【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「利益を至上命題にしない会社を作ってもいいのか?」2020年6月20日配信

第402回 「利益を至上命題にしない会社を作ってもいいのか?」
というご質問。
子供の遊び相手が得意だそうです。だったらこんな仕事がいいのでは。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

いっ、息抜きも必要です。金子亜佑美でーす。

安田

安田佳生です。

栃尾

はい。今回は……あっ、その前にお知らせがあるんですよね。

金子

ありまーす。

安田

お知らせというか、質問が足りないと。

金子

(笑)

栃尾

そうですね(笑)。「質問をぜひ送ってください」というお知らせです。

安田

はい。

栃尾

では、今日の質問いきたいと思います。30代・自称経営者の方からいただいております。江美さん、亜佑美さん……

金子

よしお?

栃尾

佳生さん、こんにちは(笑)

金子

こんにちは~。

安田

こんにちは。

栃尾

こんにちは(笑)。カッコで「Ladies and Gentleman」って書いてあります。会社員でありながら、さまざまな社長向けのメルマガや動画、ポッドキャストなどを参考にして、「職業は会社経営です」と経営者を装って日々生活をしている変人です(笑)。安田さんのポッドキャスト番組を一通り聞いていて、「仕事というのはお金を得ることではなく、世の中の役に立つということ。法務局で登記すれば社長にはすぐなれる。その上で社長ごっこ、会社ごっこをしてみればいいじゃないですか」に感銘を受け、「まずは会社をつくろう」と社名を考えている、不良会社員です。そこで安田さんに質問があるのですが、利益を至上命題にしない会社はつくってもよいのでしょうか?そして、栃尾さんと金子さんにも質問があります。子ども(乳児~園児)と絡める、変顔する、遊ぶことができる独身男性は接客業以外で役に立つことができるでしょうか?自分、たまに仕事そっちのけでお客さんの子どもとコミュニケーションをとってたりして、よその場所でやってたら、やべえ人に見えるのではないかなと……(苦笑)。ということです(笑)

金子

(笑)

安田

会社員なんですね、この人は。

栃尾

会社員なんですね、はい。

安田

不良の会社員さん?

栃尾

みたいですね。

安田

はい。今日、実はZoom収録なるものをはじめてやってるんですが。

栃尾

はい。

金子

ですね~。

安田

どうですか?

栃尾

「いよいよ安田さんも諦めたなあ」と思っていたところです。

金子

ははは(笑)

安田

そうですね。

金子

安田さんちのイスがかっこいいっす。イーッス、イス。

安田

ありがとうございます。

栃尾

イス、かっこイーッス?(笑)

金子

イス、かっこイーッスね。

安田

……じゃあ、そういうことで。

栃尾

(笑)

金子

(笑)

安田

利益を至上命題にしない会社ね。どうですか?それは。

栃尾

え、ぜんぜんいいんじゃないですか。

安田

ぜんぜんいい?

金子

面白い、うん。

栃尾

えーと、私の理解だと、株主がよければいいのかなと思うのですが、どうなんでしょうか。

安田

なるほど。株主は自分なんで、じゃあOKということですね。

栃尾

だと思います、はい。

安田

最近、個人的には私、会社づくりを勧めてまして、いろんな人に。

栃尾

ふーん。

金子

おぉ。

安田

個人で1個会社をつくるとか、家族で1個会社をつくるとか、勧めております。

栃尾

どんな理由からなんですか?

安田

会社っていうのは僕にとってはですね、資本主義ゲームに参加する「駒」みたいなもんでして、モノポリーの駒ですね、まあ、アバターみたいなもんで、持ってればゲームに参加できるんで。で、何個持ってても自由なんで、いっぱいつくったほうがいいんじゃないかなと思うんですよ。

栃尾

たしかに。

安田

みなさん、人がつくった駒で仕事をするっていうことしかやったことがないと思うんで、せっかくつくるの自由なんだから、つくればいいのになっていう。

金子

ふーん。

栃尾

フリーランスだと駒が得られないってことですか?

安田

やっぱり、だいぶ自由度が変わってくるかなって感じがしますね。

栃尾

ああ、ちょっと弱い駒って感じなんですかね。

安田

弱い駒?うーん……

栃尾

ハンデがあるみたいな。

安田

会社形式じゃないと、たとえばお金借りれないとか、借りにくいとこもあるんで。あと、会社によっては、会社どうしじゃないと取引しないとことかありますね。

栃尾

ありますあります。

安田

あとは人を雇ったりもできないし。まあ、どうなんでしょうね、株式会社以外にもいろんな形態がありますけど、よくできてるんですよ、株式会社って。

金子

ふーん。

安田

よくできた乗り物って感じなんで、まあ、1台持っててもいいかなって感じですけど。

栃尾

安田さんとしては、それが利益を至上命題にしなくてもいいんじゃないかと思うんですか?

