こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
できたてのコンクリートとガソスタの匂いが好きです。金子亜佑美です。
安田佳生です。
ガススタ?
ガソスタ。ガソリンスタンド。
ガソリンスタンドって「ガススタ」って言わない?
ガススタ!?
ガソリンの匂いが好きってことでしょ?つまり。
あ、そうですそうです。
「ガススタ」じゃないですか?
ガススタなんだ。あ、それ、もしかして地域差ですか?
ガソリンのことを「ガス」って言わないのか。
「ガススタ」も言わないなあ。
「ガソスタ」は?
「ガソスタ」も言わないなあ。
横浜の田舎は「ガソスタ」ですよ。
私、群馬かもしれないわ、これ(笑)ガススタ。
はい、えーと、30代のピアノ・キーボード演奏家の方からご質問をいただいております。こんにちは。いつも番組楽しく聴かせていただいております。僕は39歳で上京して8年、ピアノを弾く仕事をしています。歌の伴奏やジャズを中心に、さまざまなジャンルのバンドでの演奏、自分のリーダーグループのライブ、それから少しの個人レッスンをやって暮らしています。主にアドリブで臨機応変に演奏するのが得意です。譜面は現場で必要なものを最低限読み書きする程度です。作曲と、アレンジと、自宅で音源を制作することもできます。最近、妻が会社を退職することもあり、収入を増やす必要が出てきています。レギュラーの仕事は給金は低め、スポット的なライブと不定期仕事のほうが単価は高く、また、経験値も多いという状態です。ある程度レギュラーを増やして別のレギュラー仕事も入ったのですが、それでも見通しは厳しく、いちばんの目標である自分の音楽を売り出す活動に割く原資もありません。交流したり学んだりする余裕ももっと欲しいです。長いスパンで家族のことを考えますと、音楽にこだわらず仕事をしたほうがよいのかもしれませんし、正直、どうしていったらいいのか行き詰まっています。何かヒントがありましたらご教授お願いいたします。自分の音楽の内容については静かに自信はありますが、コンテンツはつくれていません。ということです。
おー!
おぉ、すごいですね。
うん。
うん、すごい!ちゃんとしてる。
ピアノとキーボードは別なんですよね。
そうですね。演奏方法が違うと思います。
じゃあ、ピアノの演奏家であり、キーボードの演奏家でもあるってことですか。
そうですね。そして作曲などもできるし、譜面も読み書きできると。
ピアノを演奏できるから作曲できるとは限らないんですか?じゃあ。
そうですね。
へぇ~。
アレンジもできたりとか音源を制作することもできるということなんで、音楽の知識は結構しっかりある方だと思います。わかんないけど。
すごいじゃないですか。で、レギュラーの仕事は給料が低いと。レギュラーの仕事ってどれなんですかね。
レギュラーの仕事は……どれなんですかねえ。
スポット的なライブの不定期の仕事は単価が高い。ライブ以外でレギュラーっていうことは、個人レッスンとかがレギュラーってことかな。
きっとそれはレギュラーっぽいですよね。
で、「音楽だけじゃ食べていけないかもしれない」っていうことですかね。奥さんが退職して。
うん。
うん。
うん。
……はい、どうしましょう。
奥さんが退職することは、いまだけってことですもんね、退職。
わかんないね、それは。
どうなんですか。わかんないですよ。
そうか。
お子さんが生まれたとかね。わかんないけど。ご病気とかね、わかんないし。
そうか。どうしたらいいですかね、逆に。
どこが逆?(笑)
「逆に」って、まだ何も言ってないじゃないですか(笑)
たしかに(笑)私の頭の中で……
逆だった?(笑)
うん、逆だったな(笑)いや、ホント、結構悩んでる人多いんですよ、これ、実は。こういうことで。
こんなにスキルがあっても?
亜佑美ちゃんのまわりには多いってことだ。
いや、もう多いと思います。
「音楽はいろいろできるけど、どうやってお金にしていいか」みたいな?
そうっす。いろんなバンドにも参加してるし、スキルもめっちゃ高いし、音楽の知識もめちゃくちゃあるし、新作の音楽にもすごく頭が働くというか、音楽の分析がすごい上手な子とかでも、やっぱり普通の仕事もしてますし。お昼の仕事をして、夜はライブ行ったりとか練習したりとかっていうことはしてるんですけど。やっぱ、音楽だけじゃ食べていけないのがいまの状況で、っていう。で、結構こういう音楽で暮らしてる人はむしろすごいというか、この人すごい。
ああ、そうかそうか、音楽だけだもんね。
大したもんだと。
そうです。逆にすごくて。
あんまりいない?
はい。
逆に?
