こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング ナビゲーターの栃尾江美です。
楽しいことをしていこうと思いました。金子あゆみです。
安田佳生です。
はい。
楽しいこと?
はい。楽しいことを人生でしていきたいと思いました。
僕は歳を取ってだんだん楽しめることが減ってきました。
はいはい。
楽しめる時に楽しんどいた方がいいですよ。
マジすか。やばい。タイムリミットが。
楽しみたいことは先送りしない方がいい。
あーなるほど。
旅行とかね。
あー、そっか。
行きたいけど行ってない場所ありますもんね。
ありますね。行かなきゃ。
ということで今日は栃尾さんから非常に重要なテーマがあります。
はい。とても悩んでいることなんですけど。ミスを減らすにはどうしたらいいかをお伺いしたいです。ビジネス的にはよくある話なんですけど、バレーボールでどうすればいいかっていうのを(笑)
わかるかな?(笑)
ミスというのはまず定義が大事だと思うんですよ。
はい。
なるほど。
栃尾さんがいうところのミスは失敗ですか?
バレーで言うと、行きたいところにボールが行かなかったとか、取れるべきボールを取れなかったとか、場所取りが悪かったとか、そういうことなんですけど。ミスにも2つあって、カバーできるミスと、直接失点に繋がるミスっていうのがあるんです。
なるほど。
バレーって結構特殊なスポーツで。ボールが落ちると、絶対どちらかに得点が入るんです。
ああ、そっか。
結構シビア。だから1本のミスで相手に1点入っちゃうわけですよ。決まったかもしれないやつで1点入っちゃうから2点違うんです。
バレーの話になるといつも熱いですね(笑)
あはは(笑)で、ミスする前提でカバーできるようにしとくのが割とセオリーだと思うんですけど。
なるほど。
カバーできないミスをどう減らすか、ってことが知りたい。
バレーはちょっと専門外でして。私はサーブを空振りするレベルなので。
バレー以外のことでもいいので、アドバイスをちょっと抽象化していただいて。
取れるべきボールが取れなかった、という話でしたよね?
はい。
うんうん。
そこがポイントかなと思いました。人には出来ることと出来ないことがあって。
そうですよね。
うんうん。
たとえば僕がジャイアンツの4番になってホームラン打つとか、絶対無理じゃないですか。
はいはいはい。
うん、まあまあ。分かんないけど。
それはできなくてもミスとは呼ばないですからね。
あー確かに。確かに。
はい。それをミスって言わない。本来はできるはずなんだけど、できなかったからミスなのかなって。
ほんとにそう。そうですね。そうそうそう。
期待値が高くて。
だから、人によって違いますよね。
そこの見極めがすごく重要で。
あ、まずはね。
本当は届くボールだったのか、届かないボールだったのかっていう見極め。
確かに。
とか言ってみましたけど…僕がバレーの話していいのかな??
いいです。
聞いてみたい。
ではでは。そもそも届かないものに「なぜ届かったのか」と考えるのは意味がない。
はい。
まずは、その人の能力が最大限発揮できるプレイとか、ポジションとか、作戦にすべきかなと。
うんうんうん。
ミスとは、出来るはずのものが出来ないってことで。
はい。
つまり、出来るはずのものが出来なかった理由があるわけですよね。
はいはいはい。
その理由を明確にしていないから、ミスを繰り返すと思うんです。
なるほど。
なんだろう?女子バレーだったら、なんだ?生理か?、、違うか(笑)
たとえばサーブの練習の時から5割しか入らなかったら、それはミスしますよねっていう。
なるほど。
で、そのサーブを練習で8割にするにはどうするか、それがよくわからない。
なるほど。
細かく分析しないといけないんじゃないですか。たとえばサーブのコントロールを良くするためのポイントがいくつかあって、どの部分ができてないとか。
フォームが悪いとか?
構え方とか、トスの上げ方とか、手に当たる場所とか。ま、僕は手に当たらないので論外ですけど。
なるほど、なるほど。
レシーブもポジション取りが悪いのか、反射神経が悪いのか。反射神経の悪い人はいかに早くポジションに入るかが大事だと思うので、そういう練習が大事なんじゃないですかね。
なるほど、なるほど。分解するってことですね?
そう。分解する。苦手なことがあるとしたら、どこでカバーするかを考える。
はいはいはいはい。
うーん。天才的な反射神経があったら、別に頭で考えなくてもいいってことですもんね?
頭で考えないようにするために練習するんだけどね。
メジャーリーグに行って活躍する日本人選手と、できない選手がいるじゃないですか。
あー、はい。
その差は身体能力だけでやってきた人と、頭を使ってやってきた人の違いだと思うんです。身体能力だけで野球ができちゃった人って、プロでもいると思うんですよ。
はいはい。
うんうんうん。
だけどメジャーに行くと、さらに身体能力の化け物みたいな人がいるから。頭を使わずにそこで活躍するのは難しい。メジャーでも化け物レベルの人なら別だと思うんですけど。
はい。
うーん。
普通ならメジャーに行くと打てなくなるので、どうしようかってやっぱ考えると思うんですよ。
うんうん。なるほど。
なるほど。
元々運動神経がいい人より、考えて上手になった人の方が応用は効きますよ。バレーだけじゃなくて仕事もできるようになるし。
スポーツで一流になるには「言語化が必要かどうか」って聞いたことがあって。本当にトップオブトップの人っていうのは、天才的な身体能力に加えて言語化もちゃんとしてると。そうしないと本当のトップにはなれないそうで。
うんうんうん。
それを自分で考えた方がいいですよね?
そうですね。でも自分で見つけるのって難しいからコーチがいるんでしょうけど。
そうかそうか。ま、そうですね。
僕はすごく不器用だったんですけど、自己流にこだわってさらに下手になりました。
うん。
ちょっと立ち止まって、自分以外の人の目線から自分を眺めないとダメでしょうね、やっぱり。
はいはいはい。なるほどね。そうですね。
動画?動画撮影?
動画も確かにいいよね。やってみたりはしたんだけど。でも、なんで悪かったの?とか、問いを上げるってのも大事ですよね。コーチの場合。
そうですね。
なんで悪かったと思う?さっきと何が違った?とか。そのきっかけすら本人はわかってない可能性があるので。
確かに。
うまくいく時とうまくいかない時の違いがわかってないと、絶対ミスしますよね。
うん。
そうですね。「違いを考えて打ってね」ぐらいは言ってるんですけど。「何が違った?」までは突っ込んでないので。
うんうん。
そういうところも聞いて分解していくといいかもしれないですね。
もしかして栃尾さんの教え方が怖いとか?
中学校の先生って皆さん怖いので、私は普通な方だと思います。
へー。
へー。
めちゃめちゃタメ口聞かれますから、中学生に。割とフラットな方だと思うんですけど。
いいんじゃないですか。
人生にもミスってあると思うんですね。
あるあるある。
あー、人生の選択に?
あるあるある。
人生のいろんな部分で。
はい。
でもそれってスポーツと違って、ミスだっていうこと自体が分かりにくい。
確かに。
人生でミスを修正していける人って、かなり生き方上手な人だと思うんですよ。
なるほど。
なるほど。
つまりスポーツのみならず、人生にも応用できるんじゃないかと。
安田さんはミスを修正したっていうことですね。
そうですね。色々して修正してきた人生でしたね。
わかりました(笑)ありがとうございます。参考にさせていただきます。
では本日は以上です。ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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*本ぺージは、2023年11月1日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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