
(笑)いや、なんか、突発的に人員不足になって、ラッキーパンチ的に役に立てることはあるんですけど、それ以上につながらなくて、なかなか、どうしたら人の役に立てるようなことになるのかなっていうのを、お二人に聞きたかったなということなんですけども。

なんか、金子さんが一声かければ、「チーム金子」でゴソッとチームが来てくれるとかですね、「そのかわりに、こことここをちゃんと働きやすく、こういうふうにしてくれないとだめですよ」っていう条件交渉をしてくるとかね。

普通、経営者が、介護ってビジネスとして「おいしいぞ」とか「儲かるかも」とか思いながらみんなやると思うんですけど、なんか、もうそういう時代じゃなくて、経営センスも必要なんですけど、やっぱり現場の切実な思いみたいなところからスタートしたほうが、現代のビジネスはうまくいくんじゃないかって気がしてて。

なんか、ほら、音楽とかのときはどうなんですか?「音楽好きで、自分はこの楽器はできるけど、これだけじゃできること限られてるし」みたいな。呼ばれて「ギターやって」みたいに言われて、「じゃあギターやろうか」みたいなことってあんまないんで、もうちょい能動的に動き出すと思うんですよね。

僕もそうでした。前、会社つくるときにね、いろいろやってみたい事業とか会社経営とかは興味あったんですけど、「リーダーシップはかけらもないし、人と話するの嫌だし、営業できないし」みたいなとこで、リーダーシップある人とか、経理ができる人とか、人とのコミュニケーションが苦にならない人とかを仲間として口説いていって、「あ、これでチームで、俺めっちゃ楽じゃん」みたいなことで。

たとえばね、現場で働いてる人たちって、「もっと役に立ちたい」と思ってたりとか、「もっと快適な職場で働きたい」とか、「もっとこういうふうにしてあげたら、お客さんが喜ぶ」とか、いろいろ思いがあると思うんですね。

だけど、チョコレートを食べたいかどうかわかんないけど、もしかしたら、ちょっとしたサインで、「コーヒー飲んでるときにいつもチョコレート食べてる」って知ってれば、「はい、チョコレート」サッ!みたいなことができる。

うん。だけど、やっぱり多くの人は、「この役の立ち方で、ここでこれをやってください。いくら払います」みたいなことをやっちゃってるんで、もうちょい自分発で、人の役に勝手に立っちゃって、お金になるかどうかは、ほんとどっちでもよくて。

もうほんとに、いまよりちょっといい介護の仕事とかじゃなくて、桁ちがいの、夢のような、「日本のなかで人気企業ランキング1位になる介護会社をつくる」とかいうことを考えると、だいぶちがう発想が出てくるっていう。
*本ぺージは、2023年2月1日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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