このコンテンツについて
なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。
「なぜか、必ず、◯◯になっちゃう人」
先日、スタッフ二人を連れて、フィリピンの子会社へ1週間ほど出張してきました。
それぞれ全く性格の違うタイプで、見ていて興味深かったです。
一人のスタッフはすごく内向的なタイプで、初めて行くフィリピン(というか不慣れな環境)に終始ビクビクしていました。
そんな彼女とレストランやカフェに行き、彼女は不慣れな英語で勇気を出して注文するのですが、なぜか・・・
「できません(売り切れ、今できない)」と言われる。
ということが何度も起こります。
彼女は勇気を出して注文したわけですが、「できません」って言われてパニックですよ。
そして、やっと注文できたと思ったら、今度は・・・
オーダーしたものが提供されるまでの時間が異常に長い/注文したものが来ない。
ということが起こるのです!
なんだか不思議でしたよ。
もう一人のスタッフや、僕にはそんなことは起こらないのですが、なぜか彼女には起こります。
さらに、彼女のホテルの部屋のカードキーまで壊れて、部屋に入れなくなったり・・・
とにかく、絶妙に小さな不幸に見舞われます(苦笑)
そう言えば、色んな方と海外視察に出かけたり、フィリピンにいらっしゃる方をアテンドしてきましたが、何かに見舞われる人って確かにいるんですよ。
一瞬で体調を崩す人(ホメオスタシスが発動して!?)
乗る飛行機が必ず遅延する人
財布など貴重品を無くしてしまう、すられてしまう人
盛大にぼられる人
警察に勾留されてしまった人(汗)
・・・などなど。
そして、今回、乗る飛行機のすべてが遅延してしまうという能力!?を持った友人経営者がフィリピンにいらっしゃっていて、帰りの便が私たちと一緒だったんです。
嫌な予感がしましたが、「流石に毎回そんなことないよね」と彼と話していました。
珍しく!?予定の時刻に搭乗が始まり、飛行機に乗ることができました。
が・・・なかなか飛行機が飛び立ちません。
すると、アナウンスが流れて、荷物に積み忘れがあったので、一旦戻ります、と。
出たッ!(特殊能力発動)
弊社のスタッフも「まだ飛ばないのですか?」と不安な様子だったので、「荷物の積み忘れがあったみたいだよ」と伝えました。
すると、前述の小さな不幸に見舞われるスタッフが、「私の荷物が積まれていません…」とスーツケースに入れたAirTagの位置情報を見せてくれました・・・
なんということでしょうか・・・
乗る飛行機が必ず遅延する特殊能力を持った友人と、小さな不幸に見舞われるという特殊能力を持った弊社スタッフによるコンボでこうなるとは!(汗)
皆さん、「なぜか、必ず、◯◯になっちゃう」ってありますか?
僕は電車に乗ると、なぜか、必ず、僕の隣に誰も座ってきません・・・
著者/市川 厚(いちかわ あつし)
株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/
LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/
<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。