
僕が話したいのはね、「離婚で人は変わるのか?」ってことなんですよ。っていうのは、僕自身がね、1回目離婚するときに、自分としてはね、なんで「離婚してくれ」って言われるのか、どうしてもわかんなかったんですよ。

だから、そういう意味だと、離婚したタイミングなんで、離婚したからそうなったわけで。いまでも、べつに広い部屋とか、いいところとか、そんなにあんまり関係ないなと思っているので。しかも、いつ貧乏になっても、まあ、「また貧乏生活できそうだな」っていう気持ちはあるので、そういう意味では変わったと思います。

これはどっちの責任っていうのじゃなく、やっぱり両方に責任があると思うんで、「自分の悪かった部分を修正することによって、次はうまくやろう」っていうことになるのかな、ならないのかでいくと、じゃあ、あんまりそこはなってないってことですね。栃尾さんは、そこに関しては、べつに自分が変わる必要はないと。

いま相手がいない状況なので、くらべることはちょっとむずかしいんですけど、前の結婚のときは、すごく相性がよかったっていうか、ものすごい同じだったんですよ。相手と私の趣味みたいなのが一緒で、価値観もすごく似てたので、それが逆によくなかったのかなって。友だちだったらすごい親友みたいになれたと思うんですけど、いざ結婚ってなると、ちょっとむずかしかったのかなあ、なんて思ったりはします。

ああ、たしかに。基本は「一生いい」と思ってます。離婚も相手がぜんぶ悪いんじゃなくて、もちろん私も悪いところがあったと思ってるので。で、そのマイナスがいま、まだ払拭できず(笑)、なんか踏み込めない感じです。

あのー、たとえばね、でも、いま自分では「前よりはちょっと成長したかな」と思うわけですよ、結婚パートナーとしてね。「いま、もし前の奥さんといまの自分が結婚してたら、離婚しなかったのかな」みたいなことは考えますけど、でも、やっぱり無理かなっていう気もするんで。
*本ぺージは、2023年7月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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