「離婚で人は変わるのか」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第562回「離婚で人は変わるのか」というお話。
全員が離婚を経験しているゲリラーズの3人。
離婚で人は成長するのか?というテーマで徹底討論してみました。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

キムチが主食です!金子亜佑美でーす。

安田

安田佳生でーす。

栃尾

言えてた?いま(笑)

金子

(笑)

安田

キムチ?

金子

キムチが主食です。

安田

キムチだけを食べんの?

金子

キムチだけと、あと、たまにタマゴとか、豆腐とか。

安田

でも、お米も食べるんでしょ?

金子

米は喉を通らなくて、食べづらい。

栃尾

ああ、病み上がりだから?

安田

えっ、キムチごはんじゃなくてキムチを食べるんだ。へぇ~。

金子

キムチを食べてます!キムチなら味がしっかりあるので、「おいしい」って感じられるんですよ。

安田

なるほど。

栃尾

ああ、まだ他のものだとあんまりなんだ。

金子

そうですね、あんまりですね。

栃尾

刺激が強そうだけどね、病み上がりには。

金子

刺激が強いほうがおいしい!

安田

なるほど。

栃尾

でも、なんか胃腸とかがさ(笑)

金子

ああ、胃腸。胃腸はちょっと心配っすね(笑)

栃尾

ね、ね、ね(笑)

金子

うんうんうん。

安田

はい。ということでですね、今日はキムチの話ではなく。

栃尾

ではなく。

安田

今日はですね、離婚をテーマにお話をお送りしたいと思いまして。

栃尾

はい。お送りしたい。

金子

(笑)

安田

3人の共通項として、みんなバツイチでね、私と栃尾さんはバツイチだけど、マルも2個あるという。

栃尾

はい(笑)

金子

マル付き(笑)

安田

1勝1敗ということで。

栃尾

えっ、そうなの!?勝ち負けだったんだ(笑)

金子

いやいやいやいやいや。負けっぱなし。

安田

だから、普通マルから始まるんでね、マル→バツ→マルっていうのが私と栃尾さんで。

栃尾

そんなこと言わなくても(笑)

金子

で、私が……

安田

マル→バツが金子さん。

金子

なるほど。

安田

現在バツ。

金子

ええ、バツですね。

栃尾

大逆転あるかもね(笑)

安田

僕が話したいのはね、「離婚で人は変わるのか?」ってことなんですよ。っていうのは、僕自身がね、1回目離婚するときに、自分としてはね、なんで「離婚してくれ」って言われるのか、どうしてもわかんなかったんですよ。

栃尾

ふーん。

安田

浮気したわけでもないしね、ちゃんと稼いで家にお金も入れているし、子どもと遊んだり風呂に入れたりもするし、いったいなんの不満があるんだろう?って思ってたんですよ。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

でも最近、その3歳児をね、うちの奥さんがリウマチなんで、それもあって、こう……

金子

そうなんだ。

安田

はい。お風呂入れたりとか、幼稚園に送っていったりとか、いろいろやってるんですけど、めっちゃ大変なんですよ。

栃尾

うん。

金子

うん。

安田

それでも奥さんと分担して、半分も僕やってないと思うんですけど、子育てをね。これを3人押し付けたら、そりゃあ離婚されるわなということが、いまになってわかりまして。

栃尾

なるほど。

金子

へぇ~。

安田

僕のなかでは、「僕は離婚して失敗して学んだぞ」という位置づけなんですよ、僕的には。

金子

おお。

栃尾

すばらしい。

安田

まあ、学んでない部分もいっぱいあると思うんですけど。だけど、失敗しても変わんない人もいるし。

栃尾

うん。

金子

うん。

安田

お二人はどう思ってんのかなあと。離婚によって自分がどうなったかっていうのもあるし、たとえば相手の人が変わったとかいうのもあるし、どうですか、離婚で人は変わると思いますか?

栃尾

まず、じゃあ、私からでよろしいですか?

金子

はい。

安田

先生からお願いします。

金子

えっ、結論出ちゃうぞ

栃尾

私は安田さんみたいな感じじゃないんですけど、いったんシングルマザーになって、そのときに、めちゃくちゃ貧乏生活を覚悟したんですよね。

安田

ほお。

金子

ああ。

栃尾

で、「人に稼いでるように見せる」みたいなプライドとか、なんかこう、「せまい部屋だと恥ずかしい」とか、そういう気持ちをがんばって捨てたんですよね。

安田

なるほど。すばらしい。

栃尾

だから、そういう意味だと、離婚したタイミングなんで、離婚したからそうなったわけで。いまでも、べつに広い部屋とか、いいところとか、そんなにあんまり関係ないなと思っているので。しかも、いつ貧乏になっても、まあ、「また貧乏生活できそうだな」っていう気持ちはあるので、そういう意味では変わったと思います。

安田

離婚ってね、「2人で仲よくやろうね」っていうのがだめだったっていうことになるじゃないですか。

栃尾

あ、はいはい。

金子

うん。

安田

これはどっちの責任っていうのじゃなく、やっぱり両方に責任があると思うんで、「自分の悪かった部分を修正することによって、次はうまくやろう」っていうことになるのかな、ならないのかでいくと、じゃあ、あんまりそこはなってないってことですね。栃尾さんは、そこに関しては、べつに自分が変わる必要はないと。

栃尾

そういう観点ありました、考えてみたら。たとえば、悲しいこととかをあんまり言わないで「自分で解決しちゃおう」みたいなタイプだったんですけど、なるべく言うようになりましたね。

安田

なるほど。

栃尾

それは、すごく言うのってきついんですけど。しかも、けんか腰にならずに言うってことは、すごく自分の弱みを突き付けるっていうか、裸で見せるみたいな感じなので。

金子

うんうんうん。

栃尾

傷口を見せるみたいな感じなんで、めちゃくちゃきついんですけど、毎回、ぜんぜん慣れないんですけど、それは、でも、がんばってやるようにしてますね。それは変わったかも。

安田

なるほどねえ。

栃尾

前は足りなかったと思ってます、それは。

安田

前のダンナさんは再婚してないんですか?

