【vol.264】2023年のHRトレンド(ハイブリッド学習)

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道


引き続き、人事・組織領域で「2023年のHRトレンド」についての記事を
Forbesから引っ張ってきています。

今週の記事はコレ
Top Ten HR Trends For The 2023 Workplace
2023の職場で見られる、HRのトレンドトップ10
(https://www.forbes.com/sites/jeannemeister/2023/01/10/top-ten-hr-trends-for-the-2023-workplace/?sh=6cdba04f5933)

トップ10のリストは下位の通りです。

1. Employee Well-Being Is A Human Imperative
2. Skills-Based Hiring Is On The Rise As Companies Recruit For Potential Rather Than Degrees
3. The Future Of Work Is Flexibility For All Employees
4. Hybrid Learning Will Force Companies To Re-Invent Their Brick-And-Mortar Corporate Academies
5. ESG Reporting Will Expand Beyond Compliance To Attract Talent
6. Human Skills Are The New Hard Skills For The Future Of Work
7. Hybrid Working Is Here to Stay and Success Starts With Defining It
8. The Future Of The Office Will Be To Bring The Off-Site Vibe On-Site
9. Humans And Bots Create A New Blended Workforce
10. HR Burnout Is A Crisis That Needs To Be Addressed

 

今週は「4.Hybrid Learning Will Force Companies To Re-Invent Their Brick-And-Mortar Corporate Academies」を読んでみます。

4.Hybrid Learning Will Force Companies To Re-Invent Their Brick-And-Mortar Corporate Academies
(ハイブリッド学習は、企業内アカデミーの再構築を誘発する)

The expectation that online and hybrid learning would be a temporary accommodation has evolved to companies questioning the role and purpose of a brick-and-mortar corporate academy.

オンラインやハイブリッド学習は一時的なものである、という予想が、リアル対面型の企業アカデミーの役割や目的への問いを各企業に投げかける。

コロナ禍で「学習行為」そのものがオンライン化されて、さらにはオンラインとリアルのハイブリッド化されてきている。これが現在私たちが見ている景色だと思います。
ポストコロナの2023年においては、この景色がさらに変化して「リアル型の学習への回帰」が起こる。
ただし、さらに進化した「リアル型学習が再発明」されるだろう、というのが主旨になっています。

どういう形で「リアル型学習が再発明」されるのでしょうか?

These experiments point to a future where corporate academies will be omni-channel – where learners engage where they are, whether that is in person at a corporate headquarters, in a satellite office, a pop-up space, or online.

これらの試みは、企業アカデミーがオムニチャネル化する未来、つまり学習者が本社で直接会うか、サテライトオフィス、ポップアップスペース、オンラインなど、その場にいる場所で学習することを指し示している。

ポイントは「今いる場でリアルタイムで対面で学習する環境」を企業側が提供し、社員もそこにコミットする、ということだと理解しました。
今いる場で「常にリアルタイムで対面学習(オンライン対面含む)」ということなので、ビデオコンテンツでの学習とか、通信教育などは含まないみたいです。

最新の事例で言うと、ポップアップ型で期間限定のリアルアカデミーを企業内に設置する、などが流行り始めているようです。
例えば、4月と9月は1ヶ月間社内にポップアップ型のアカデミーが出現して、そのアカデミーと常設のオンラインアカデミーがハイブリッドで「学習」「研修」「セミナー」を実施する。
こんな形が2023年型の社内学習である、ということみたいです。

反対から見ると、ポップアップ型のアカデミーを各企業にインストールするような教育ビジネスが伸びそうですね。

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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