【コラムvol.15】
地位に恋々と、じゃなく、
仕事に連連としがみつこう。

じろりと仕事を監視して下から気を使わせるだけの上司では、
もう生きていけない。給料を取れない。会社に払えるだけの余力はない。
若い人と『連帯』『連携』できるプレーヤーとしての40代50代60代の自分、
若い人から組む価値と意義を感じてもらえるプレーヤーとしての自分を、
先を見通しながら今から自己開発しなければ、間に合わない。

55歳の自分は、世代や性差や国籍を乗り越えて、
若い男女と『連帯』『連携』ができる前線プレーヤーになれるか否か。
これが生存戦略の要になる。そんな時代なのだろうと思う。

だから、仕事に、生活の糧に、「連連としがみつこう」とタイトルに謳った。
先細りが見えている社会保障には頼れない時代。
若い人と連帯と連携ができる中高年の自分づくりに挑んで、
しがみついてでも70歳まで給料の取れる自分であろう、ということだ。

しがみつく、なんていうと、みっともないあさましい、と感じる向きもあるだろう。
だけど、それこそ、そんな小さなプライドにしがみついて、
うかうかしている場合ではないのだ。

前線力がなくて給料が減ってしまう中高年や、
まだ若いのに退社大歓迎の中高年が増えれば、
会社のパワーはもちろん、少子高齢化にっぽんのエネルギーも減退する。
国が暗くなる。なにより自分や家族がツライ。

だから今から、自分が中高年になったとき、
プレーヤーとして若い人から一目置いてもらえるような
技術や知恵という専門力はもちろん、
経験からくるゼネラルな力も磨かなければならない。

若い人から厳しくとも慕われる中高年をめざさなければならない。
媚びれば軽んじられるが、従来型の年上像をなぞるだけでは、
うとんじられ、いいチームはつくれないことは確かだと思う。

むずかしいテーマだ。しかし、この追求はやりがいがある。
夫婦だって家族だって、いまやいっしょ。従来型の父権では成り立たない。
つまりこのテーマは、よりよく生きること、そのものだからだ。
私はそう思うし、私自身がその壁に直面している。がんばります。

 

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【ハッテンボール・グループ 代表取締役 伊藤英紀】
企業表現コンサル/コピーライター 1961年生 広告学校と大学をダブルスクール。㈱リクルートで、バイトなのに制作チーフを務めたのち、同社契約コピーライターに。1990年 前身 伊藤英紀事務所を創業。※元ワイキューブ取締役

 

 

 

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5件のコメントがあります

    1. 境目さんと僕は、おじんとおじんの連連になりますね。
      おじん連で、しがみつきましょう。おもしろおかしく。

  1. 事務職 30代後半ですが、
    従来型では通用しないことを
    仕事も家庭も、同僚を見ても
    ひしひしと感じています。
    自分の頭をスッキリできたコラムでした。ありがとうございます。
    まだまだ、自分なりに足掻きます。

    1. 足掻くことなく、従来型に流され沈んでいく人が7割かもしれません。
      足掻けば、きっとなにか大事なものを手にできると思います。

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