このコラムについて
小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?
と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。
第41回「キャンセル料を払いますか?それとも売りますか?」
「ある人にはいらなくなったものでも、ある人にはとても価値あるものに」
長期休暇に家族旅行を計画。
今回は、ちょっと贅沢に、
良いホテルを予約したりして。
ところが、直前に大事な仕事が!
家族に罵倒されながら、
泣く泣くキャンセル…。
そんな経験、誰しも一度はあるはずです。
そのキャンセルするホテルを、
売ることができたらどうですか?
宿泊予約の権利を売買するサービスを
提供しているのがCansell株式会社さまです。
Cansell株式会社のホームページより
小さなブルーオーシャンを生み出しているものは何なのか?
古くは
学校や教会では資金調達のために
不用品を集めて再販する
バザーが行なわれていました。
最近では、フリーマーケットというものが
行なわれ、活況だとだと言います。
さらに、インターネット上で
対面せず、仮想空間の中で売買が
行なわれるようにもなりました。
不要になったものを
売買するという考えは以前から
あったように思われます。
これは、無駄にしない、
したくないという思いから
生まれたビジネスモデルなのかな、
と思いますが、個人間での売買であり、
トラブルもあったのでしょうね。
そこで間を取り持つ人や
団体、会社が出現したのでしょう。
今回のCansell株式会社さまも、
例外ではありません。
このビジネスモデルは、
キャンセルをする利用者側、
キャンセルをされるホテル・旅館側、
このサービスを展開するCansell株式会社さま、
そして、このサービスを利用して
格安に購入できる購入者と、
4者間で満足できるサービス。
まさにwin-win-win-winというビジネスです。
Cansell株式会社さまのホームページにも
記載されていましが、
幻の空室や掘り出し物が見つかるかも
しれません。
株式会社グロウスブレイン 代表取締役
大学(日本史専攻)を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。
中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。