第182回 中辻麗が社内恋愛を絶対しない理由

この対談について

「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。

第182回 中辻麗が社内恋愛を絶対しない理由

安田

以前「社内恋愛は禁止できるのか?」という対談をしましたけど、また職場恋愛について中辻さんにいろいろお聞きしたくて。


中辻

職場恋愛ネタ、お好きですね(笑)。

安田

だってね、あの対談で中辻さんは「職場では絶対に恋愛感情なんて湧かない」って仰っていたじゃないですか。でも私の知る限り、これまでの職場って恋愛感情が入り乱れまくっていたので(笑)。だから、むしろ職場恋愛って自然なことなんじゃないのかなと思いまして。


中辻

あ〜確かにそうですよね。ウチの母も職場恋愛だったらしいですし、特に昔は多かったんじゃないでしょうか。

安田

そうなんですよ。なんなら結婚相手を見つけるために働く、というところもありましたからね。だからこそ中辻さんの「恋愛感情なんて絶対湧かない」という発言も、実は無理やり根性で抑え込んでいたんじゃないかな、と(笑)。


中辻

あはは(笑)。いやいや、もう本当に、仕事の場では恋愛感情なんて全く湧かないです(笑)。

安田

…それは、たまたまこれまでの職場に好みの人がいなかっただけじゃなくて?


中辻

えー…いやぁどうやろなぁ…。というかそもそも、私ってプライベートと仕事とで人格が180度違うんです。仕事モードに入ると、話し方とか性格的なこととかもガラッと変わるといいますか。

安田

人格を切り分けている感じなんですか?


中辻

そうそう。きっと傍から見たら「二重人格かな?」って思われるくらい、全然違います。「仕事モードの仮面をつける」みたいな感じといいますか。

安田

へぇ、そうなんですか。それは経営者になる前から?


中辻

ええ。だからこそ仕事モードの時は相手に恋愛的な感情は一切湧かないんですよ。もちろん「この人めっちゃ仕事できるな」というようなある種の憧れみたいな気持ちを抱くことはありますけど、だからと言って「この人と2人っきりでご飯食べに行きたいな」なんて全然思わない(笑)。

安田

じゃあ職場での人間づきあいは、異性だろうと同性だろうと全く同じだったと。


中辻

そうですね、基本的には。

安田

なんだか含みのある言い方ですが…(笑)。


中辻

笑。実は私、今でこそ女性ばっかりの会社組織にしていますけど、昔は女の人が苦手だったんですよ。私が若いうちから働いていたというのもあるのかもしれないんですが、同僚とか年上のお姉様から意地悪されたりネチネチ言われたり…。だからそういうのがない男性の同僚や先輩との方が働きやすかったですね。

安田

なるほどなるほど。でも「仕事ができる先輩」と「仕事を教えてもらう後輩」って、一番恋愛に陥りやすいパターンじゃないですか。そういう時でも、中辻さんは相手を尊敬こそすれど、恋愛感情には全く結びつかなかった?


中辻

はい。「逆にどうやってその次のステップに進むの?」って不思議でしょうがないです(笑)。とはいえ、過去には先輩とか上司からちょっとアプローチされたこともありましたけど、私としてはそういうのは面倒くさいから「全然乗り気じゃないです〜」っていうオーラを出しまくって避けていました(笑)。

安田

仕事モード全開にして、アプローチを寄せ付けなかったと(笑)。


中辻

そうですそうです(笑)。ちなみに安田さんは職場恋愛のご経験はあるんですか?

安田

ありますよ。1回目の結婚が職場恋愛でした。というか周りもほとんど職場恋愛からの職場結婚でしたね。ただ人を雇う立場になると、職場恋愛って本当に大変でメリットがないですよね。


中辻

仰るとおりだと思います。ウチの会社ではないですけど、過去には恋愛絡みの修羅場も数々目撃してきましたし…。本当にろくなことはないと痛感しています(笑)。

安田

じゃあ社内恋愛禁止の会社には、賛成?


中辻

個人的には賛成。でも禁止したところで絶対にゼロにはならないとは思いますけど(笑)。

安田

確かに(笑)。中辻さんが「職場恋愛なんてしない」と仰っていたのが、実は鋼の心で感情を抑えていたわけじゃないということがわかってスッキリしました(笑)。

 


対談している二人

中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役

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1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。

安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 

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