういうイメージになっちゃってますもんね。

安田

うん。

金子

うん。

安田

いや、だから、これはぜひ社会活動として、栃尾さんに取り組んでほしいですね。

金子

うん。

栃尾

どうすればいいですかね(笑)

金子

集まる場所とか、江美さんがママやってるバーみたいなところに行ったら、子どもも大人もいるみたいな。

栃尾

できたらいいねえ。たしかに。

金子

あったら悩み相談しに行きます。

安田

時間かお金か、どっちか出せるものを出すってことを、すべての大人がそこに出さなきゃいけないっていうサイトをつくったらどうですか?

金子

なるほど。

栃尾

なるほどなるほど。「時間でもお金でも、どっちでもいいよ」っていうことですね。

安田

どっちでもいいんで、全員が。

栃尾

「お金がない人は時間を割いてね」と。

安田

はい。

金子

なるほどなるほど!

安田

まずは日本からでもいいし、地域からでもいいけど、そこに住んでる二十歳以上の人は全員。

栃尾

(笑)

金子

やば!

安田

それを、その地域の子どもたちのためだけにシェアして使うと。

栃尾

はいはいはいはい。やっぱり地域がね、どうしても子どもの場合、なってきますよね。

安田

うん。

栃尾

離れた場所って、なかなか活動がむずかしくなってきますよね。

安田

むずかしいですけど、オンラインで教えたりはできるかもしれませんね。

栃尾

うんうんうんうん。

金子

うん。

安田

まあ、子どもっていってもね、0歳児とかばっかりじゃなく、成人するまではみんな子どもなんで。

栃尾

あ、いいですね。

安田

やっぱり18までは、みんなでお互い役割分担してできるといいなあって思いますね。

栃尾

うんうんうんうん。たしかに「時間かお金を」っていうのはいいですね。

金子

うん。

安田

うん。それが世界中のネットワークになったら、すばらしいことですよね。

栃尾

うん。

安田

やりましょう。

金子

すばらしい!

安田

ユネスコみたいな「トチスコ」やりましょう、トチスコ。

金子

トチスコ(笑)

栃尾

トチスコ(笑)語呂がいい(笑)大きく……はい(笑)

金子

ありがとうございます。

安田

ということで、おまとめと宣言をお願いします。

金子

(笑)

栃尾

おまとめ……どうしよう。えーと……えっ!?、宣言、こういうの苦手なんですけど(笑)

金子

(笑)

栃尾

えーと、大人も子どもも一緒にワラワラ遊べるような、空間?場所?みたいな、グループみたいなのをつくりたいと思います!よろしくお願いしまーす!

安田

はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございましたー。

金子

ありがとうございましたー。

*本ぺージは、2023年3月15日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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