「ハムスターと人間のヒエラルキーについて」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第599回「ハムスターと人間のヒエラルキーについて」
人生で徳を積まないと次は虫や動物に生まれ変わるという話。
よく考えたら虫や動物に対してかなり失礼ですよね。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

野菜は人参と春菊が好きです。金子あゆみです。

安田

安田佳生です。人参も春菊も嫌いです。

金子

えー!

栃尾

私どっちも好き。人参生でボリボリ食べちゃうし。

安田

春菊なんて、なぜあんなものを食べようと思うのかわかんない。

金子

えー。美味しいのに。生でも食べれる。美味しい。

栃尾

私も。でも大人になってからだな。好きになったの。苦みがたまらん。

金子

なるほど。そうなんだ。じゃあ鍋には入れないようにしますね。

栃尾

そうだね。我々で鍋パーティーするときは。

安田

鍋は好きなものだけ取りゃいいので。

金子

あ、そっかそっか。確かに。

安田

ということで今日はですね。何度か議論をしたことがありますが、ハムスターと人間のヒエラルキーについて話してみたいなと。魂のヒエラルキーと言いますか。

栃尾

はい。

安田

よく言うじゃないですか。「悪いことをすると生まれ変わった時に虫になるぞ」とか。

栃尾

あるある。

安田

ハムスターになるぞとか。

栃尾

あるかな。

金子

言わないな、それは。

栃尾

言わないな。

安田

言わないかもしれませんが。「悪いことをしたらハムスターに生まれ変わる」って失礼じゃないですか。

金子

失礼です!

安田

「善行を積んだら人間になる」なんていうのは、ものすごく厚かましい話だなと思って。

栃尾

ほんとですよね。確かに。

安田

でも実際どうなんだろうと。人間は人間にしか生まれ変わらないような気がする。

栃尾

どうしてそう思うんですか。

安田

どうしてかは分からないんですけど。経典ではそうなっているわけですよ。

栃尾

何教ですか?それは。

安田

自分教です。自分で編み出した経典に「人間は人間にしか生まれ変わらない」と書いてある。

栃尾

安田教ですね。はい。

安田

仏教的には徳を積まないと「次は人間以外になったりする」という話ですけど。そもそも人間が動物より上という前提に納得がいかなくて。誰がそんなの決めたんだと思うわけですよ。

金子

いや、マジでそうだ。

安田

ちなみに安田教では人間以外の動物は「そもそも生まれ変わらない」となっております。

栃尾

なんでだ。

安田

動物より上とか下とかじゃなくて、人間というのは「魂が輪廻する特殊な生物だ」というのが安田教の教えです。信徒はひとりもいませんけど。

金子

いないんだ。

栃尾

進化論はどうなんでしょう?安田教では。

安田

進化論は受け入れてますが「サルが人間になった」というのは受け入れられない。

金子

それは確かに。

安田

サルが進化して人間になったんだったら、そこそこ賢い「サルと人間の中間」ぐらいの動物がいなきゃおかしい。

栃尾

うん。確かに。

金子

確かに。確かに。

安田

ロケットを作れないまでも、パンツぐらい履いている動物がいないとおかしい。

金子

うんうんうん。

安田

靴下ぐらいは履いてくれよと思うわけです。人間以外は真っ裸じゃないですか。

栃尾

つまりサルは人間にはならないと。

安田

肉体的には猿が進化して人間になったと思うんですけど、中身はどこかでガラッと変わったはず。

金子

なんで。

安田

人類は200万年ぐらい前から生きてるんですけど、いわゆる文明というやつは2000〜3000年前に突然出てきたわけですよ。しかも世界各地で。

金子

おー。

安田

科学レベルもここ2000年でとんでもなく進化しているわけです。それはなぜか。魂と言われている別の何かが当時の人間の肉体に入って、今の人間になったんじゃないかと。それが安田教の経典なわけです。

