【GlobalPicks/vol.058】2019年のマーケティングを決定づける11のトレンド

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



先週まではアフリカのスタートアップをPickしていました。

今週から(3回くらいですかね)、 2019年のマーケティングトレンドについてのForbes(← 毎度お馴染みの)記事を紹介します。

2019年のマーケティングを決定づける11のトレンド

<記事タイトル>
11 Trends That Will Shape Marketing In 2019
2019年のマーケティングを決定づける11のトレンド
[https://www.forbes.com/sites/forbesagencycouncil/2019/01/15/11-trends-that-will-shape-marketing-in-2019/#3f5bfd3836a6]

もう2019年も1/4以上経過しましたね。
そして、すぐそこに来ている「令和」の時代ですが、これは英語ではReiwa Eraと表記します。ERAは「時代」という意味ですから、日本はReiwaというNew Era(新しい時代)に入ります、ということです。

ところで、New Eraという「キャップで有名なブランド」がありますよね。アメリカのブランドですけども日本オフィスもありまして、仕事の関係で何度かお邪魔したことがあります。せっかく日本がNew Era(新時代)に突入するわけですから、「Reiwa」とのコラボ商品を期待してしまいますw

話は逸れましたが、ちょっとタイミングを逸した感もありますが、まだまだ間に合う2019年マーケティングトレンド、をやっていきます。

11のトレンドリストは下記の通りです。

1. A Bigger Role For AI In Personalization And Automation
2. Smart Speaker Advertising Opportunities
3. Growth In Content Marketing
4. A Turn To The Human Side Of Marketing
5. Integrated Online, Social And Mobile Marketing
6. The Growth Of Micro-Influencers
7. Audiences Made Part Of Brand Stories
8. Thought Leadership
9. Transparency As Key To Winning Customers
10. Quality Trumping Quantity In Marketing
11. Customers Empowered As Brand Ambassadors

1つ目から見ていきます。

1. A Bigger Role For AI In Personalization And Automation

—原文
Personalization(個別化=カスタマイズ) とAutomation(自動化) 分野でAIの役割がより大きくなる

Personalization(個別化=カスタマイズ) とAutomation(自動化) 分野でAIの役割がより大きくなる

はい、全くもって「そんなことは分かってるよ」系の話なのです(笑)

Forbesの記者ですら「AIがマーケティングでもっと重要になってきます!」という「初歩的」なネタを「胸をはって世間に語りかけている」ということこそが一番重要なポイントだと思うんです(笑)

この程度のことでOKなんですね。

ちなみに1つだけ「いつか役に立つかもしれない英単語」を。

AIってなんの英略か?を念の為リマインドします。
Artificial Intelligenceですね。人工知能。
なお、SF映画の「E.T.」は、Extra(地球外) Terrestrial(生命体)の略です。

さらに、ややこしいですが、「E.T.」のスピルバーグ監督は「A.I.」という映画も作ってますね。この「A.I.」はまさにArtificial Intelligenceのことです。

ということで、Artificial Intelligence=人工知能、ということは覚えていただくといいかと思います。

そして、ついでのついでに、IQは「Intelligence Quotient」の略で、ご存知「知能指数」のことです。

引き続き、来週以降、内容を詳しく見ていきます。


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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