フリーランス(個人事業主・
ひとり法人)が増えていく未来。
それがもはや現実となりつつある。
能力が高い人ほどフリーになっていく。
それは当然の帰結ではなかろうか。
1社に縛られず複数の会社と契約する。
自分の顧客と直接つながる。
必要なスキルを磨き続ける。
どんなに安定した会社に人生を託すより、
こちらの方が安泰だからである。
スキルさえ磨けば会社員よりも稼げる。
仕事を選ぶこともできる。
週休3日にすることも、
長期休暇を取ることも、本人の自由だ。
しかし能力が低い人はこうはいかない。
こちらが求める条件では仕事が取れない。
安く、早く、たくさんの仕事をこなさなくてはならない。
条件が悪い仕事でも断るわけにいかない。
これなら社員でいる方がずっといい。
できる人ほどフリーランスに。
できない人は正社員に。
そういう流れができつつある。
ではできる人とは具体的にどういう人なのか。
顧客が求めるスキル(商品力)があることは当然である。
しかし、これだけではできる人材とはいえない。
できる人材には集客力と販売力が必須なのである。
どんなにいい商品でも
顧客と会えなければ売りようがない。
説明が下手だと契約には至らない。
SNSを通じて情報発信することで
フォロワーを増やしていく。
フォロワーの一部を顧客に変えるロジックを練り込む。
このふたつが揃うことで
「集客力×販売力×商品力」の形が完成する。
これが自立したフリーランスの姿だ。
そして彼らは次のステップ
「フリーランス2.0」へと向かうことになる。
フリーランス2.0とは
自立したフリーランス同士のコラボである。
それは単なる紹介ではない。
お互いを紹介し合うだけでは劇的な進化は起きない。
ふたりのスキルを掛け合わせて
新たな価値(新商品)をつくり出す。
これがフリーランス2.0の革新的な一歩となる。
コラボ商品を作ることで、
それぞれのフォロワーが自動的にシェアされる。
商品力が飛躍的にアップする。
納品の負担は半分になる。
コラボ相手を増やしていけば
顧客と商品はいくらでも増えていく。
これと同じコラボを企業がやる場合、
2社分の利益を乗せる必要が出てくる。
それでは高すぎて売れない。
そもそもフリーランスは
企業利益が乗っていない分コスパがいい。
それが掛け合わさるのだから、
商品力と価格競争力は飛躍的にアップする。
もはや企業には太刀打ちすることができないのである。
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