【vol.359】2026年健康食品・栄養トレンド④

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道

2026年に台頭する「健康食品・栄養トレンド」をテーマに、海外記事をもとに整理しています。
今週も引き続き、EatingWell が予測する10のトレンドの中から、注目すべきテーマを取り上げていきます。

今週の記事はこれ(EatingWellより)
You’ll See These 10 Food & Nutrition Trends Everywhere in 2026
(2026年にどこでも見られる10の食と栄養トレンド)

https://www.eatingwell.com/food-and-nutrition-trends-for-2026-11868257

10のトレンドは下記の通り

Trend.1 Fiber Takes Center Stage
Trend.2 Global Flavors Become Mainstream
Trend.3 Healthy in a Hurry
Trend.4 Sensory Sips
Trend.5 Natural Food Dyes
Trend.6 Skyr
Trend.7 Wellness Travel
Trend.8 Longevity & Dementia-Prevention Diets
Trend.9 Exclusive Products
Trend.10 Beans & Legumes

 

今回は、EatingWell が予測する10のトレンドのうち、
「Trend.7 Wellness Travel」と「Trend.8 Longevity & Dementia-Prevention Diets」という2つのテーマを取り上げます。

Trend.7 Wellness Travel
(ウェルネス目的の旅)

Wellness travel is on the rise as more people seek vacations that support both physical and mental well-being.
Travel experiences are increasingly centered around nutrition, movement, relaxation and overall health.

心身の健康を重視した「ウェルネス・トラベル」は、今後さらに広がっていくと見られています。
栄養、運動、リラクゼーションなど、健康全般を意識した体験が、旅行の中心になりつつあります。

旅行の目的が「観光」から「健康」へとシフトしている、という話ですね。
ただ、完全に置き換わるというよりは、「観光を兼ねて回復を試みる」というように、
旅の目的が多重化している、という表現の方が近い気がします。

旅によって心身を「整える」「回復する」ことが、価値になっています。

健康食品や栄養の文脈で見ると、
旅先でこそ「体に良いものを選びたい」「生活リズムを崩したくない」
という意識が高まっているのかもしれません。

旅は体調を崩すものではなく、
旅でこそ体調を整える。
そんな価値観が、じわじわと広がっている印象です。

 

Trend.8 Longevity & Dementia-Prevention Diets
(長寿と認知症予防を意識した食事)

Longevity-focused diets and dementia-prevention nutrition are gaining attention as people think more long-term about their health.
There is growing interest in foods that support brain health and cognitive function over time.

長寿や認知症予防を意識した食事への関心が、
長期的な健康視点から高まっています。
特に、脳の健康や認知機能をサポートする食品に注目が集まっています。

「今すぐ痩せたい」「すぐ効果を出したい」といった短期視点ではなく、
かなり時間軸の長い意識をもった食事、という印象です。

数年後ではなく、
10年後、20年後の自分の状態を想像しながら、
直近の食事を選ぶ。

その目的は、もちろん長寿もあるのですが、
特に「認知症予防」の観点が大きいように感じます。

長寿社会においては、
「認知症」の蔓延が社会問題化する、という報道も増えてきました。
今後は、さらに増えていくでしょう。

あくまで予感ですが、
「このままだと認知症のリスクが高いから、この商品で改善してね」
といった、不安を煽るタイプの訴求も、
今後どんどん増えていきそうな気がします。

今週は以上です。

 

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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