【大手の作法/009】 本日のお作法:優秀さの出し方を知るべし

Bくんの様子はというと??

ニコニコ笑顔で社長の話に大きく頷きながらも、空いたグラスに酒を注いだり、食べ終わったお皿をまとめたりもしています。
Aさんの話にも「他にはどんなご経験されたのですか?教えてください!」などとさらに話を引き出しては二人を気持ち良くさせています。

しかし、まだまだ若いBくん。ふとスマホを取り出してポチポチやろうとするのです。
話をしている先輩二人は嫌がるのでは、、、

と思いきや。
「勉強のためにメモして良いですか?」とのこと!
すっかりBくんの振る舞いに気持ちを寄せられてしまいました。

些細なことではありますが、
スマホをちょっとイジるにも一言の声掛けはとても大事。

わずか2時間程度の宴席ではありましたが、そこでの様子を見るかぎり、
大手さんへの営業にはAさんよりもBくんの方が素質はあるなと感じました。

大手の方々は勉強熱心で真面目な方がとても多いです。
そのような方々に対しては“相手が聞きたいこと(本当に必要な情報)は提供”し、
他の場面では“相手が習得している知識や情報、経験を聴く側にまわってしまう”ようなコミュニケーションをはかっていくと、とても良好な関係性を構築できると感じます。

加えて大手企業には自らを優秀だと思っている方も比較的多く、そのような方にこちら側の優秀さをひけらかしても、良い結果には近づきにくいです。

Bくんのように“仕事を進めやすくするための下準備”に時間をかける方が得策だと思うのです。


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

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