
たとえば「年収2,000万になる」みたいな目標があるとして、それを実行するためには、いきなり2,000万にならないんで、「『いつまでにこれをやる』っていうことをやり続けないといけないよね」っていう計画に落とし込んでるんですよね。

なんでしょう、まあ、ひとつは収入みたいなのもありますし、それは「生活するために最低限必要なんで、このぐらい稼がなきゃな」ってことなんですけど、あとはどちらかというとその中身で、できるだけ自分がやりたいことで、無理せず仕事を楽しくやっていくってことが目標ですね。

そういう時間を取ったりとか、単純に「売上あげるためにはいろんな人に知ってもらわないといけないんで、配信する時間が必要だな。じゃあ、配信はどれとどれに何時間かけようか」みたいなこととか。計画立てるのはね、えーと、夏休みの宿題とかもそうなんですけど、決めたことを決めたとおりにやるのがすごい苦手なんですよ、僕。

それは数値化できる目標じゃないからですね。なんていうんでしょう、「心地よく生きる」とか「自分が日々楽しめる仕事のやり方をやる」とかっていう目標なんで、数値化するのがむずかしい。じゃあ、そのためにはどうしたらいいのかっていうことを考えないといけないですよね。「どういう仕事が好きで、どういう仕事が嫌いか」とか。

いまの僕でいうと、個人を応援する仕事がすごい楽しいんですよね。だけど、個人を応援する仕事だけだと生活が成り立たないんで、企業を応援する仕事もやらないといけない。だけど、僕が稼ぐためだけに企業の仕事をやるっていうのは、それは相手からとったら失礼な話なんで、「企業の人にとって安田に発注する価値があるものって、いったい何なんだろうか」っていうことを考えて、なおかつ、自分がそれをやって苦にならないようなことを一生懸命考えますね。

だって、そらそうじゃないですか。そうじゃないと、やっぱり仕事発注してくれないですよね。「ほんとは個人向けの仕事やりたいんだけど、これだけじゃ食えないんで、なんか仕事ちょうだい」って言っても、「ふざけんな!」って感じじゃないですか(笑)

すごくないですよ。それの答えを僕がポンポンポンと出せるわけじゃなくて、結構ウジウジ考えるんですよ。「こんなのじゃ企業さんにとって価値ねーよな」とかっていうことをウジウジ考えながら、ちょっとずつちょっとずつ改善していくんですよね。

そうです。「そこに至るためには、プロセスとして何曜日に何を何時間やれば、そこに近づくんだろうか」っていうことを考えて計画書をつくるわけですね。とにかくそのとおりにやるっていうのが楽なんで、そのとおりやってみて、でも、そのとおりやっても、なかなかうまくいかないんですよ。気づいたら売上あがってないとか、あんまりそんなに気持ちよくない仕事をやってたりとか。だから立ち止まって、どの部分が自分の計画がずれてたのかっていうのを考えないといけないんですね。で、それを修正していくっていう。

「俺はいつか必ず成功する」ってずっと思ってて。でも、いつまでたっても何の変化も起きなくて、35歳のときに「やばい。まずい。フツーの人だったよ」っていうことに気づいて(笑)、「これはやっぱり多少努力せねば」っていうことで、「じゃあ努力の仕方って何なんだろうか」っていうことを考え出したって感じです。

はい。「何時間で、どのぐらいの収入で、どういう仕事をやってたいか」っていう。「そうなるためにはこれが必要なのかな」と思うことをやって、10個やって、だいたい3つぐらいしか成功しないです。あとの7個は入れ替え入れ替えっていう感じ。
*本ぺージは、2021年9月1日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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