このコンテンツについて
なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。
「おっさんになると、ステ振りやり直したくなる」
前回の記事に書いた素晴らしい別荘の持ち主である、経営者の先輩。
その先輩が何気なく話すことを聞いていると・・・
ビジネスのアイデアがわんさか出てくるんです!
Aの話をしていたときに、Bに話題が移った。すると、AとBを組み合わせてCをやればいいじゃん!・・・という具合に。
その瞬発力がとにかくすごいんです。
イチゴと牛乳・・・いちごミルク!ってくらいに早い。
きっと、普段からビジネスのことを考えていて、ほとんど無意識にできるようになっているのでしょうね。
つまり、こうした能力は使えば伸びていく。
逆に使わなければ衰えていく。
更には、能力の使い方すら忘れてしまう。
例えば、子供の頃にはできた側転。
大人になってやろうとしても、なかなかできません・・・
身体の使い方もそうですが、「あれ、どっちの手をつくんだったかな!?」って、やり方そのものを忘れていますからね(苦笑)
使わずに衰える能力がある中で、我々はどのような能力を残すべきなのでしょうか?
AIやロボットなどがドンドン実用化され、これまで人がやっていた仕事が無くなっていきますから、残すよりも新しく身につける必要があるかもしれません(汗)
リスキングというやつですね。
なんだかゲームの「ステ振り(ステータスの振り分け)」に似ていますね。
次のイベントをクリアするため、必要と思われる能力にポイントを割り振ったり、特殊スキルを習得したり。
ただ、ゲームは、これまで割り振ったステータスを初期値に戻して、そのポイントを再配分する「ステータスの振り直し」ってのができたりします。
「人生やり直せるとしたら?」ってのに近いですよね。
現実で「ステータスの振りのやり直し」ができたとしても、「側転」のスキルにポイントを割り振る人はいないでしょうねw
でも、子供の頃はなんであんなことさせられたり、一生懸命身につけようとしていたんでしょうかね?
無駄な能力を忘れて、その分のポイントか何かが返ってきたら良いんですけどね。
僕はコミュ障のスキルを手放し、陽キャのスキルにかなりのポイントを割り振りますね。
このメディアも『陽キャ経営者のギモン』って名称変更してね。
憧れるなぁ、陽キャ(涙)
何の話してましたっけ?(←考えてないと忘れる)
著者/市川 厚(いちかわ あつし)
株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/
LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/
<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。