このコラムについて
小さなブルーオーシャン？
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの？
と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。
「トレンドと老舗のコラボレーション。これからはたくさんの協業ビジネスが生まれる世界。」
「大人のソロキャンプ米」
芸人さんがキャンプ動画を配信するようになって、
少しずつ流行り始めた「キャンプ」
新型コロナウイルス感染拡大防止により、
自粛ムードの中で、拍車がかかりました。
実は、私も子どもの頃、父親と毎年キャンプに
行っていた経験があるため、キャンプの魅力は
よくわかります。
しかし、当時に比べ、現在のキャンプギア（道具）は、
とても進化していて、欲しいものばかり。
どんどん、キャンプギアを買ってしまうことを、
「キャンプ沼」と言うらしいですが（笑）
さて、進化し続けるキャンプギアの世界で、
こんなコラボレーション商品が生まれました。
愛知県岡崎市にある
創業107年の老舗米穀店
「(株)渡辺米穀店」と
アウトドア用品メーカーである
「ｏｋａ－ｄ－ａｒｔ」とが
コラボレーションして作り上げた、
「大人のソロキャンプ米」
キャンプ飯を妥協したくない人の
特別なお米だそうです。
渡辺米穀店のブログからの画像
確かにキャンプでご飯を炊くというのは、
なかなか面倒でして…。
いまでこそ、パックご飯がコンビニでも売っていますので、
それを持っていく人もいますが、
お米を一合、二合持って行って、
キャンプ場でお米を研いで、飯盒で炊く。
家族キャンプや学校行事ならまだしも、
一人で行くソロキャンプでは、
なかなかご飯を炊きません。
大体、麺類になりがちに（笑）
ただ、最近では、「メスティン」という
便利な飯盒が出てきまして、
そのメステインでご飯を炊く時に、
最高のご飯になるように、
5ツ星お米マイスターが、
試食に試食を重ねたそうです。
キャンプギアの世界は、
レッドオーシャンになりつつあります。
特に国内だけではなく、
海外ギアもたくさんありますから。
今回のようなコラボレーションが、
小さなブルーオーシャンを生むのかもしれません。
佐藤 洋介（さとう ようすけ）
株式会社グロウスブレイン 代表取締役
大学（日本史専攻）を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。
