日曜日には、ネーミングを掘る ♯079 世界の起源

今週は!

どのような仕事でも
同じかと思いますが、
ネーミングを考えていると、
時々煮詰まることがあります。

とある宿題を抱えている
今日の私がそうでした。

まあまあ及第点くらいは
もらえそうだけど、
なんだか予定調和で
面白味に欠ける。
どこかで見たふうでもある。

もっとぶっ飛びたいなぁ。
謎めかしてみたいなぁ。

こんなときは脳みそに
刺激を与えてあげると、
思考の箍(たが)が
ポンと外れてくれたりします。

これまでの経験上から
刺激物は状況に応じて
いろいろ準備してありますが、
今回脳みそに与えたのはコレでした。

「世界の起源」

19世紀のフランス人画家、
ギュスターヴ・クールベが
描いた油彩画のタイトルです。

検索していただくと、
あなたの目の前には
こんな絵が出てきます。

(オルセー美術館のウェブサイトより)

対象と名前との
絶妙にして官能的な距離感。

天才には叶わないなと嘆息しつつ
もう少し考えてみようと思うたとです。

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