
以前、訪問介護ステーションの立ち上げで質問をした者です。教えていただいたとおり少し条件を絞り、数名の看護師さんに来てもらい、無事ステーション開設に至りました。今度は人材紹介で看護師を採用しようと動いています。私たちは明るくて長く勤めている方を求めています。採用時の人の見極めについて、どのようなことに注意すればよいでしょうか?

最初からこの人は心がオープンっていうか、開いてくれてるなとか、取り繕わないなとか、あと、同じ目線でしゃべってくれる、上からしゃべらないとか、下手に出すぎないとか、そういう基準ができてくるんですよね。「子どもが好きになりそうだな」っていう観点で見ると。

なので、「明るく長く勤めてくれる」っていうのはたぶんばっくりしすぎで、もしかしたら、訪問介護ステーションですから、介護される方がうまくやれそうな人とかっていう目で見ると結構わかるのかな、なんて自分に当てはめると思いました。

正直いうと見極める以前の問題じゃないかという、質問をしてくれた人に悪いなと思うんで、あんまり言いにくいんですが、そもそも、どんな人か見極める前に、その人が入ってくれないと意味ないですよね。入社してくれないと。

もっと言うならばですね、さっきは「どんな人が来ても」って言いましたけど、ちょっと言い過ぎましたということで、そんな職場もないんですよ。そんな人もいないように、そんな職場もなくて。つまり、「どんな人が来てくれたら、うちは明るく長く勤めたくなるのか」っていうことを考えないといけないんですね。

そう。合うか合わないか。どんな人にも合う職場とか合わない職場ってあるんで。つまり、自分のところの職場の話をここには書いてませんけど、たぶん、それも会社とかじゃなくて、その人が勤めるポジションによると思うんですよ。「まわりにどんな人がいて、どういう仕事で、お客さんがどういう方で、じゃあ、こういうことを大事にしてる、こういう性格の人だったら、きっと長く勤まるんじゃないかな」とか「きっと楽しんでもらえるんじゃないかな」とかいうことを想像して、「そういう方に向いてる職場なんで、そういう方はぜひ来てください」っていう求人を、そういうふうに出さないといけないんですね。

あとは、「どういう人だったら自分と一緒にいたら楽しいと思ってもらえるのかな」とかって考えないといけないですよね。もしくは「どんな人でも楽しませますよ」みたいな、さんまさんみたいな人なんだったらそれでもいいでしょうし。なので、やっぱり採用の手順っていうか、まず、「どういう方が来てくれればハッピーなのか」っていうのを考えてみてはいかがでしょうかと。

相手を見極めるというより、まずはこちらが見極められているという気持ちで臨んでほしいということと、明るく長く勤めるのは職場によるので、その職場に合う方を言葉にして募集をかけたらよいのではないでしょうか。ということですかね。
*本ぺージは、2020年1月15日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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