金子

なるほど。

安田

それしか考えられない。

金子

むずい。ぜんぜんハムスターの話じゃない。

安田

魂にレベルがあって、悪いことをしたら次はハムスターになるとか、虫になるとかは違うだろうと。こういうことです。お2人はどう思いますか。

栃尾

私は嫌な人に会っても「あの人は人生1回目だからしょうがない」って思うようにしてるんです。

安田

1回目の輪廻ってことですか。

栃尾

そう。だからまだ未熟だってことです。

金子

なるほど。

栃尾

歳を取っても成熟しない人が多いのは人生1回目だから。しょうがないよって思うわけです。すごい人格者とか素敵な人は、もう何周もしてるんだろうなと。信じているというよりそう思うと怒りもおさまってくる。

安田

僕は芦田愛菜ちゃんを見ているとそう思います。同じ0歳からスタートしてああなるわけがない。

栃尾

ない。

安田

もう何回も経験してるんですよ。きっと。

栃尾

うん、そうそう、そうですよ。

安田

自分は「人間回数が少ないんだ」と思っていたんです。すぐサボるし人に対する情もないし。

栃尾

悪いことばっかり考えてるし。

安田

そうそう。そしたらある人が「安田さんは何回も何回も生まれ変わってます」と。

金子

ええ!

安田

「あなた、そろそろ卒業しないとダメですよ」と言われまして。そろそろ後輩に譲ってあげなさいと。

栃尾

ポストを空けなさいと。

金子

そうだそうだ。

安田

それを聞いて「今回で卒業しよう」と決めました。最後だから人として少しでも成熟しようとしているわけです。

金子

偉い。

栃尾

その方の説では、生まれ変わるたびに人格は良くなっていくんですか?

安田

その方曰く、やっぱ悪いことをすると虫や動物になるって言ってました。

栃尾

あー、そうなんですね。

安田

だから聞いてみたんです。動物はどうやって善行なんて積むんだと。人間だったらお年寄りの手を繋いで横断歩道を渡らせてあげるとか出来るけど。

栃尾

確かに。

安田

「動物は善行を積みようがない」って言ったら、たとえば餌を取り合った時に譲るみたいなことを言われまして。ちょっとモヤモヤが残りました。

栃尾

なるほど。

金子

じゃあ私は人生1回目だな。

安田

いや分かりませんよ。僕でさえ何度も生まれ変わってるわけですから。

金子

ほんとだ。

安田

何度もやってんのに「なぜ人格者じゃないんだ」って聞いたんです。そしたら僕の場合は何度もやりすぎて「人間に飽きちゃってる」って言われました。

栃尾

なるほど。

金子

確かに。飽きちゃってる感すごい。

安田

だからいい加減、次に行きなさいと。大学で言えば10回ぐらい留年してる感じですよ。

金子

あー、そういうことか。

安田

もしかしたら金子さんも飽きているのかもしれない。

栃尾

うん。確かに。

金子

そんな可能性あんのかな。

栃尾

面白いけどハムスターの話じゃなくなってる。

安田

いやいや繋がってるんですよ。死んだらハムスターになるかもしれないんですから。まあ死んだらはっきりしますよ。

栃尾

はっきりするんですか。

安田

安田教の教典によると、死んだら過去の記憶が蘇ることになっているので。

金子

同じ自分を繰り返すってことですか。

安田

同じ魂が違う肉体に入って輪廻していく感じ。何らかの経験を積むために人間と合体してる。前世の記憶があると邪魔だから記憶を一時的に無くしてる。

金子

えー、面白い。

安田

死んだら「あ、そうか、こうだったんだ」みたいなのを思い出すんじゃないかと。

栃尾

うん、なるほど。

金子

なるほど。

安田

ということで、おまとめを。

栃尾

まとめるんですか!?
人は人にしか生まれ変わりません。

金子

あー、まとまった。

栃尾

まとまったかな?

安田

はい。ということで、本日もありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。

栃尾

みなさんからの質問をお待ちしています。質問がある方は境目研究家安田佳生のホームページ(安田佳生ドットコム)からお申し込みください。では来週もお楽しみに。


*本ぺージは、2024年3月20日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから

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