其の佰拾壱(5.境目研究家の座右の名を知る)

パンダ侍が斬る【3桁ゾロ目】記念対談

パンダ侍の紹介と110回の連載
 安田からの紹介。「パンダ侍とは?」 

女性と出会うことは稀有な私ですが、こんな面白い人がいたのか!と初対面で衝撃を受けた女性。それがパンダ侍の小野ゆうこさんです。ものの見方が面白い、表現の仕方が面白い、そして彼女が作った「イノベーションカード」がこれまた面白い。ということでイノベーションカードを使ったコンテンツを書いてください!とお願いしました。(イノベーションカードとは?

 のコンテンツについて 

普段のコンテンツはその日のお題から始まります。たとえば「めがね」というお題に対してパンダ侍さんが「イノベーションカード」を一枚引く。するとそこには「違う場所に置いてみる」というメッセージが。「めがね×違う場所に置いてみる」というテーマでパンダ侍があなたの先入観と思考を斬りまくります。これまでの連載を読む

 対談 目次&予定 

1.パンダ侍、境目のそもそもを知る~境目研究家の誕生秘話を知る
2.パンダ侍と境目研究家のウフフな共通点見つかる
3.パンダ侍、自分の境目を問うてみた~照れたり喜んだり
4.パンダ侍、マンガを問われる~焦りを問われる
5.パンダ侍、境目研究家の座右の名をを知る←今週はここ
6.パンダ侍、ラブと愛の境目を学ぶ
7.パンダ侍、宇宙の法則を語り合う
8.パンダ侍、境目研究家からヤバイことを教えてもらう
9.パンダ侍、境目研究家の視点に打たれる~人間ランドを語り合う
10.パンダ侍、不安を問う
11.パンダ侍、人間ランド卒業を問う

パンダ侍、境目研究家の座右の名を知る

安田
安田
最近、座右の銘を変えまして。
パンダ侍
パンダ侍

ほほー。

安田
安田
私が25歳で会社つくるときに、ある人から「花が咲きます、花が散ります。咲くもよし、散るもよし」っていうメッセージをもらって、それを座右の銘にしてたんです。
パンダ侍
パンダ侍
詩的ですね。
安田
安田
なんか、最近、ちょっと違うかなと思い始めて。
パンダ侍
パンダ侍

ふむふむ。

安田
安田
「よかいち」というお酒が、昔あったんですよ。小野さんはお酒を飲まないからご存じないかもしれないですが。
パンダ侍
パンダ侍
知ってますよ。広告見た記憶があります。
安田
安田
焼酎なんですが、莫山先生っていう人が書いた詩がラベルに書かれてたんですよ。知ってます?
パンダ侍
パンダ侍
知らないです。
安田
安田
「花アルトキハ花ニ酔ヒ 風アルトキハ風ニ酔ヒ 酒アルトキハ酒ニ酔フ」っていうっていうね、言葉なんです。
パンダ侍
パンダ侍
ほほー。
安田
安田
それを知ったときは、酒のメッセージなので、酒がいちばん最後っていうのがすてきだな、と思ってたんですけど。
パンダ侍
パンダ侍
ふむふむ。
安田
安田
最近、この詩のように、いまある収入なりに、しんどいことがあったらあったなりに、それを楽しんで生きていく、なんていう心境になると人生最強かなと。
パンダ侍
パンダ侍
流れ、ですねー。
安田
安田
はい。そういう思いに至って、ようやく入れ替えたとこなんですよ。ツイッターの座右の銘を。
パンダ侍
パンダ侍
そーでしたか。安田さん、そういう境目にいらっしゃると(笑)
安田
安田
いるんですよ(笑)
パンダ侍
パンダ侍
境目を味わう境目研究家ですねー。
安田
安田
焼酎に書いてある言葉を、座右の銘にするのってどうなんだろう、と一瞬思ったんですけど、いい言葉なので。
パンダ侍
パンダ侍
いい言葉ですよね。
安田
安田
ええ。
パンダ侍
パンダ侍
「いまここ」ってことですもんね。
安田
安田
うん。まあ、すべて一緒なんですけどね。
パンダ侍
パンダ侍
すべて?
安田
安田
はい。「人間万事塞翁が馬」とか、ぜんぶ同じこと言ってるんですよね。なにが起こっても、それを楽しめる。ってことで一緒なんです。

次回のテーマは、ラブと愛の境目!?!

 

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パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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