パンダ侍が斬る
3桁ゾロ目 記念対談
パンダ侍の紹介と110回の連載
安田からの紹介。「パンダ侍とは?」
女性と出会うことは稀有な私ですが、こんな面白い人がいたのか!と初対面で衝撃を受けた女性。それがパンダ侍の小野ゆうこさんです。ものの見方が面白い、表現の仕方が面白い、そして彼女が作った「イノベーションカード」がこれまた面白い。ということでイノベーションカードを使ったコンテンツを書いてください!とお願いしました。(イノベーションカードとは?)
このコンテンツについて
普段のコンテンツはその日のお題から始まります。たとえば「めがね」というお題に対してパンダ侍さんが「イノベーションカード」を一枚引く。するとそこには「違う場所に置いてみる」というメッセージが。「めがね×違う場所に置いてみる」というテーマでパンダ侍があなたの先入観と思考を斬りまくります。これまでの連載を読む
対談 目次&予定
1.パンダ侍、境目のそもそもを知る~境目研究家の誕生秘話を知る
2.パンダ侍と境目研究家のウフフな共通点見つかる
3.パンダ侍、自分の境目を問うてみた~照れたり喜んだり←今週はここ
4.パンダ侍、マンガを問われる~焦りを問われる
5.パンダ侍、境目研究家の座右の名をを知る
6.パンダ侍、ラブと愛の境目を学ぶ
7.パンダ侍、宇宙の法則を語り合う
8.パンダ侍、境目研究家からヤバイことを教えてもらう
9.パンダ侍、境目研究家の視点に打たれる~人間ランドを語り合う
10.パンダ侍、不安を問う
11.パンダ侍、人間ランド卒業を問う
パンダ侍、自分の境目を問うてみた
パンダ侍は、どこがパンダとの境目だと思われますか?
私のパンダ侍さんの第一印象はパンダをモチーフにしてるって、かわいいな、でしたね。けど、しっぽが白黒の陰陽図になっているのは驚きでした。
「パンダのしっぽは白い」ということを知ってるパンダ通の私としては、陰陽図までは想定しませんでした。すごいですよね。
そ、その尻尾が陰陽の太極になっているのがパンダ侍のすごいところ?
パンダ侍のプロフィールも、世を忍ぶ仮の姿との関係とかが、もうストーリーとして完全にできあがってる。
パンダ侍も、パンダ侍と小野さんの関係も、小野さん自身の人生も、ちゃんと、ひとつながりのストーリーになってますよね。
境目がありそうで、ない。
パンダ侍、まさかのロードオブザリング的生き方?
パンダ侍、照れたり喜んだり
むむむっ。境目研究家の凄みを感じるでござるよ。拙者、斬られずして斬られている。
キャラクターというかパーソナリティレベルで、バラバラの現象って感じですけど。支離滅裂な感じ。
細部まで考え抜かれてるわけじゃないのに、矛盾なく、ちゃんときれいに流れてる感じがいたします。
おおおー、こそばゆい。しっぽがクルクル廻りだすでござるよ。
(笑)。なんせ僕、世を忍ぶ仮の姿で、ブランディングの仕事をやってるのでよくわかるんですよ。
そういう矛盾のないパンダ侍さんたちには、コラム連載だけじゃない、他の仕事やってほしい思いがすごく強いんです。
ああ、先生ね。って、いやいや、先生ってなんですか?
その本人もわかっていない、その人本来の役割を見つけ出す仕事をしてもらいたいなと。そういう仕事って、なかなか知識とか経験だけでできるもんじゃないんですよ。
ありがちなのはコンサルタントとか、コーチとか、占い師みたいな感じですけど、ぜんぜんちがうアプローチで、やってもらいたい。
はい。私は境目研究からその人の職業を見つけ出す、っていうことをやってるんです。
おもしろーーーいっ!その人の当たり前を逆流していき、本当の源泉を見つけ出す。境目研究は研究に留まらないでござるね。
そういう、まったくちがう切り口で見つけ出すっていう人を探してたんですよ、自分以外に。
はい。小野さんと会ったときに、実は「きっとこの人だな」と思いまして。
なっ、なんと。美味しいお魚食べているときに、そのように感じていただいていたとは。いやぁ、照れるでござるな。
ジャグリングするみたく、いっぱい、いろんな形や大きさのものをグルグル回しながらアイス食べる、っていうのが好きなので。そういうフリをしてます。
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パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ
執筆者:小野裕子
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント