ネットの履歴書
第44回『次世代の情報リテラシー』

ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第44回『次世代の情報リテラシー』

 

安田

国の政策で、小中学生には「ひとり1台」パソコンを持たせるそうです。

三澤

それは学校の授業で使う?

安田

はい。今は平均したら5人に1台ぐらいらしいです。日本人のITスキルを上げていくために「ひとり1台」は必須だと。

三澤

いいことですよ。

安田

いろいろ問題になってますけど。パソコンやスマホは遠ざけるよりも使わせたほうがいいですよね。

三澤

そこはもう選択の余地がありません。武蔵野さんっていうコンサルの会社知ってますか?

安田

知ってます。ダスキンの会社ですよね。

三澤

はい。武蔵野さんではパートさんにも、必ずスマホとかiPadを持たせてるんですよ。

安田

へえ。

三澤

社内的に「意味ないだろう。使いこなせないよ」って言われたらしいですけど。大半が使いこなして情報共有していて、それによって業績も上がってるそうです。

安田

武蔵野さんって何人ぐらいの会社なんですか?

三澤

800人ぐらいいるらしいです。

安田

800人もいるんですか!

三澤

しかもプライベートなことに使っていいそうです。ゲームで使ってもいいし、とにかく触って欲しいと。

安田

スマホリテラシーを上げたほうが、会社として得るものが大きいって判断ですね。

三澤

はい。規制するよりも価値があるという判断。

安田

絶対そうですよ。

三澤

いろんな効率が上がるみたいです。連絡もできるし悩み事相談なんかもできる。

安田

もう車の免許を持ってるよりスマホが使いこなせるほうが、はるかに重要っていう。

三澤

どんどんそうなってます。

安田

だって、今どき「スマホ使えません」って人は採用しないでしょ。

三澤

スマホを使う前提のコミュニケーションってありますから。

安田

たとえば求人広告つくる時でも「スマホで職探しする」って会話が通じるかどうか。

三澤

重要ですよね。

安田

それが分からなかったら「仕事やりようがないぞ」ってことがいっぱいある

三澤

お店探しも、商品買うときも、すべてにスマホは使いますから。

安田

営業にだって使いますよ。もはや常識。

三澤

そう考えたらやっぱり、できるだけ小さいときに教えたほうがいいです。

安田

危ないこともセットで教えちゃえばいい気がします。

三澤

そうですね。IoTもこれからは常識になりますし。

安田

スマホと連動して電気がついたり、暖房が動いたりするやつですよね。

三澤

はい。家電とスマホが連動する技術。日本ってIoTの技術がすごく進んでるんです

安田

そうなんですか?もうどの分野でも遅れてるイメージですけど。

三澤

すごいんですよ、日本は。

安田

へえ。

三澤

スマホは単なる「会話のやり取り」だけじゃなく、どんどん生活と連動していく。

安田

じゃあスマホを使えないと生活に支障が出るレベルですね。

三澤

はい。スマホを使いこなせることが最低限の「社会人ベース」になる。

安田

ガラケーの高学歴よりスマホを使いこなすニートのほうが、生活が豊かになるかもしれない。

三澤

社会で必要とされるスキルが根底から変化していますから。

安田

もはやネットって「バーチャル」じゃないですもんね

三澤

現実社会の一部ですよ。そこで集客もできるし、商品も売れるし、勉強もできるし、買い物もできる。

安田

リアルを超えてますね。

三澤

はい。だからネットに触れるのは早ければ早いほどいい。

安田

具体的には何歳ぐらいでしょう?

三澤

3〜4歳でどんどん使わせていく時代になると思います。

安田

そんなに早く?視力が悪くなりそうですけど。

三澤

そうなったらレンズ入れましょう。僕みたいに(笑)

安田

それは可哀想です(笑)。でも適応して人類も変わっていくかもしれませんね。

三澤

今はちょっと想像できないですけど。

安田

ポッドキャストの収録の時、一緒にやってる女性が小さな子どもを連れてくるんですよ。

三澤

収録現場にですか?

安田

はい。子どもって走り回るイメージじゃないですか。

三澤

もうグチャグチャになりそうですけど。

安田

ところがスマホさえ渡しとけばおとなしいんですよ。勝手にゲームやったり映画みたりして。

三澤

すごいですね。

安田

はい。ひとり1台が当たり前になって、どんどん低年齢化していってます。

三澤

その内もう、お金も、家の鍵も、家電も、全部スマホでコントロールするようになる。

安田

みんな本当に文字を読まないですし、見て感じ取る時代ですね。

三澤

情報リテラシーも激変しています。

安田

たとえば風邪薬の使用説明文なんかも動画に変わるんじゃないですか。

三澤

ピッてQRコードをかざせば動画で説明してくれるみたいな。

安田

はい。ビジネス書なんかも自分で読むより動画を見るほうが早い。

三澤

何かを解説する動画はすごく増えてますね。

安田

だって解説上手な人の「15分動画」を見るほうが、本を1冊読むよりもぜんぜん楽。

三澤

そちらの方が理解も深まったりもしますから。

安田

もう小さい子に本を読ませることも、なくなっていくんですかね。

三澤

文字を読まないと「何かの能力」が欠落していきそうですけど。

安田

その代わりに別の能力が目覚めるんじゃないですか。

三澤

そうかもしれません。たぶん我々の常識を超えていきますよ。

安田

料理も今やレシピ本じゃないですもんね。

三澤

動画ですよね。

安田

「塩少々」みたいな曖昧な表現でも動画で見たら一発でわかる。「どう切るか」ってのも言葉ではなかなか伝わらないので。

三澤

動画に慣れちゃったらもうレシピ本には戻らないでしょうね。

安田

もう無理ですね。すでにスマホは手放せないアイテムになってます。

三澤

いずれはスマホすら手に持たなくなるでしょうけど。

安田

スマホの次が来ますか?やっぱり。

三澤

はい。あっという間にそうなりますよ。スマホやiPadという形がなくなっていく。

安田

じゃあ、もうパソコン1台なんて遅いぐらいですね。

三澤

でしょうね。学校で机を並べて学習すること自体が、意味をなさなくなるかもしれません。

・・・次回へ続く・・・

\「ネットの履歴書」ネットCM公開中/ 劇画「絶句」に注目!?

感想・著者への質問はこちらから