人間交換日記 80通目「本当はみんな同じ仕事をしている」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


80通目/大野からの返信
「本当はみんな同じ仕事をしている」

仰る意味はわかるような。宇宙は常に、誠実な在り方をサポートしてくれる。
また、どんな仕事も愛を基調とする限り聖職になる。ミュージシャン、アイドル、お笑い芸人、ユーチューバー、大統領、大工の棟梁、タクシードライバー…。それがどんな職業だとしても、全てを超越して、本当はみんな同じ仕事をしている。つまり、生活(生命活動)に奉仕するというお仕事。自分のキャリアを聖職と考えてみる。仕事を愛の表現する場と捉えてみる。上手くいっていないとすると、エゴを基調としているのかもしれない。そして、それらは目覚まし時計。まるで目を覚まして、訪れる朝をいつも祝福し、彼、彼女の人生を祝福する存在になれと云わんばかりの。

前回79通目/安田「愛とは流れである(かも)」

大野さんへ

う〜ん。難しい。難しすぎる。そもそも「まがいものの愛」と「まがいものでない愛」はどこが違うのでしょう?どうやって見分けたらいいのでしょう?私は「愛とは河の流れのようなもの」だと思ってます。大きな、大きな、流れ。水が必ず川上から川下に流れるように、愛にも流れがあるのです。で、その流れに逆らうと、うまく進めなくなる。流れに従うと、どんどん生きやすく、ハッピーになっていく。いいとか悪いとかではなく、そういうものなのかなあと。しょせん人間ごときには、河の意味を理解することなどできないのかもしれません。ただただ愛という大きな流れ(宇宙の意思)に従うべし。みたいな。ああ、さらにややこしくしてしまった。

ー安田佳生より

 

前々回78通目/大野「今という奇跡について」

安田さんへ

中身の意味。特に愛は、それは誰かから教わるという範疇を超越しているのではないでしょうか。思い出す、取り戻す、あるいは逆に、背負ってきてしまった重い荷物をおろして行くというか。つまり、今という奇跡がなぜ自分に与えられているのか?この問いに尽きます。東洋哲学には不二という概念があります。つまり二つにあらず。その観点からすれば、心身は不二です。ところが依正不二という言葉もあって、環境と心もまた別々ではないと云う。ここからが僕の独断と偏見の答えになりますが、総ては心の投影且つ、レッスンなのではないかと。そして、一つ誤解を恐れずに断言するならば、愛がまがいものでなければ、僕らは成長するという事です。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

感想・著者への質問はこちらから