安田

いままでの会社はだめだったと思うんですが、基本的に会社って株主利益を栃尾さんがおっしゃってたように還元しないといけないんで、利益を残すとか永続するっていうのが会社の目的だと思ってやってる人が多いですからね。

金子

ふーん。

安田

だけど、これからは、特にポストコロナは変わっていくんじゃないですかね。

金子

お~。

栃尾

ふーん。じゃあ、いいんですね、きっと。

安田

「じゃあ、どうやって生活するの?」っていうことになるんですけど、お金じゃなくても別のものでしてもらってもいいわけなんで、利益にならないかわりに家賃がただになるとか、食べ物もらえるとかね、そんなんでいいと思うんですけど。

金子

うんうん。

栃尾

うんうん。

安田

やっぱ、これからは利益の時代じゃなくなりそうな気もしますし。

栃尾

お金だけじゃないっていうことですよね。

安田

そうですね。この、2番目の質問にいく時間がなくなっちゃうんで、先にそこいってくださいよ。変顔って役に立つんでしょうか?

栃尾

お子さんの面倒をみるのは接客業に入っちゃうってことなんですかね。たとえばベビーシッターみたいな。

安田

まあ、それも接客業なんですかね。

栃尾

そっか。

安田

どうなんでしょう。

金子

うーん。

安田

まあ、変顔するかどうかはともかくとして、子どもと遊べるっていうのはなかなか応用ききそうですけどね。

金子

うん。

栃尾

すごいいいと思いますけどね。実際どうやってお金を稼ぐっていうふうに、接客以外でどういうふうにするかっていうと、すぐに浮かばないですけど、亜佑美ちゃんは何かあります?

金子

え?!

栃尾

(笑)

金子

(笑)。いやぁ、わかんないっすけど、この人なんかいいなと思ったのは、漢字を間違えないで書いてるところがいいなと思いました。関係ないけど。

栃尾

ああ、「亜佑美さん」ってところ?

金子

そう。なかなかね、これ、ちゃんと書いてくれる人いないんで。

栃尾

うんうん。変わってるもんね。

金子

そう。こういうところからも、なんか、こう、ちゃんと、意外と接客業以外でも、いろいろなことが気を遣える人なのかなあと思いましたけど。

栃尾

うんうん。たしかに。

安田

そういう細部に気が利く人は仕事できますよね。

金子

そう思います。

安田

でも、まあ、変顔と子どもと遊ぶのは分けたほうがいいような気もするんですけど。

栃尾

たしかに(笑)

金子

(笑)

安田

子どもと遊べると、たとえば歯医者さんでも、子どもと遊べる歯医者さんだけで付加価値つくと思うんですよね。

金子

あ~。

栃尾

めっちゃあります、それ。

安田

たとえば鍼灸師さんでも、めっちゃ子どもが行きたがる鍼灸師とか。

栃尾

いいですね~。

金子

うん。

安田

そう考えたら、「子どもと遊べる」っていうのは「英語が話せる」みたいなもんだと思うんですよ。

金子

えーっ!?

栃尾

たしかに。特殊な言語ですよね。言語というか特殊なコミュニケーションですよね、子どもとやるっていうのは。

安田

たとえば、おじいちゃん・おばあちゃんにめっちゃ気に入られる人とか、いるじゃないですか。

金子

うん。

栃尾

いますいます(笑)

安田

外人にやたら声かけられる人とか。

栃尾

うんうん。

金子

うんうん。

安田

あれと一緒で、子どもと遊べるって結構特殊なコミュニケーションというか。まあ、年齢にもよるんですけど、「乳児から」って書いてるんで。このぐらいの子ってね、結構素直じゃないですか。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

なんていうか、素のまんまでコミュニケーションをするんで、頭が完全に大人になってしまうとコミュニケーションをするのが難しいんですよね。

栃尾

逆にね。そう思います。

安田

そう考えたら、すごい才能だなと思いますね。

栃尾

だと思います。自分の心がオープンになったり自分も素じゃないと、なかなか子どもって認めてくれないっていうか、見抜いちゃうみたいなとこありますよね。

金子

ああ。へぇ~。そうかそうか。

安田

なんか、だから、子どもと遊べて変顔ができて、そして利益を至上命題にしないっていうのを絡めたら、面白い会社になりそうですけどね。

栃尾

たしかに。

金子

ああ、いいっすね。あったかい感じがしますね。

安田

あとは何屋さんを掛け合わせるかだけなんで、そこを考えたらすごい面白くなりそうですけどね。

金子

うん。

栃尾

そうですね。自分が他に行くとこがあっても、子どもとだったらそういう会社に行きたいっていうか、そういう会社から何かを買いたいなと思いますね。

安田

ヒントとしては、「接客業以外」ってこの人は書いてますけど、いかにも「子どもに気に入られたらいいよな」っていう業界以外で考えてみるのがいいと思いますね。

栃尾

うんうん。ブルーオーシャンがあるかもしれないってことですかね。

安田

はい。葬儀屋さんとかね。

金子

えーっ!?

安田

墓石屋さんとかね。

栃尾

なるほど。

安田

そういうのを考えてみるとヒントになるんじゃないかと思います。

栃尾

うん。いいと思います。

安田

ということで、いつの間にか時間になっちゃったんで、スーパー締めをお願いします。

栃尾

(笑)

金子

お願いします!

栃尾

はい。利益を至上命題にせず、子どもと遊ぶのが得意ということを掛け合わせれば、素敵なブルーオーシャンが見つかるでしょう。ということでしょうか(笑)

金子

(笑)

安田

はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2020年6月10日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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