逆に(笑)
出た(笑)いまの逆なのかな(笑)
だから「どうしたらいいですか?」っていう。
僕は正直言ってですね、これだけスキルあったら食うに困らないと思いますけどね。たとえば、何て言うんでしょう、野球で言えばメジャーリーグとかプロ野球とか、映画で言えば有名な俳優さんとかっていう、頂点の、ほんの一部の人がめっちゃ稼げる世界っていうことじゃないですか。それ以外の人は、それを利用しながら、またちょっと違うことをすりゃいいんじゃないの?って思うんですけど、ぜんぜん違うことをしてる人が多いですよね。音楽やりたくてコンビニのバイトしてるとか。僕もそういう人と一緒に仕事したことあるんですよ。企業の面白い動画をつくって、それに音楽つけてもらったりとか。僕はどちらかというと、「プロとしてこだわってるんで、そういう音楽つくりたくない」みたいなのがあって失礼なのかなと思ってたんですね。そしたら、話聞いてみたら「コンビニのバイトとかをするよりは、音楽で食えたほうがいい」って言うんで、じゃあWin-Winだなと思って。そんな仕事っていくらでもあるんですよね。だから、たぶん、この方も、まわりに音楽にあまりにも寄ってる人と付き合いすぎるんじゃないかと思いますね。だから、音楽とちょっと離れている人と組んで音楽を商品にするっていうことをやれば、いくらでもあると思いますけどね。なんだったら僕に会いに来てほしいですけどね。
きた!
そうですよね。安田さん、曲つくったりしてるし。
ぜんぜん商品つくれますよ、こんなの。いくらでもつくれるって感じですけど。
じゃあ、相談ツアーに来ていただいて。
相談ツアー、ぜひ来てほしいですね、はい。だって、こんだけスキルがあれば。先生はやれるし、作曲はできるし、みたいな。
うん。
うん。アドリブできるし。
そうそう。
ね。ちなみに、栃尾さんはどうなんですか?
あ~、ちょっと、私、気になったのはですね、「自分の音楽を売り出す活動に割く原資もありません」って書いてあって。
原資?
そうそう。原資がいらない発信みたいなのをできるんじゃないかなって思ったんですけどね。
なるほどね。
音楽をつくって、ちょっと聴いてもらうみたいな、ネット配信みたいな。わかんないですけど、YouTubeとか、ツイッターとかでもいいですし、インスタじゃなくて……ティクトク??
ああ、Tik Tok。
Tik Tokとか、そういうのでもっと知ってもらうっていうのが、強みを生かしてできたらいいんじゃないかなって思ったんですけどね。原資がなかったらできないのかな?っていうのは、ちょっと疑問に思いました。
なるほど。「いろいろ発信する場はあるよ」と。
そうですね。そういうところでオリジナルの音楽を、安田さんみたいに「企業の動画にオリジナルの音楽をつけたい」みたいなふうに探す人もいるんじゃないかなって思うんですけどね。
たぶんね、放っておいたら企業から依頼は来ないんで、こっちから商品つくって仕掛けたほうがいいと思うんですよね。
なるほど。
「こんなこと実は音楽使ったらできますよ」っていうようなこととか、あとは音楽単体じゃなくて、他に、たぶんそのまわりにも得意なものとかあると思うんで。むかし、もう亡くなっちゃいましたけど、大阪の、やしきたかじんさんっていう人がいて……
はい。
おぉ、知ってる。
たしかガンダムの歌うたってたと思うんですけど。歌手なんですけど、すごいしゃべるのが上手で、トークが。
へぇ~。
そっちのイメージですよね。
そっちのイメージのほうが強いですけど、そうすると、トークが面白いから人が集まって、結果そこで歌も聴いてくれるじゃないですか。たとえば、こういうポッドキャストとかやりながら、ちょっと面白い話しながら1曲入れると、曲だけ流すより聴いてくれるかもしれないですよね。
はいはい。
たしかに~。
だから、いろいろやり方はあると思うんですけどね。
バイオリン奏者の高嶋さんとかはそうですよね。
そうなんですか。
しゃべりが面白くてテレビとかに出て、コンサートにみんな来るみたいな。
そうなんだ、へぇ~。
べつにしゃべりじゃなくても何でもいいんですけど、中心からちょっとずらしてみるっていうのが大事かなあと思いますけどね。何かとくっつけてみるっていう。
なるほどね。
ということで、おまとめを。
まとめというかエッセンスを抽出すると、音楽関係じゃない遠い人たちと知り合うきっかけがあるといいんじゃないかなということと、あとは自分で商品をつくって仕掛けていく、まあ、営業するみたいなことなんですかね。
そうですね、はい。
あとは安田さんの相談ツアーに来ていただければ、いろいろ、じゃんじゃん仕事が来るんじゃないでしょうか。
夜に来ていただくとお酒をおごってもらうことになりますが、昼間だったら無料に相談にのります。
すごいですよね。
うん、すごい。
なので、もしよかったら来てください。
はい。
素晴らしい。
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2019年7月17日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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