其の佰拾壱(7.宇宙の法則を語り合う)

パンダ侍が斬る【3桁ゾロ目】記念対談

パンダ侍の紹介と110回の連載
 安田からの紹介。「パンダ侍とは?」 

女性と出会うことは稀有な私ですが、こんな面白い人がいたのか!と初対面で衝撃を受けた女性。それがパンダ侍の小野ゆうこさんです。ものの見方が面白い、表現の仕方が面白い、そして彼女が作った「イノベーションカード」がこれまた面白い。ということでイノベーションカードを使ったコンテンツを書いてください!とお願いしました。(イノベーションカードとは?

 のコンテンツについて 

普段のコンテンツはその日のお題から始まります。たとえば「めがね」というお題に対してパンダ侍さんが「イノベーションカード」を一枚引く。するとそこには「違う場所に置いてみる」というメッセージが。「めがね×違う場所に置いてみる」というテーマでパンダ侍があなたの先入観と思考を斬りまくります。これまでの連載を読む

 対談 目次&予定 

1.パンダ侍、境目のそもそもを知る~境目研究家の誕生秘話を知る
2.パンダ侍と境目研究家のウフフな共通点見つかる
3.パンダ侍、自分の境目を問うてみた~照れたり喜んだり
4.パンダ侍、マンガを問われる~焦りを問われる
5.パンダ侍、境目研究家の座右の名をを知る
6.パンダ侍、ラブと愛の境目を学ぶ
7.パンダ侍、宇宙の法則を語り合う←今週はここ
8.パンダ侍、境目研究家からヤバイことを教えてもらう
9.パンダ侍、境目研究家の視点に打たれる~人間ランドを語り合う
10.パンダ侍、不安を問う
11.パンダ侍、人間ランド卒業を問う

パンダ侍、宇宙の法則を語り合う

安田
安田
やっぱり考えつづけていくと、真理は同じところにたどり着きますよね。
パンダ侍
パンダ侍

そうですね。ものの理(ことわり)ですもんね、真理は。

安田
安田
理(ことわり)ですね。
パンダ侍
パンダ侍
法則ですね。
安田
安田
でも、結局、答えはわからないじゃないですか。たとえば重力はあるけど、重力がなんなのかとか、そもそもどうやってできてるのかとかって、どこまで解明していってもキリがない。
パンダ侍
パンダ侍

分解してるだけですからねー。

安田
安田
全体の法則っていうか、まさに理ですよね、ルールっていうか、これがどのようになってるかを肌で感じて、自分でそれを予測する以外ない。
パンダ侍
パンダ侍
そうです、そうです。
安田
安田
この流れに則ってやると「運がいい」とか「うまくいく」とかっていうのは、まあ、そりゃそうだよなっていうふうに思うようになりました。
パンダ侍
パンダ侍
ああ、そうなんですね。宇宙の法則。
安田
安田
宇宙の法則。
パンダ侍
パンダ侍
稲盛和夫さんも言ってました。
安田
安田
そんなすごい人と一緒ではないですけど、でも、まあ、考えたら、そこにたどり着きますよね。
パンダ侍
パンダ侍
そうですよね。最近、宇宙の「宇」って漢字は「家」っていう意味があることを知りまして。
安田
安田
へぇ~、そうなんですか。
パンダ侍
パンダ侍
うん。なんか、ちょっと感動したんですよね。
安田
安田
「宙」はなんでしょうね。
パンダ侍
パンダ侍
宙は軸。時間的な広がりや地軸らしいですよ。
安田
安田
ふーん、なるほど。
パンダ侍
パンダ侍
だから「ひとつの仕組みのなかにいる」っていうことだと思うんですよね。
安田
安田
うん。人間が勝手に考えてる善悪みたいなところに、引きずられちゃってる感はありますよね。たとえば「浮気はだめよ」みたいなのとか。
パンダ侍
パンダ侍
(笑)
安田
安田
宇宙の法則って、人間と近しいのに、ぜんぜんちがうところにある感じがしますよね。
パンダ侍
パンダ侍
そうですよね。宇宙自体は多様ですよね。
安田
安田
そうですね。
パンダ侍
パンダ侍
多様である。が法則の一部だとすると、自分が経験してないことをやってくれてる人に対しては「ありがとう」なんですね。
安田
安田
なるほど。
パンダ侍
パンダ侍

多様ってことは、いろんなデータが欲しいじゃないないかな。宇宙は。
たとえば「自分は浮気をしないって決めてる」人もOKだし、浮気しまくってる人もOKだし、自分のかわりに、自分にできない経験データを互いに補完しあってるという「和」が生じているとも言えますよね。責め合わないのが肝心なのかなー。

 

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パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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