第100回「ネットの履歴書の未来」

  • ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第100回『ネットの履歴書の未来』

 

安田

ついに記念すべき100回目。そして、これが最後の対談となります。

三澤

はい。よろしくお願いします。

安田

2年間ありがとうございました。

三澤

もうそんなに経つんですね。ありがとうございます。

安田

最後はやはり「ネットの履歴書」について聞きたいです。2年の間にかなり進歩したと思うんですけど。

三澤

はい。まず調査人数が2万人を突破しました。

安田

始めた頃は何人ぐらいだったんですか?

三澤

始めたときは3,000人ぐらいでした。

安田

それが今では2万人になったと。今後の予測はどうですか?次の2年で10万人とか20万人になる可能性もあるわけですよね。

三澤

あると思います。それぐらいの勢いで増えてますから。

安田

競合は出てきましたか?

三澤

サービスを丸パクリする業者が出てきました。

安田

なるほど(笑)

三澤

ほぼ同じようなうたい文句で「ウチもできますよ」っていう。金額も我々よりちょっと安い。

安田

ありがちですね。競合対策などは考えてるんですか。

三澤

とくに対策は考えてません。技術に差があることは明白なので。ただ、あらためてネーミングの大事さを痛感しています。

安田

それは嬉しいですね。一緒につくらせていただいたネーミングなので。

三澤

オセロでいう「四隅を押さえたい」という要望でつくって頂いたネーミング。まさに王道という感じで。

安田

このネーミングは業界初の商品をリリースする場合の基本です。競合が出てきても必ず自社の売上が伸びる仕掛けで。

三澤

それを実感してます。あとから出てくるネーミングがウチのパクリっぽく見える。

安田

サービスが広がった時には「ネット歴」「ネ歴」「ネットの履歴書」と検索しますので。そのど真ん中をネーミングで押さえています。

三澤

はい。見事にそうなってます。

安田

クライアントに関してはどういう傾向ですか?最初は塾業界がメインでしたよね。

三澤

そうですね。塾は危ない人が先生として応募してくる可能性が高いので。

安田

何かあった時に致命的ですよね。

三澤

はい。倒産にまで追い込まれる可能性があります。

安田

それ以外の業界も増えてるんですか?

三澤

そうですね。大企業のクライアントがすごく増えてます。

安田

へえ。大企業ですか。

三澤

当初は中小企業が増えると思ってました。ひとり採用することのリスクが大きいので。でもふたを開けてみたら大手ばっかりで。

安田

ブランドを毀損する危機感が、やっぱり大手のほうが大きいんでしょうね。

三澤

そうですね。扱う情報も機密性の高いものだったりするし。何かあった時の損害も桁違いですから。

安田

大手は新規採用と既存社員の調査と、どっちに使うことが多いんですか?

三澤

採用に使うことが断トツに多いです。

安田

へぇ~。

三澤

「必ずネットの履歴書を確認する」というルールになってます。

安田

採用で「ネットの履歴書」を使うのは常識になっていくでしょうね。

三澤

大手は間違いなくそうなると思います。

安田

トラブルを起こすような「変な人をとりたくない」ってことですよね。

三澤

大手って「労働トラブル」で負けやすいんですよ。

安田

労働トラブルで?

三澤

変な人が少しぐらいいても「目をつむってあげてよ」って言われちゃう。

安田

へえ。

三澤

なので「変な人が入って迷惑した」という経験があれば、継続的に使ってくださる。

安田

なるほど。大手は少なからず過去に痛い目に遭ってるんですね。

三澤

「一度も困ったことがありません」という会社は、逆にお客さんになってもらいにくいです。

安田

大手の規模なら絶対に変な人も入ってそうですけど。

三澤

確率的には間違いなく入ってるはずです。まだ表に出てきていないだけで。

安田

私としては「学校の先生」の採用に、是非とも「ネットの履歴書」を使ってほしいです。

三澤

学校の先生は今のところないですね。

安田

絶対に必要だと思いますけど。

三澤

私立だったら可能性があると思います。公立は予算が出ないでしょうね。

安田

そういう所にこそ予算を使わないと。変な先生の犯罪がどんどん増えてますから。

三澤

おっしゃるとおり。我々としてもいちばんやりたいところではあるんです。

安田

そうですよね。

三澤

いつまでたっても、わいせつ系なんかもなくなりませんし。

安田

先生とか、お医者さんとか、警察官とか。「ここに変な人がいたら困る」っていう職業にはぜひ入れて欲しいです。

三澤

まだまだ力不足で知名度が低いです。

安田

「これをやって一気に知名度を上げたい」という作戦はあるんですか?

三澤

この間、地下鉄のつり革広告を申し込んでみました。

安田

おお!いいですね。つり革広告。

三澤

そしたら東京メトロ・西武・小田急はOKだったんですけど。都営線だけNGって言われて。

安田

なぜNGなんですか?

三澤

「電車のお客さんに対してマイナスになる人もいるので」って。モヤッとする理由でした。

安田

どういう意味ですか?マイナスになるって。

三澤

不快に思う人もいるので「広告として成立しない」ってことですね。

安田

それは本人の問題じゃないですか。

三澤

「それによって採用されない人が出てくる」「一部の人には不利益な情報になる」「だからよろしくない」という話で。都営線はだめでした。でも、それ以外はOKなので。

安田

木村花さんみたいな事件も増えてますし。何らかの抑止力が必要ですよ。

三澤

そうですね。何とかそこを広めていきたいです。

安田

何かきっかけがあれば、一気に導入企業が増えそうな気がします。

三澤

我々は技術者集団なので広める方は弱いですね。ただ最近は代理店になりたいという企業さんが増えてます。

安田

それってすごくいい傾向じゃないですか。

三澤

はい。我々だけでやれることには限界があるので。

安田

これからはどんどんパートナーを増やしていきたい?

三澤

はい。協力していただける人を増やしたいです。

安田

分かりました。「代理店になりたい」という人はどんどんお問合せください。一緒にネットの履歴書を広めましょう!

 

最終回「小さなブルーオーシャンスクール~ネットの履歴書」をご覧いただきありがとうございました。ネットの技術進化、情報拡散力は侮れません。私たちの暮らしをより楽しく、便利なものにしていることは読者の皆さんは身をもって感じていらっしゃるでしょう。一方で、匿名性を利用した中傷や嘘の情報が拡散されていることも事実です。発信者情報開示のための法律もまだまだ整備途中(2021年2月現在)。ネットの履歴書もどんどん普及を拡大させていきます。●代理店サービスにご興味お持ちの方は、是非お問合せください!

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