人間交換日記 88通目「本来警告を鳴らさなければならないのはコロナより…」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


88通目/大野からの返信
「本来警告を鳴らさなければならないのはコロナより…」

連日のコロナの報道で、僕はいつになく違和感を感じております。
1万9959人。この数は昨年一年間に自ら命を絶った人の数です。来る日も来る日も54人の方々が毎日死んでいっています。ここ数年毎年。本来警告を鳴らさなければならないのはコロナより、この状態を生み出している社会の方です。
僕はコーチングセッションという場を借りてことあるごとに訴えているのは、悲しみを打ち明けられる存在になって欲しいという事なんです。ビジネスの目標に対してKPIが大事だと言うが、それは実は数値ではない。「身近な人の顔つき」に現れる。あなたの大切な人、関わる人はどんな顔つきで生きているだろうか?です。それを今強く問いたい。

前回87通目/安田「はじめに言葉ありき」

大野さんへ

本来の自己はどのようカタチなのか。他人にまったく影響されていない「無垢な私」とはどのような存在なのか。それを知ることがとても大切な時代のでしょう。環境と他人とに影響されまくった自己はもはや機能不全に陥っていますから。世界が根底から変わるとき、やはり立ち返るべきは本来の私。ではどうやったらそこにたどり着けるのか。人生操作のキーはやはり「ことば」なのかもしれませんね。はじめに言葉ありき。誰かの言葉ではなく、習慣によって身についた言葉でもなく、オリジナルの「無垢な私」が発する言葉。それに耳を傾ける。私は何者なのか。それはイコール「私が最初に発する言葉は何なのか」ということ。

ー安田佳生より

 

前々回86通目/大野「今に生きるって事」

安田さんへ

行うは難し。だからこそですよね。だからこそ考え抜く価値がある。取り組む価値がある。そこを起点に生きる為に日々自己を更新し続ける必要がある。何故なら僕たちは、周囲に合わせて生きるというのが良くも悪くもデフォルトになっているから。つまり、自己の主要成分が気づけば他者って羽目になる。だから環境と自己との癒着がどの様に自己形成や人生観に影響してきたか?破壊と創造を繰り返していく必要がある。その作業を具体的に言えば、今に生きるって事です。そして、人生の操作キーは言葉という自覚を持ちたい。過去や未来に意識を合わせる為に今や言葉を利用する限り、与えられているものには一生気づけないって事になり兼ねませんから。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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