人間交換日記 38通目「僕たちの創造性が介入できるのは過程だけ」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


38通目/大野からの返信
「僕たちの創造性が介入できるのは過程だけ」

矛盾するようですが、僕の観点では未来を変えられるとも言えないし、変えられないとも言えない、というのが実感です。制御不可能な領域は結果、制御可能な領域はどこまでいっても過程にのみ存在するという考えです。
欲しい結果あるいは未来に対してできることは、それを手に入れるための過程をどう生きるのか?です。
未来への時間軸の長短にかかわらず、何が起こるか?は制御不可能ですが、起こった出来事に対しての態度というか、どうしていくか?その領域に置いて活動を創造する事は可能です。つまり、僕たちの創造性が介入できるのは過程だけ。

前回37通目/安田「おお!そうでしたか」

大野さんへ
文字オーバー1回でしたか。先入観とは恐ろしいものですね。一般化、歪曲、削除。なるほど面白い視点です。ただ「現実の起こし方によって、現実が異なる」ここがよく分かりません。現実とは起こるものではなく起こすもの。つまり未来は自分の意思でつくり変えることが出来るということですよね。まさに私が聞きたいのはそこです。つくり変えることが出来る未来とつくり変えることが出来ない未来。そのふたつがあることは事実です(朝起きたら別人になってるとか無理ですもんね)。まずここが正しいのかどうか。そして正しいのだとしたらその境目はどこにあるのか。あるいはその境目を動かすことは可能なのか。ここが知りたいのです。

ー安田佳生より

 

前々回36通目/大野「目の前の現実を違った眼で観られる」

安田さんへ
安田さんはそっちに行くんだろうなって思っていました。
僕が伝えたいのは、それぞれの現実の起こし方によって現実が異なる。罰則やインセンティブが機能するいう観点ではない。現実の起こし方。ここにストレッチがかかるだけで、結構目の前の現実を違った眼で観られる。揺らぎというか、例えを極端にすれば真理が浮き彫りになりやすいから。
このように、そんな事は一言も言っていないにもかかわらず、僕たち人間は、一般化、歪曲、削除、という大きく3つのバイアスを持っていて、現実を起こしています。
ごめんなさい!毎回文字数は必ず確認しております。ワードの文字カウントが言うには、300文字以内ですけど、設定が違うのかしら?もし今度超えていたらアップする前に教えて下さい。認識としては、オーバーしたのは意図的に行なった1回なので。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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