【最終回】第121回 アロハ美容師・岩上巧が見据える未来

この対談について

「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。

【最終回】第121回 アロハ美容師・岩上巧が見据える未来

安田

岩上さんが2014年に発明した『ハウオリ』。2021年には特許も取得されていますが、改めて振り返ってみて、「ハウオリを発明して一番嬉しいこと」ってなんですか?


岩上

一番嬉しいこと…うーん、なんだろうなぁ。やっぱり「ハウオリをお願いします」って予約を入れてくださるお客様がいることでしょうかね。

安田

それは嬉しいですよね。なんといっても、今までに世の中に存在していなかったメニューなわけですから。


岩上

そうなんですよ。そもそも美容師が勉強するのって、大まかに言って、シャンプー・カット・カラー・パーマ・縮毛矯正・ヘアセットの6つのメニューなんですね。

安田

へぇ〜。トリートメントは勉強しないんですか?


岩上

トリートメントは、どちらかというとメーカーさん側が勉強会を開いてくれることが多くて、美容室側が力を入れて勉強するっていうことはあまりないんですよ。というのも、大半の美容師が「美容室はデザインを売るところ」という意識が強いし、お客様側の需要としてもカットやカラー、縮毛矯正の方が圧倒的に多いので。

安田

なるほどなるほど。ということは、美容室の収益構造もカット・カラー・縮毛矯正が高いわけですか?


岩上

仰るとおりです。だから余計に、トリートメントといった「髪のケア」に対して弱気になってしまう美容師さんが多いんだろうと思います。

安田

ふむふむ。ちなみにトリートメントってお客さんの需要全体のうち、どれくらいを占めているんでしょうか。


岩上

だいたい5〜10%程度だと思います。

安田

あ、そんなに少ないんですね。じゃあハウオリは?


岩上

ウチのお店では、9割の方がハウオリをされています。

安田

9割も! やっぱり多いですねぇ。


岩上

はい。中には「今日は時間がないからハウオリだけやっていくわ」なんていう人もいるくらい(笑)。それだけその方の暮らしの中に「ハウオリをすること」が当たり前のように溶け込んでいるんだなぁと思えることが、僕にとっては一番嬉しいことかもしれないです。ハウオリを開発してよかったな、って。

安田

いやぁ〜本当に素晴らしい発明ですよね。ハウオリのおかげでお客さんとのコミュニケーションもより密に取れるようになったんじゃないですか?


岩上

それはもう間違いないですね。そもそも美容師って、相手(お客様)をキレイにしたいというよりも、もともと自分の髪にコンプレックスがあったとか、オシャレな髪型を作るのが好きとか、そういうことが原点にあって美容師という仕事をしている人が多い気がしているんです。

安田

ほう、そうなんですね。


岩上

はい。だから「お客様の髪の悩みを解消してあげること=お客様にとっての喜び」だということに、なかなか気付けていない。でも実際にサロンで仕事をしていると、お客様の悩みを聞いてそれを解消する仕事がすごく多いんですよ。

安田

なるほど。お客さんが長年抱えてきた髪質の悩みを聞いて、ハウオリを提案し、その結果、髪質が劇的に変わってお客さんは大満足になる。それがまたさらに美容師さんとお客さんの信頼関係をより深くさせると言えるのかもしれませんね。


岩上

本当にそのとおりだと思います。特に40代・50代になって髪の衰えを感じている方にとっては、ハウオリは救世主になれますから。

安田

日本はこれからどんどん高齢化社会になっていきます。ということはそれだけ「ハウオリ」という新しいサービスを求めている人が、日本全国にはまだまだたくさん存在しているっていうことですね!


岩上

そうですよね。僕としては「年齢とともに変化するオシャレの価値観」みたいなものを、ハウオリで髪そのもののケアをしながら、新しいデザインの提案をしていきたいなと思っています。

安田

ヴィダル・サスーンさんが「カット技術」で美容業界に革命を起こしたのと同じように、岩上さんが発明した「ハウオリ」が世界で広まっていけば、岩上さんはヴィダル・サスーンを超えたと言われるかもしれない。それだけ大きな功績になると思いますよ!


岩上

ありがとうございます。そこまで言っていただけるなんて、嬉しいなぁ。でも本当に、ハウオリがあることで美容師さんの働き方も所得も大きく変わってくるはずなんです。

安田

いつか「岩上巧は、美容師の生活を変えた」とも言われるかもしれないですね。やっぱりハウオリは薬剤を全く使わないっていうところが画期的だと思うんです。水だけで髪が健康になるなんて、完璧な商品ですよ。


岩上

そうなんです。繰り返し施術しても、髪に全くダメージがない。それでいてお客様は「良くなっている実感」をひしひしと感じられるわけです。お化粧でいうところの「毎日のスキンケア」みたいなものですね。

安田

なるほど。髪のスキンケア、というわけですね。


岩上

そうそう。そうやって効果を実感してくださった方が増えていけば、新規集客にも困らず、常連の定着率も上がるはずなんですよ。そうすると美容師さんの仕事時間も短くなるし、なにより美容室そのものが「コミュニティ」としての役割を果たせるようになる。

安田

いや〜、ハウオリってやっぱり素晴らしい商品ですよ。これだけ良いものを知らない人がまだまだいるのって、本当にもったいない。日本中、世界中の人たちが、少しでも早くハウオリの恩恵を受けられるようになるといいですね!


岩上

そうですね。ハウオリという全く新しい商品をより多くの方に知っていただけるように、僕も頑張っていきたいと思います!

安田

さて、2年以上にわたって続いたこちらの対談も本日が最終回となります。毎回、興味深いお話をありがとうございました。ぜひこれからも「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、美容業界にたくさんの新しい革命を起こしてください!


岩上

ありがとうございます! またぜひ安田さんとも何かコラボレーションできればと思います!


対談している二人

岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表

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美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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