【49RT】人生が変わる瞬間に大事なこと

こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。

 

水道工事の仕事を主に請け負う建設会社で働いていたTさん。

彼は、東日本大震災を機に起業しました。
被害にあわれた方々の生活再建に向け、全力で支援を行うために。

寄付やスポンサーからの協力を得ながらの活動。
時が経つにつれ、資金面で継続が難しくなりました。
そこで今は平日に除染作業の仕事をすることで資金を作り、主な活動は休日に行っています。

 

被災者が何に困っているのか、何を必要としているのか、直接話を聞き、ヒアリングしながらの活動。
人と人とのつながりを作ったり、楽しい話をして笑いあう時間を作ったりすることに特に力を入れているそうです。

 

Tさんのされている活動は非常に素晴らしいものだと思いますが、彼の周りの人からは反対も多かったといいます。

 

「男としてはお前のような生き方に憧れるけど、家族のことを思うと応援はできない」と言われたことも……。

 

それでも、Tさんは、被災地で出会った人のことを思い出すと、行政や他の人に任せておけばいいとは、どうしても思えなかったのだそうです。
Tさんにとって、被災地の皆さんの笑顔が何よりの原動力になると語っていました。

 

年月が過ぎても気持ちがぶれないのは、常に被災された皆さんのことを考えているからなのでしょうね。

 

安田は以前「人間というのは好きな人のためにしか頑張れない」とつぶやいていました。

資金面の課題をはじめ、思うように進められない歯がゆさを時にFacebookなどでつぶやいているTさんですが、とても充実していて、幸せそうに見えます。
Tさんは、目の前にいる被災された方々のことが本当に大切なのでしょう。

 

筆者も、「この人と仕事をしたい」と思った相手と仕事をして、後悔したことはありません。

判断に迷ったときに『人で選ぶ』という方法は、選択肢のひとつかもしれませんね。