この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第38回 スーパーの「安売り合戦」の弊害
第38回 スーパーの「安売り合戦」の弊害

前回、冷凍食品が美味しいというお話が出ましたけど、それにしても美味しすぎやしないかと思うわけです(笑)。私たちの年代のイメージだと、冷凍食品って「安いけど美味しくないもの」だったじゃないですか。

確かに(笑)。でも最近は本当に美味しくなってますよね。野菜なんかも、下手したら冷凍の方が生で買ってくるより美味しく感じたりしますし(笑)。そういえば先日、冷凍のお寿司を食べたんですが、それも品質がかなり良かったです。

ぜひぜひ(笑)。でも先ほど安田さんも言われていた通り、冷凍食品に悪いイメージを持っている人って意外と多いですよね。個人的にはそれ、世代と言うよりスーパーの「安売り合戦」が元凶なんじゃないかと思っているんです。

ええ。よほど必要に迫られている人じゃない限り、わざわざ定価では買わない。もはや特売日の値段が「定価」のようなものになってしまうわけですよ。するとメーカーとしては、特売価格で売っても利益がでるように作らなくてはいけなくなるんです。

なるほどなぁ。でもちょっと嫌な予感がしますね。前回のカップ麺のお話の時にもありましたが、手軽で低コストで「きれいな見た目」や「本物に負けず劣らずの美味しさ」を再現するには、大量の添加物が必要だって話だった気が…

まさにそうなんです。実は私の健康の師匠は、以前は冷凍食品メーカーに勤務されていたんです。でも、あまりにも大量の添加物入りの冷凍食品ばかりの現実に直面し、「こんなものを世に出していいのか…」と退職され、それで健康の世界に入ったんだと言っていました。

へぇ。今のお話を聞いて、私も思い出したことがあります。大手の食肉メーカーでソーセージを作っている方が、「ソーセージを作っているところを見たら、もう二度とソーセージは食べられないよ」って仰っていて。

そういうことです(笑)。もう1つ「不自然な食品」の例を挙げるとしたら、やはりコンビニ弁当です。朝早くから夕方頃までずっとお店に置かれていますけど、白いご飯は固くもないし茶色くなることもないですよね?
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。