その29 OL vs サラリーマン

「OL」って言葉、死語かと思っていましたが、
若い人のSNSで使われているのを見て
ああ、これまだ使って許される言葉なのかな、と、
少し安堵する自分がおります。
(若い人の定義:35歳以下)

そんなように、人生に勢いのある若い世代におもねるのは
中年特有のダサさといえるかと思いますが、
ネットでいうところの「おじさん構文」に代表される
「自分がおもしろいと思ってきたノリ」から
一生変わらないのはもっとキツイわけでして、
どっちにしてもダメなら
ちょっとでも恥を少なくして余生を送りたいとは思っております。

ちなみに、OLはまだでも「サラリーマン」はどうでしょう。
これはそろそろもう「ない」感じがします。
(わたくしは下のプロフィールにふつうに使っていましたが。今気づいた)

「サラリーマン」「リーマン」「会社員」、
いまなら所属に関係なく「会社員」でしょうか。
フリーランスだ起業だの時代になって久しいですが、
なんだかんだ、ぜんぜんみんなやってますしね、会社員。

いまどきは会社員も
フリーランスなどと同じく
ライフスタイル、ライフプランを優先した、
自分ファースト、仕事セカンドの
人生の「手段」としての働き方だしそうであるべき!との旨が
世間で語られる際にはひたすらフィーチャーされており、
昭和~平成初期の「サラリーマン」とは
まるで別の労働形態のようです。

しかし、フリーランスのような心持ちで会社員として勤める、
そのときには他の形態とはなにが違ってくるのだろう?
という疑問が個人的には湧くのです。

上のような「新しい価値観での会社との関わり方」においては、
かつてあった無価値な慣習を捨て非効率をただし虚礼を廃し、
プレイヤー各自が経済行為に専念することで利潤を最大化して
結果みんなが幸せになる、というのが想定されるゴールでしょう。

いいかえれば
ひとつのチームの中でみんなが長所を生かせる仕事に集中しましょう、
という理想的なタスクの配分が成立することが前提となります。

結論、
そんなん無理です、と
わたくしごときでも申し上げないわけにはまいりません。。
まったくもって、無理なので無理なのです。

 

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著者自己紹介

「ぐぐっても名前が出てこない人」、略してGGです。フツーのサラリーマン。キャリアもフツー。

リーマン20年のキャリアを3ヶ月分に集約し、フツーだけど濃度はまあまあすごいエッセンスをご提供するカリキュラム、「グッドゴーイング」を制作中です。

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