第93回 「B-SCORE(ビースコア)」の代理店販売について

この対談について

「オモシロイを追求するブランディング会社」トゥモローゲート株式会社代表の西崎康平と、株式会社ワイキューブの代表として一世を風靡し、現在は株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表および境目研究家として活動する安田佳生の連載対談。個性派の2人が「めちゃくちゃに見える戦略の裏側」を語ります。

第93回 「B-SCORE(ビースコア)」の代理店販売について

安田

トゥモローゲートさんのサービスB-SCOREですが、代理店販売もされているそうですね。なぜ代理店販売なのか、B-SCORE以外の商品も代理店販売しているのか、あたりの話をお聞きしたいなと。


西崎

ありがとうございます。まず代理店販売しているのはB-SCOREだけです。なぜ今回その手法を取ったかと言うと、端的にスピード感を持って拡販していきたいからで。自社の営業は15人くらいしかいないので、自分たちだけだと年間で対応できるのが200~300社ぐらいなんですよ。

安田

なるほどなるほど。だから他の企業さんにそこを手伝ってもらうと。


西崎

そういうことです。2025年4月の正式リリースから現在利用企業数は約200社に利用いただいてます。今期、3月末までに300社~400社の成約を目指して動いています。まだまだこれから、という感じではありますけど。

安田

ちなみにどういう会社さんと代理店契約を結んでるんですか?


西崎

人材系の会社さんやコンサル会社さんが多いですね。「自社のサービスと組み合わせて提案したい」というパターンが結構ありまして。自社のツールの一つとして「B-SCORE」を活用したいっていうニーズです。

安田

ああ、なるほどなるほど。B-SCORE単体で営業するわけじゃなくて、パッケージとして売るわけですね。すごくいいと思います。ちなみに今は代理店は何社ぐらいあるんですか?


西崎

現状、決まっているのは3社で、検討中の企業が10社ですね。

安田

なるほど。どのくらいまで増やす予定ですか?


西崎

数は決めていなくて、手を挙げてくれるところは基本的にウェルカムですが、その会社さんにB-SCOREを導入いただくことを条件にはしています。

安田

「他社に案内する前にまず自分たちで体験してみてね」ってことですね。ちなみに代理店がB-SCOREを売った場合のマージンはどうなっているんですか?もしお答えできればですけど。


西崎

販売価格に対して既定のマージンをシェアする形です。B-SCOREの販売平均単価が年間で50万円の想定で、3年間の継続で約150万円になります。代理店さんには約40万円~50万円が入るイメージです。

安田

大変詳しくありがとうございます(笑)。もし3年以上継続された場合は、代理店にも報酬が入り続けるんですか?


西崎

はい、B-SCOREはサブスク型の商品なので、継続する限り収益が入り続けます。

安田

素晴らしいですね。こうなってくると代理店になりたい会社さんがいっぱい出てきそうですけど、現状代理店募集はどのように告知しているんです?


西崎

基本的にはXでの告知ですね。あと公式LINE5,000人ほど登録いただいているので、そちらに案内を流し、セミナーを開催したりして。

安田

既に代理店を通じての販売も始まっているんですか?


西崎

今はまだレクチャー段階というところで。本格的な稼働はこれからになります。

安田

いや〜楽しみですね。その結果次第では、今後B-SCORE以外の商品を代理店販売する可能性もあります?


西崎

う~ん、どうでしょう。現時点ではB-SCOREだけかなぁ。ブランディング事業に「パートナープログラム」っていう紹介システムはあるんですけど、これはいわゆる代理店販売ではなく、商談もアポも僕らが対応して、紹介料をお支払いするっていうものなので。

安田

なるほどなるほど。ちなみにB-SCOREの代理店になったらどこまでを担当するんですか? 案内して売るところまで?


西崎

いえ、納品業務もやっていただきますし、導入後のフィードバックについても直接お客様に伝えていただきます。そういう意味でも代理店さんへのレクチャーにはしっかり力を入れていて。

安田

なるほど、すごくいい売り方ですね。これを読んで「ウチも代理店になりたい!」と思った会社さんは、ぜひお問い合わせしてみてください!

 

 


対談している二人

西崎康平(にしざき こうへい)
トゥモローゲート株式会社
代表取締役 最高経営責任者

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1982年4月2日生まれ 福岡県出身。2005年 新卒で人材コンサルティング会社に入社し関西圏約500社の採用戦略を携わる。入社2年目25歳で大阪支社長、入社3年目26歳で執行役員に就任。その後2010年にトゥモローゲート株式会社を設立。企業理念を再設計しビジョンに向かう組織づくりをコンサルティングとデザインで提案する企業ブランディングにより、外見だけではなく中身からオモシロイ会社づくりを支援。2024年現在、X(Twitter)フォロワー数11万人・YouTubeチャンネル登録者数20万人とSNSでの発信も積極的に展開している。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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