“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第169回 「安いから買う」はもう通用しない

最近アウトレットモールに行く機会が続いているんです。軽井沢、那須、千葉と回ったんですが、どこもなんだか寂れていて。もっと人がたくさんいて盛り上がっているイメージだったんですけど、以前お聞きした「セール品が売れなくなっている」という話ともつながるのかなと。

そうですね。そもそもすぐに売れるものじゃないからディスカウントしているわけで。昔は「安いから」という理由で買っていた人が多かったんでしょうけど、今は「妥協したくない」という気持ちの方がずっと強い。

ははぁ、買い物ではなく研究のために行っていると。さすが繁盛店研究家ですね(笑)。軽井沢のように、もはや自然よりアウトレットが売りみたいになっているところもあるじゃないですか。

そうなんですよ。でもよく見たらお店はそんなに混んでいないし、荷物をたくさん持っている人も見かけない。今の消費者が求めているものとは、ずれてきているんでしょうね。ちなみに、万代さんも以前はセールをやっていたんですよね。

逆にユニクロは地方の小さい店をどんどん閉めて、都心部に大型の旗艦店だけを増やしていますよね。欲しいと思ってもらうための体験は旗艦店で提供して、実際に買ってもらうのはネットでいいと。結果的に店舗数は減っても売上は伸びているらしいんです。

以前のお話では、「セールは麻薬みたいなものだ」というようなことも仰っていましたよね。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

