栃尾

してないですねえ。

安田

へぇ~。じゃあ、次の結婚で変わったかどうかもわかんないですね、いまんとこ。

金子

うん。

栃尾

そうですね、ぜんぜんわかんないです、はい。

安田

なるほど。

金子

なるほど。

安田

金子さんはどうですか?

金子

えーーと、まあ、前の……

安田

結婚生活が破たんして、「私もこういうとこは悪かったから、次、結婚するんだったら、ここを変えなきゃな」みたいなところがあるのか、ないのかっていうのを知りたいんですね。

栃尾

むずかしい(笑)

金子

むずかしいっすねー。そうですねえ……ない!

安田

ない、なるほどね。

栃尾

結婚してみたらわかるかもねえ。

金子

そうですね。

栃尾

もしくはパートナー、結婚にかぎらず。

金子

いま相手がいない状況なので、くらべることはちょっとむずかしいんですけど、前の結婚のときは、すごく相性がよかったっていうか、ものすごい同じだったんですよ。相手と私の趣味みたいなのが一緒で、価値観もすごく似てたので、それが逆によくなかったのかなって。友だちだったらすごい親友みたいになれたと思うんですけど、いざ結婚ってなると、ちょっとむずかしかったのかなあ、なんて思ったりはします。

安田

なるほどねえ。

金子

なんか、どうなんですかねえ……そのー……どうなんですかねえ(笑)

栃尾

(笑)

安田

相手の人はどうですか?お二人とも、もう会ってないかもしれませんけど、相手は離婚したことによって、なんらかの変化が起きましたか?その人に。

栃尾

ぜんぜんわかんないです。

金子

起きたというような話は、ちょっと小耳に入れてて。

栃尾

ふーん。

安田

おっ。

金子

ちゃんと時間を、すごく真剣に考えるようになった、みたいな話はどっかで聞いた、風のうわさで聞いてます。会ってはいないんですけど(笑)

安田

ということは、金子さんはもう1回、元ダンナさんと結婚する可能性もあると。

金子

えーっ、どうなんですかねえ。わかんないです。もう相手がいるかもしれないし、なんなら。

安田

なるほど。

栃尾

あ、でも否定しないんだ。そこは否定するかと思ったら、そうでもないのね。

金子

あっ、そう言われるとそうですね。

安田

じゃあ、あるってことですよね。ゼロではないってこと?

金子

まあ、ゼロではないと思いますけど、どうなんでしょうね。

安田

すごいな。女性はだいたいね、ゼロになる人多いですよね。っていうか、マイナス。

金子

ああ、そうですね。

栃尾

イメージあります。っていうか、「結婚自体もういい!一生いらない!」みたいな人、結構多いですよね、離婚した女性って(笑)

金子

ああ、たしかに。基本は「一生いい」と思ってます。離婚も相手がぜんぶ悪いんじゃなくて、もちろん私も悪いところがあったと思ってるので。で、そのマイナスがいま、まだ払拭できず(笑)、なんか踏み込めない感じです。

安田

58歳ぐらいで、もう1回やり直すかもしれませんしね。

金子

はい、そうですね(笑)

栃尾

安田さんの前の奥さまは、変わったかどうかってわかってるんですか?

安田

わかんないですね。何回も会ったんですけど。子どもがいるんで。

栃尾

わかんないですよね。そういう、結構、男女の深いところまでって、ただ会ってるだけじゃまったくわかんないと思うので(笑)

金子

うん。

安田

そうですね。

栃尾

はい。

金子

うんうん。

安田

あのー、たとえばね、でも、いま自分では「前よりはちょっと成長したかな」と思うわけですよ、結婚パートナーとしてね。「いま、もし前の奥さんといまの自分が結婚してたら、離婚しなかったのかな」みたいなことは考えますけど、でも、やっぱり無理かなっていう気もするんで。

金子

うんうんうん。

栃尾

ふーん。

安田

栃尾さんはどう思います?いまのいろんなことを打ち明けるようになったら、前のダンナさんとも離婚せずに、うまくいった可能性はあるんでしょうか?

栃尾

えっ、なんか、そんなことを考えたら、いまのパートナーに悪くないですか?

安田

あっ、なるほど。悪いですか?

栃尾

わかんない、なんかドキドキしちゃうなって思ったんですけど、なんとなく(笑)

金子

かわいい(笑)

栃尾

関係ないですけど、そうなんですけど、わかんないなあ……わかんない(笑)

安田

時間は巻き戻せないですけどね。

金子

うん、そうですね。

栃尾

そうですねそうですね。なんとなく罪悪感があります(笑)

安田

でも、なんとなく話を聞いててわかりました。

栃尾

わかりました?悟りましたってこと?(笑)

安田

ええ、悟りました。

金子

おお!

安田

離婚して変化する可能性があるとしたら、それは男だけなんじゃないかという気がしてきました、なんか。

金子

えーっ!

栃尾

えっ、私、「変わった」って話をしたんですけど、おかしいな(笑)

安田

(笑)

栃尾

おかしいな、なんでかな(笑)

金子

なるほど。

安田

ということで、「離婚して人は変わるのか?」というテーマでしたけど、結局はわからないと。

金子

わからない!(笑)

栃尾

(笑)

安田

ということで、本日は以上にしたいと思います。はい、ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございましたー。

金子

ありがとうございましたー。

*本ぺージは、2023年7月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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