安田佳生でーす。

へぇ～。

13時間？

いいなあ、うらやましい。

それいいじゃないですか、「20時間寝る方法」とか、商品化して売りゃいいじゃないですか。

いや、睡眠はほんと商売になるんですけど。

なかなかむずかしいんですよ、寝るの。

「睡眠コンサルタント」やればいいじゃないですか。話してるうちに眠りに誘ってあげるっていう。

先に寝ちゃいそうですよね（笑）

「キレる」っていうのは「切れ者」っていう意味じゃなくて、「キレやすいおじいちゃん」っていうことですね、たぶん。

そうでしょうね。

なるほど。むずかしいとこですね。

香水がすごい強い人っているじゃないですか。

僕も苦手なんですけど。

だけど一方で、もともと臭いおじさんもいるわけです、体臭とかね。

で、それを「臭い」って言われて香水をいっぱいつけるようになっちゃった人とかも僕は知っててですね。

そうすると、香水をつけてるのも臭いけど、香水なくしてもまた臭いかもしれない。むずかしい問題なんです。

ね。

どうしたらいいんですか？これは。ファブリーズ的なもので解決できないんですか？これは。

シュッシュと、はい。

僕の会社のオフィスが、女性の社員1人だけいるんですけど、あとはみんな僕と年が近い、つまり高齢者、おじさんばっかりなわけですよ。

やっぱり、自分たちでおじさんって気づかないけど、おじさん臭いんだろうなって思ってるんで。

だから換気したりとか、僕は香水じゃなくファブリーズの、できるだけ臭いがしない、香料の入ってないファブリーズを撒きまくって。昔ね、お坊さんに聞いたことがあるんですけど、えらいお坊さん。

誰なんだ？って話なんですけど（笑）

関西の経営者がこぞって話を聞きにいくっていう人が、月1回すごいためになる話してくれるんですけどね。

なんで自分の臭さがわかんないかっていうと、それは、鼻も自分の肉体の一部なんで、だからわかんないんだと。

わかります？

鼻自体が臭いわけですよ。

まあ、そういうことなんでしょうね（笑）

ああ、そのおじいちゃんの部屋の？

そんなぐらいでなんともならないでしょう。

それよりですね、体臭とかもあるんでしょうけど、香水をチョロッとつけるというときに、量がすごいむずかしいわけですよね。

自分でわかんないんで、本当は「つけてるか、つけてないか」ぐらいなもんでいいんだと思うんですけど、だけど、たくさんつける人っているじゃないですか、男性でも女性でも。

すごい向こうからその臭いがわかるっていうね。

特に同性の香水はすごい嫌なんです。

僕だけかもしれませんけど。女性で香水きつい人よりも、おっちゃんのほうが、「なんで俺がおじさんの臭いを嗅がなくちゃいけないんだ」っていう。

女性の臭いだったらまだいいですけど。

つまり、そのおじさんから流れてくる臭いっていうことがわかるわけじゃない？男物の香水なんでね。

で、これはですね、僕はですね、たぶん陰謀だと思うんです、香水会社の。

やっぱりね、香水会社は「これはこれ以上つけると臭い」ということを、ちゃんと言うべきなんですよ、クーリングオフと一緒でね、責任もって。

「人に嫌われます」と。たばこのパッケージにも書いてあるじゃないですか、「たくさん吸うと死にます」ってね。

だから、「1滴以上つけると非常に人に嫌がられます」っていうことを書いておくべきなんですよ。

だけど、香水はたくさん消費してくれたほうが儲かるんで、臭いとわかっていながらですね、あえて、これ、言わないようにして、香水販売員も「いい香りですね」とか、思ってもいないくせに売ってんじゃないかと。

私はこの陰謀論に1票入れたい。

（笑）

いや、ちがいましたね。

60代後半のキレやすいおじいちゃん教授……どうしましょうかね。

やっぱゲリラーズとしては、なんとかこれをやめさせる「猫にマタタビ」的なアイデアを出さねばならないんですけど。

消臭剤を自分で持つなんていう、こういう消極的なのはだめです。おじいちゃんがピタリと、もう本当に香水を意識して、「あ、いままで俺、つけすぎて悪かった」と。

はい。「つけすぎはよくない」と。

あの……同時にしゃべんのはやめてもらえますか。

その心は？

その洗ったあとに、また、たくさんつける？