【vol.021】GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜

⑨Triposo(トリッポソ)
オフラインで使える世界各地のガイドブックアプリ

—原文
Before you go on your trip, download Triposo’s destination guide to your device, and while you’re there, get real-time updates about what’s going on nearby. Bonus: The app works offline too, so you don’t need to search for WiFi to find your next activity.

→ 旅行に行く前に、Triposoのガイドブックを自分のデバイスにダウンロードしておきましょう。現地では、リアルタイムで周辺の情報(観光名所・イベント・交通・食事・施設・緊急情報など)を知ることができます。さらに!このアプリはオフラインで利用可能で、次のアクティビティを探したいときに、わざわざWiFiスポットを探す必要がないんです。

これ、無料の「地球の歩き方」ですよね。さらに、リアルタイムでオススメ情報が更新されていくし、オフラインで見られるし、MAPもオフラインだし、結構すごいですね。。。

ちなみに、ガイドブックと言えば世界的にはLonely Planet(ロンリープラネット)が有名ですよね。「地球の歩き方」の元ネタですねw
ちなみにLonely Planetは「地球の歩き方」よりも断然ハイクオリティです。発行部数の規模が全然違うので、予算も大きいでしょうから、当然情報量も膨大でニッチ情報もキッチリカバーされてます。

もとい、Triposoは「コスト面」と「利便性面」から、もしかしたらLonely Planetの牙城すら崩し始めているようです。

Google Tripsが日本語に対応しましたし、Triposoも恐らく日本語対応してくるでしょうし、Tripadvisorが口コミ情報も含めてオフライン対応するでしょうから、5年とかそのくらいで「地球の歩き方」は「地球の歩き方愛好家」と「一部のITリテラシーの低い人」の愛用書に成り下がる、と予告しておきましょう(笑)

「紙の旅行ガイドブックの終わりの始まり」が、本格的にやってきました。

 

「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

 

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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