「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第22回 集客チラシに求人情報を載せるのはNG

そうです。というのも今、どの業界も求人・採用に一番困っているじゃないですか。だから、ポスティングで成果を出しまくっている中辻さんの会社でチラシを配ってもらえば、たくさん人が集められるんじゃないのかな、と思いまして。

ウチもいろいろな求人業者さんとやり取りしているので。そして皆さんそのIndeed掲載オプションをめっちゃ推してくるんです(笑)。それくらい今はIndeedで職を探すのが当たり前になっているってことなんでしょうね。

そうですよね。であればなおさら、個別に魅力を伝えられるチラシもいい手段なんじゃないのかなと思ったんですけど。採用メインのチラシじゃなくても、集客のチラシに「採用もしてますよ」と書いてみたりとか。

う〜ん、基本的にチラシって絶対にペルソナを絞らなくてはいけないんですよ。たとえば飲食店のチラシであれば「食べに来てくれる人」に向けて制作するわけで。だからウチでは、そこにたとえ小さくでも求人は載せません。

言われることもあります(笑)。でもそのスペースを作るくらいだったら、もっと「食べに来てくれるお客さん」に訴えかけられる強み、たとえばお店の魅力などを載せたほうが、圧倒的に付加価値が高いんですよ。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。