カテゴリー: 安田佳生コラム
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2024年10月9日
成長ではなく変化
本郷猛(ほんごうたけし)を鍛えてはいけない。これは私が数十年前に書籍に記した一文である。当時でさえ古い例えだったので今読んで分かる人は皆無かもしれない。本郷猛とは初代仮面ライダーの変身前の姿である。変身前の彼がいかに強く…
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2024年10月2日
人間の定義
人間は理性で判断する知的な生き物である。そこが他の動物と決定的に違う。動物には合理的判断というものができない。人間は先のことを考えて合理的な判断ができる。人間は動物のように愚かなことはしない。と思い込んでいる人は多い。だ…
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2024年9月25日
業種・職種の終焉
ネットの普及によって業種の壁は事実上崩壊した。Googleが新聞社の仕事を奪い、Amazonがあらゆる物販の競合となり、メルカリはリユースショップの存在意義を失わせてしまった。異業種から競合が現れてくることはもう常識と言…
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2024年9月18日
ビジネスを編集し直すスキル
取っただけで一生食いっぱぐれない資格を教えてほしい。子供にそう聞かれたら何と答えるだろう。医者か、弁護士か、それとも国家公務員か。確かにどれも安定した報酬を得やすい資格ではある。だが、まともな価値観を持つ人ならこう答える…
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2024年9月11日
自分の商品を持とう
税理士、不動産屋、美容室、ウェブサイト構築会社、フリーのカメラマン、コピーライターと、世の中には様々な会社や仕事が存在する。業種業態は違えどもそこにはひとつの共通点がる。自分の商品を持っている会社やフリーランスは儲かるが…
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2024年9月4日
答えがない仕事
「これ、出来ますか?」「はい、お受けできます」という会話から発生する仕事は報酬が安い。「私ならこんなことが出来ます」「だったら、ぜひお願いしたいです」という会話から発生する仕事は報酬が高い。同じ仕事をしているにも関わらず…
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2024年8月28日
10年にひとつのヒット商品
儲かる会社には儲かるビジネスモデルがあり、その中心には必ず商品がある。いわゆるヒット商品。それなくして儲かる会社は存在しない。どんなに凄腕の営業マンも「売れる商品」「儲かる商品」がなければ数字を作ることは出来ないのである…
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2024年8月21日
未来なき現状維持
3年前と同じ金額で仕事を受けているとしたら。同じ金額で商品を売っているとしたら。それは経営の怠慢である。近い将来そのビジネスは必ず行き詰まることになるだろう。安定したビジネスを長く続けたいのなら値上げは必須なのである。間…
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2024年8月14日
人と会社のwin-winな関係
働く場所がなければ収入を得ることができない。ゆえに雇う側が強く、雇われる側が弱いという時代が長く続いてきた。それが終わりつつある。最大の要因は労働人口の減少であるが、「ネット環境・スマホの普及・SNSの台頭」など様々な要…
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2024年8月7日
逆転する評価スキル
日本の学校教育は残念ながら時代にマッチしなくなってきている。最大の問題は指示・管理をベースとした人材育成になっていること。教えた通りのやり方で、言われた通りに回答しなければ、点数がもらえない。たとえ答えが合っていても、よ…
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2024年7月31日
売れない良品
良い商品、良いサービスが、売れているとは限らない。むしろ売れていないケースの方が多い。せっかくの良い商品やサービスも、その9割以上が売れないまま消えていく。では売れている商品は安いのか。いや、むしろ高かったりする。高いに…
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2024年7月24日
マイクロビジネスの可能性
中途半端な規模の中小企業はもう生き残っていけない。これはほぼ確実な未来予測である。下請け業者も、小売業者も、この先どんどん合併していくことになるだろう。一定規模までスケールしないと価格競争に勝てないからである。価格差は集…
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