其の九十壱 記憶ってなに?

イノベーションカードが知らせる

本日の斬り口:大きくする小さくする
ーーーー

記憶について、
これを読んでいる
御仁は、
どんな定義を
お持ちだろうか。

拙者、竹やぶで
でんぐり返しを
していた
幼少の頃から、
記憶について
興味津々でござった。

記憶に対する
好奇心は

記憶喪失

という
言葉を知った日から
始まった。

世の中には

記憶を喪失する

人がいる。
ということを
何かで知り、

もし、明日
起きたとき
記憶を喪失していたら
わたしは何者なのか

という
考えが自分に
まとわりついた頃があった。

家族の誰も
自分の家族だと
わからなくなる。

偽の家族が
あなたの家族だと
言い張っても
それに気づけない。

などが
考えに浮かぶと
暗い気分になった。

記憶=わたし

であり、
記憶を失うとは

わたしを失う

ことではないか。
わたしが
わたしを失うなんて。。。
一体どうなっちゃうんだろー。

にっちもさっちもいかず、
ますます暗い気分に
なったものだった。

ーーーー
竹やぶを出て、
街に生息するようになったころ、
あるエピソードを知り
記憶について
ますます、好奇心が
揺さぶられた。

そのエピソードは
ヘレン・ケラー女史の
逸話だ。

ヘレン・ケラー女史は
耳も聞こえず、
目も見えず、
言葉を発することもできない。

三重苦の人

として知られている。
日本では

奇跡の人

というタイトルで
その半生が
舞台化されている。

ある日、彼女が
家を囲う塀を作っている
作業現場にやってきた。

塀はレンガを
積み上げて作っている。、
レンガとレンガを
繋ぎ合わせる
まだ、半乾きの
部分に触れると、

職人たちの
昼食休憩のときの
会話が聞こえてくる

と彼女が言う。
もちろん耳で
その場で聞こえている
わけではない。

昼休憩のときに
職人たちが
何を話していたかが
手に触れた部分から
伝わってくるというのでござる。

ーーーー
半乾きの
レンガの接着素材が
ヘレン・ケラー女史に
記憶を伝えた。

この逸話は
拙者のクルミ大の
脳みそを
興奮させた。

なぜなら、
そのころ
ちょうど、

水は記憶する

ってことについて
拙者のもとに
さまざまな
情報が到来して
いたからでござる。

記憶

を一個人にとどまる
小さなことに
捉えると、

脳内海馬が司る

機能として
自己を自己たらしめる
保管データとして
扱うことができる。

記憶

を大きく扱うと
もしかしたら、

宇宙誕生から
これまでのすべてのこと

が、地球を循環する水に
記憶されているのではないか。

と妄想することができる。

ーーーー
拙者たち生き物は
自分の命というデータを
その水に書き込んでいる。

と考えると、
その真偽は別として、
愉快になってくるのでござる。

拙者たちは、
壮大な記憶の中で生きる
個別の記憶であり、

その記憶は
脳みそだけじゃなくて、
拙者たちを構成する、
細胞たちも

各々持っていて、
その細胞たちを構成する
もっともっと小さな振動が
記憶そのもの
かもしれない。

ーーーー
ってことで
記憶とは、脳みそだけの担当機能ではない。

記憶とは

記憶とは自分と世界を繋ぐ振動のこと

でござる。

拙者、ほとんどのことを映像的に記憶しているでござるよ。

 

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パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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