オンライン診療は法人向けプラットフォームがオススメ〜お医者さんは、なやんでる。 第169回〜

第168回  オンライン診療は法人向けプラットフォームがオススメ

お医者さん
お医者さん
近所の病院もついにオンライン診療を導入したらしい。患者さんから要望が出ている訳ではないが、うちもやった方がいいんだろうか。
お医者さん
お医者さん
とはいえ、仮に導入するにせよ何から始めたらいいのやら。
オンライン診療のプラットフォームがいろいろ出ていますから、まずはあれこれ調べてみるといいと思いますよ。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
オンライン診療のプラットフォーム? ……うーん、アナログな人間にはやっぱりハードルが高そうだなぁ。……って、あなたは一体?
はじめまして。ドクターアバターの絹川です。お医者さんの様々な相談に乗りながら「アバター(分身)」としてお手伝いをしている者です。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
へぇ、それはいいね。まさに私もいま相談する相手を探していたところだよ。……で、そのオンライン診療のプラットフォームというのは?
オンライン診察を行うためのシステム・サービスのことです。厚労省が初診からのオンライン診察を認めたこともあり、最近いろいろな会社がオンライン診察プラットフォームを開発しています。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
そうか、スマホやタブレットがあればいいってわけではないんだね。そこに何かしらのシステムを入れて使うと。
そういうことです。ビデオ通話がメイン機能になりますが、チャットができたり、オンライン予約ができたり、あるいはApple Watchのようなデジタルデバイスと連携できたりと、サービスによって内容は様々です。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
うーん、なんだか選ぶのが大変そうだなあ。何を基準に決めればいいのか……。
細かい差はありますが、患者さんとビデオ通話しながら診察するという意味ではどれも同じです。あまり多機能すぎると混乱のもとにもなりますので、できるだけシンプルでリーズナブルなものを選ぶといいでしょう。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
そうだね、シンプルなものがいいね。
ひとつポイントを挙げるとしたら、法人向けと一般患者向けのどちらを選ぶのか、ということです。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
ん? どういうこと? ウチに来てくれるのはみんな一般の患者さんだけど。
オンライン診療導入の目的が、既存患者さんへのサービス提供であれば、一般向けで問題ないと思います。ただ、新規獲得や売上拡大に活かしたい場合は、法人向けを選ぶことをオススメしますね。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
え? それはどうして?
最近、福利厚生としてオンライン診療サービスを提供する会社が増えてきているんです。要するに、「会社のかかりつけ医」が求められている。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
ふむふむ。つまり個人ではなく会社と契約して、そこの従業員さんたちをオンラインで診察すると。
仰るとおりです! 一件契約するだけで数十人〜数百人の新規獲得になるので、かなり効率がいいんですよね。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
なるほどなあ。確かにせっかく導入するなら、売上アップにも繋げたいところだね。
ええ。従業員の中で「あの先生、すごくいいよ」と口コミが広がれば、他の会社からも声がかかるかもしれませんし。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
いいねえ。売上という意味だけじゃなく、より多くの人の役に立てるのがいいよね。そうか、オンラインなら遠方の人でも診察できるんだもんね。
そうなんです。最近は処方箋の発行から薬の発送まですべてオンラインで完結できるものもありますから、全国の患者さんに対応できます。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
へえ! なんだかワクワクしてきたよ。近所の病院も入れたからウチも仕方なく……なんて思ってたけど、むしろどんどんオンラインを活用したくなってきた。
先生のように、技術だけでなく人柄でも信頼されているようなお医者さんは、オンラインと相性いいと思いますよ。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
いや、ありがとう。僕は医者のくせにお喋り好きでね。いつも患者さんと話し込んでしまって、「先生次の方待ってます」なんて怒られてばかりなんだ(笑)。
すごくいいと思います(笑)。将来的には、診察だけでなくYouTubeで情報発信したり、SNSで患者さんの悩み相談に乗ったりといった活動もいいかもしれません。
絹川
絹川
お医者さん
お医者さん
おお、楽しそう! よし、そういうことをしていくためにも、まずはオンライン診療のことをちゃんと調べてみるよ! 導入の際はまた相談に乗ってくれるかな。
もちろんです! ぜひお声がけください!
絹川
絹川

 

医療エンジニアとして多くの病院に関わり、お医者さんのなやみを聞きまくってきた絹川裕康によるコラム。


著者:ドクターアバター 絹川 裕康

株式会社ザイデフロス代表取締役。電子カルテ導入のスペシャリストとして、大規模総合病院から個人クリニックまでを幅広く担当。エンジニアには珍しく大の「お喋り好き」で、いつの間にかお医者さんの相談相手になってしまう。2020年、なやめるお医者さんたちを”分身”としてサポートする「ドクターアバター」としての活動をスタート。

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