【vol.216】2022年マーケティングにインパクトをもたらす15のトレンド⑤

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道


先週に引き続き「マーケティング領域」の話です。
記事は、Forbesから「2022年のマーケティングトレンドTOP15」を紹介します。

今週の記事はコレ

15 Top Trends That Will Impact Marketing In 2022
2022年マーケティングにインパクトをもたらす15のトレンド
(https://www.forbes.com/sites/forbesagencycouncil/2022/01/14/15-top-trends-that-will-impact-marketing-in-2022/?sh=66e258ef6f0c)

先週に引き続きトレンドを読んでみます。

8. A Resumption Of Business Travel And In-Person Meetings
出張と対面会議の再開

Our clients and their customer advisory board members universally express a desire to “get back on the road” and meet with their peers face-to-face as they normally would, putting the pandemic behind them once and for all.

クライアントやアドバイザリー委員会のメンバーは「通常モードに戻る」こと、そして同僚と対面で会って、このパンデミックと完全におさらばしたいという考えを表明している。

2022年は通常運転に戻って対面会議や出張が元通りになるよ、という話ですけど、どうですかね??そんなことないと思うんですけど(笑)
欧米の感覚と日本の感覚ってちょっと違う気がしますけどね。

マスク無しの生活に戻ることが「対面会議全面再開」する前提になりそうな気がするのですけど、欧米のようにマスク無しの生活にはサクッと戻れないですよね。よって、対面会議や出張の全面再会は「年単位」で時間かかる気がしてしまいます。

対面会議ではなく「Zoomでいいんじゃない?」という感覚は、実は欧米の人たちよりも日本人に「より根付く」感覚かもしれない、とふと思いました。一度習慣化すると「脱習慣化」にも時間がかかるので(笑)
随分オンライン会議習慣化しましたからね。

コロナ禍で爆上げしたZoomの株価は爆上げ前の「元通り」にすっかり戻ってしまいましたが、日本人の「オンライン会議率」は意外に元通りには戻らないのでは?という、タイトルとは正反対の話をしてしまいました。。

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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