【コラムvol.23】
社歴をまとめよう。
単なる歩みじゃなく、
思考と判断の道筋を。

いちばん大事なことは、
「感情~思考~価値判断という流れを大事にして、
生きている経営者なんだな、
経営している会社なんだな。
なにごともその道筋を経ることが大切だ、
と私も思う」
と、社員や求職者が、
その流れを自分の中につくることの
重要性そのものに同意し、
同感してくれることだ。

会社物語に
共感してくれることは大事だが、
同化することはないのだ。
アイデンティティーは一つ、
と型にはめてしまっては、思考は停まり、
新しい何かを改善・創造
してくれる社員は育たない。

「人生はいかに思考し、
なにに価値をおいて
どう判断するか、の連続。
そこをはっきりと自覚し、
高めて生きていくことが、
人間には大事なんだ」と、
会社物語を共有することで、
その道筋そのものに同感してくれること。
自分もよい思考方法と価値観を学びたい、
そして今を突破したい、
と成長意欲を持ってくれること。
それが、なにより重要なのだと思う。

感情~思考~価値判断の道筋に
興味のない社員、あいまいでも気にせず、
目先の仕事がこなせればいいだろ、
という視界の狭い社員は、
たぶん創造的な社員にはなれない。
決めつけてしまうが、
味わい深い人生にはならない。

感情や思考経路を正直に見つめると、
自分の暗部が見えたり、
すぱっとわりきれない混沌が見えたりして、
そのやりきれなさも含めて、おもしろい。

価値判断を見つめると、
当時はあんな稚拙な人生観だったんだなあ、
と自覚できて、
その恥ずかしさも含めて、おもしろい。

そんなことを
ともに語りあえる会社は
とても豊かじゃないですか。

自分の思考経路と価値判断の軌跡を、
たのしく自覚的に話すことができる仲間。
得がたい、と思う。

社歴をまとめよう。
共有しよう。

会社の方向性を共有するため
ばかりではなく、
社員みんなが自分の軌跡を語りあい、
笑ったり、助言したり、
議論したりできる、
豊かな文脈と土壌をつくるために。

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中小企業に、発展のきっかけを投げかけたい。だから、ハッテンボールです
【ハッテンボール・グループ 代表取締役 伊藤英紀】
企業表現コンサル/コピーライター 1961年生
広告学校と大学をダブルスクール。㈱リクルートで、バイトなのに制作チーフを務めたのち、同社契約コピーライターに。1990年 前身 伊藤英紀事務所を創業。※元ワイキューブ取締役 

 

 

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