この記事について
半世紀も生きてきますと、【ことわざ】の持つ意味が、より深く染みるようになりました。昔の人はうまいこと言ったもんだなぁと、しみじみ。時代の転換期、大きく世の中が変わってゆく中でも、人やこの世の本質的な部分は、案外変わらなかったりします。結構スルドイところを突いてくるのです。
本日のことわざ
「車の両輪」
今回のことわざはわかり易いな。
「どちらも必要で欠かせない密接な関係にある」という意味。読み方もカンタンww
で、今日は一体何と何が【車の両輪】という話をするんだい?
やはりここでは起業や経営についてでしょう。
じゃ、お願いします。
結論から言うとズバリ、見えるモノと見えないモノでしょう!
ほう
なんかさ、目に見えるモノだけでも目に見えないモノだけでもだめで、両方をうまく使うことが必要だなって。まあ、意識してやっていた訳ではないけど、、、
その「見えるモノ見えないモノ」この会話をきいている皆様にわかり易いように具体的に言ってくれ。
あ、はい。見えるモノは簡単に言うと数字、見えないモノは直感。
ずいぶんシンプルですな☆
経営って要は「支出より入金の方が多い」と成り立つ。それをどう実現して維持継続していくかって話でしょ。何がキャッシュを生み出すのか、自社の商品を生み出し継続して提供していくためには、どういう資源が必要かを考える。それに対してかかるコストはどのくらいなのか。数字に落とし込んで、常に確認して修正していく。
「数字」ってありがたいんだよ、色々な事柄を可視化できる魔法のツールなんだ。
YES!
でも、数字だけでもダメなんだ。膨大なデータに裏打ちされた完璧に思える事業計画書でさえ〈絶対〉ではない。想定外の事は必ず起こる。その際必要となるのが、もう片方の車輪である「直感」なんだ。特に時代の流れを読むのには、必要なんじゃないかな。理論だけでは難しいと思う。
案外、直感とか感覚的なモノってバカにできないんだよな☆
ちょっと極端な表現になっちゃったけどww
数字と直感の両輪が必要ってことね。
あ、ついでに言うと直感はさ、何もしないで降って湧いてくる訳ではなくて、膨大な情報が無意識下に蓄積されていて、それから導き出されているところもあるんじゃないかなって気がしてる。AIみたいなさ。
地球人の能力はまだまだ深くて面白いぞ☆
私、よく感覚だけで生きてるって言われる事あるのよ。訳わからんって。
あははは☆
先月会社売却したことについても、いきなりどうして?びっくりしたよ!みたいなこと結構を言われる、特に起業家や社長さん達に。昨日も言われたな、、、
また出た、訳わからん行動という感じかなww
私としては自分の中の両輪を一生懸命ぐるぐる回して導いた結果なのだけど。
そうね☆
身体も元気になったので両輪回しながら、次のフェーズに進むぞ!
そういえば、そろそろロードバイクも起こしてあげれば?
あ、そうだ!その二輪もあったわ。
著者について
黒須 貴子(くろす たかこ)
https://tempurayama.com/
数々のアルバイトや専業主婦などを経て、消防設備の会社を設立。下請けからの脱却、女性消防設備士の登用など、難題に直面してきた経験をシェアして生かせる〈社長峠の茶屋〉を始める。学生時代はパンクロッカー、現在はヴィジュアル系のキャンサーサバイバー。