第126回「ゴルフボールを拾って年収1000万?!という小さなブルーオーシャン」

このコラムについて

小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?

と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。

「ゴルフボールを拾って年収1000万?!という小さなブルーオーシャン」


先日、約3年ぶりにゴルフへ行きました。
一時期、ハマりにハマっていましたが、
いまは1年に一度コースに出るかな、くらい。
当然、かなりの下手くそです。
そのため、ほとんどと言っていいほど
やってしまう池ポチャ…。

今回も1ホール目から池ポチャ。
今回のラウンドでいくつのゴルフボールを
池に提供したことか(笑)

この池を見てみると、
あるわあるわ、たくさんのゴルフボール。
このゴルフボールってどうしてるんでしょうか?

「ゴルフボールダイバーという仕事」

ゴルフボールダイバー?!
知っていましたか?

けっこう大変だけど
意外と高収入な仕事なんです。

ゴルフボールダイバーというのは
ゴルフ場の池に沈んだボールを拾う仕事のことです。
ロストボールダイバーとも呼ばれています。

池の浅いところに沈んだボールであれば
自分で拾うことが出来るかもしれませんが、
池の深いところのボールは諦めるしかありません。
池に落ちて拾えなかったゴルフボールは、
ゴルフボールダイバーという人が
池に潜って回収しているんだそうです。


Angelica WedellによるPixabayからの画像

ゴルフ場のお客さんがいなくなった後や
ゴルフ場がクローズの日等に
ゴルフボールダイバーが
池のボール回収作業を行います。

大体3〜4時間の作業で、
3000〜5000個程度のボールが拾うそうです。
週に2、3日が回収作業日。
それ以外は拾ったゴルフボール綺麗にして、
仕分けを行ない、ロストボールとして
販売されるそうです。
年収として1,000万円以上を稼ぐ
ゴルフボールダイバーもいるそうで、
これだけ聞くと、
「楽な仕事なんじゃない?」
と思われるかもしれません。

ただ条件が…
日本では国家資格である
「潜水士」の資格が必要だそうです。
海外では資格が無くても
出来るところがあるそうですが、
日本では事故のリスクを避けるために、
必要なんだそうです。

まだまだ世の中には
知らない仕事がたくさんありそうです。

 

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佐藤 洋介(さとう ようすけ)
株式会社グロウスブレイン 代表取締役

大学(日本史専攻)を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。

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