2020年8月19日 ソルナ小さなブルーオーシャン ネットの履歴書第74回『誹謗中傷にはこれで対応せよ!』 TWEET SHARE HATENA COPY LINK ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それが『ネットの履歴書』。これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。 小さなブルーオーシャンを追え 〜ネットの履歴書〜 第74回『誹謗中傷にはこれで対応せよ!』 安田 ちょっと前に女性プロレスラーが誹謗中傷で自殺しちゃったんですけど。ご存知ですか? 三澤 木村花さんですね。 安田 はい。まだ二十歳ぐらいだったそうですよ。 三澤 そうですよね。お若いのに残念です。 安田 最近でいえば三浦春馬さんの自殺もありました。まじめな人ほど思い詰めちゃうってことなんでしょうけど。SNSとの適度な距離のとり方も重要ですよね。 三澤 はい。それはとても重要ですね。 安田 とくに知名度が高い人はいろいろ書かれますし。まじめに取り合うときりがないですよ。かといってSNSを見ないってわけにもいかない。どういう距離感がおすすめなんでしょうか。 三澤 その人の性格によって違いますよね。まったく見ないって人も実際にいますし。 安田 有名人でもいますか? 三澤 いますね。あとは、たとえばGMOさんが「SNSアカウントに来る誹謗中傷を本人だけが見えなくする」というサービスをやってます。 安田 本人だけ?他の人には見えてると。 三澤 他の人には見えてるんですよ。 安田 それも、なかなか辛いですね。裸のお王様みたいで。 三澤 そうなんですよ。 安田 いくらぐらいするんですか?そのサービス。 三澤 月5,000円とかですね。 安田 へぇ~。けっこう高いですね。 三澤 ツイッターの使用料が高いので。それ以上安くはできないんだと思います。まあ、でも、見なきゃいいんじゃないですか。 安田 ネガティブな書き込みは見るなってことですか? 三澤 はい。くだらないことばっかり書いてますから。 安田 あれってどんな人が書いてるんですか。やっぱりまともな人は書かない? 三澤 まともな人は書かないと思いますね。 安田 どのぐらいの割合で存在するんですか?人を自殺に追い込むほど酷いことを書く人って。 三澤 そういうのを調べた研究結果みたいなのがあるんですけど。じっさい書いてる人ってすごく少ないんですよ。 安田 たくさんいそうですけどね。 三澤 誹謗中傷を何百投稿もされたケースで、実際に書いてる人を突き止めたら2人しかいなかったっていう。 安田 じゃあ100人いたら数人とか? 三澤 いえ、もっと少ないですね。1人いるか、いないか。 安田 そんなもんなんですか!? 三澤 はい。 安田 じゃあ、99人は書かない。 三澤 そこまで酷いことを書く人って、ほんの一握りなんですよ。 安田 ものすごく粘着質な人なんでしょうね。実生活も変な人で。 三澤 じつは前から言われてるんですけど、主婦が多いんです。 安田 なんと。 三澤 ネットに書き込む人は女性のほうが多い。とくに悪口とか、酷い中傷とか。 安田 「オタクっぽい変な男」っていうイメージなんですけど。 三澤 もちろん、そういう人もいると思います。でも多いのは時間を持て余してる主婦。昼間テレビ観ながら「この芸能人、浮かれやがって」とか「調子に乗りやがって」みたいな。 安田 昔でいうところの給湯室イジメみたいな。お局さんによる若いOLさんイジメ。 三澤 近いものがあると思います。たとえばインターエデュという「子ども教育について語り合う掲示板」があるんですけど。そこに行くとまあ、ひどい中傷合戦というか。 安田 へぇ~。 三澤 どこかのお母さんがちょっと何か質問しただけなのに、「あなた、そんな低レベルの質問してるから、子どもがそうなるのよ」みたいな。かなりひどくて。 安田 それは匿名サイトですか? 三澤 匿名です。匿名ですけど、あんなに荒れてくってすごい。お母さんが集まる掲示板はほっておくと、どんどん荒れていきます。 安田 自分の教育方針が「絶対に正しい!」って、信じ込んでるんでしょうね。 三澤 あとは「うさ晴らしも」あると思います。 安田 うさ晴らし? 三澤 はい。今回の木村花さんも、うさ晴らしというか、コロナ・ストレスのはけ口になったと言われてます。 安田 そういうのって法的に対処できないんですか? 三澤 ちょっと前に、ある芸能人が「家族のことをいろいろ書かれた事件」があって。人物特定をして裁判で争って、300万ぐらいを勝ち取りました。 安田 ああ!ありましたね。ネットのインフルエンサー的な女性でしたよね。 三澤 はい。テレビでも取り上げられました。ただ私たちが知ってる事例では、会社に対する誹謗中傷は1,000万クラスになったりするんですけど。個人に対する悪口で300万円台っていうのは、はじめて聞きました。 安田 「悪口言われた程度で300万もらえていいよね」って、またさらに書き込まれてました。 三澤 書かれてましたね。 安田 実際にかかった裁判費用とか、それによって失った仕事とか考えたら「ぜんぜん元が取れない」って。ご本人が反論されてました。 三澤 でしょうね。300万じゃぜんぜん元取れないでしょう。 安田 だんだんと「闘う人」が増えてきたんでしょうか。 三澤 増えましたね。 安田 誹謗中傷がなくなりはしないと思いますけど。これを機に全体の空気として「やめようぜ」って方向になっていかないですかね。 三澤 そうなっていってます。国も動き始めてますし。木村花さんの件も立件する方向で進んでますよ。 安田 ちなみにソルナさんに頼んだら、裁判するための材料というか「いままで書かれた悪口」を調べたりできるんですか? 三澤 そこは弁護士の仕事になってきますけど。弁護士さんから頼まれて手伝ったりはします。 安田 やっぱりそうですよね。ソルナさんできちんと調べれば勝てそうだし。 三澤 はい。「これについて書かれてる記事をぜんぶ洗い出してください」というオーダーが来ます。それをザーっと洗い出してお渡しします。 安田 商品としてはリリースしてないですよね。あまりオーダーが来ても困るんですか? 三澤 そんなことはないですけど。かなりレアケースですね。弁護士さんからオーダーが来るのは企業がターゲットの場合だけ。 安田 一般の方でも依頼が来たら受けるんですか? 三澤 「洗い出してください」と言われれば、実費・手数料ぐらいで手伝えますよ。 安田 どのぐらいの費用なんですか? 三澤 2万とか3万とか、それぐらいですね。 安田 安いですね!私が誹謗中傷されたときには、ぜひ! 三澤 はい(笑)すでにたくさん書かれてそうですけど。 ・・・次回へ続く・・・ \「ネットの履歴書」ネットCM公開中/ 劇画「絶句」に注目!? 感想・著者への質問はこちらから コメントをキャンセル名前 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前を保存する。 コメント