人は何のために働くのか。仕事を通じてどんな満足を求めるのか。時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。その中で「従業員満足度」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道(ふじわら・せいどう)さんに、従業員満足度を上げるためのノウハウをお聞きします。
第145回 「大人になった」のか「老けた」のか

ありがとうございます。それを言われたのが食事の場ということもあったのかもしれません。実際、若い頃みたいにお酒をガンガンに飲んで盛り上がる感じじゃなくなって、相手の話を「はあはあ、ほうほう」と聞いているだけだったので。

なるほど。でもそれを覇気がないというのは、ちょっと違う気がしますけどね。安田さんは元々激しいテンションの方じゃないですし。でも考える内容といえば、日本人の年収の中央値を上げたいとか、チームの人たちを豊かにしたいとか、かなりチャレンジングなことじゃないですか。

でももうちょっと内側からみなぎるエネルギーがあってもいいよな、なんて思う部分もあって(笑)。だからこそ今日聞きたかったんです。藤原さんのメルマガに、二十歳上でも覇気が衰えていない方がいると書いてありましたよね。その方は見るからにエネルギッシュなタイプなんですか?

到達できない目標を掲げるって大事ですよね。ついこの年になると、ちょっと頑張ったら届きそうな目標を設定しがちになっていく。昔はもっと無謀なことを考えていたんですよ。大阪城に住んでやろうとか(笑)。

最高ですね(笑)。安田さんで思い出すのは、「アマゾンの奥地に行っても世界で一番いい会社はワイキューブだって言われたい」と仰っていたことなんです。ああいうぶっ飛んだ目標を本気で考えている感覚の有無が、覇気に関係しているのかもしれませんね。

笑。若い頃は元気に声を張り上げている人が覇気のある人だと思いがちですけどね。居酒屋で大声を出す朝礼をやる会社とかあったじゃないですか。ああいうのを覇気だと勘違いしていた時期が僕にもあって。でもそんなの真似しても自分のキャラには合わないし。
対談している二人
藤原 清道(ふじわら せいどう)
従業員満足度研究所株式会社 代表
1973年京都府生まれ。旅行会社、ベンチャー企業を経て24歳で起業。2007年、自社のクレド経営を個人版にアレンジした「マイクレド」を開発、講演活動などを開始。2013年、「従業員満足度研究所」設立。「従業員満足度実践塾」や会員制メールマガジン等のサービスを展開し、企業のES(従業員満足度)向上支援を行っている。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

















