その149「言葉の定義とか大事だよねって話」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

「言葉の定義とか大事だよねって話」

言葉が浸透するまでには時間がかかる。

僕も経営者の端くれとして、理念だのビジョンだの、会社で使う言葉を社内に発信してきました。
でも、「はい、わかりました!素晴らしいと思います!」って反応をくれる社員さんなんていませんし、20年以上の付き合いになる日本法人の社長であっても真意を伝える、受け取ってもらうのは簡単ではありません。
それどころか伝えた言葉を相手の記憶に留めることの難しいこと・・・

先日、マネージャーたちとセミナーを受けていて、「マネジメントってなんですか?」と講師の方から質問があったんです。
彼らはそれぞれ、自分なりに「マネジメント」について説明していましたが、こうもバラバラか!というくらいそれぞれの解釈が乱れ放題でしたw
僕なんか、「マネージャーの仕事はマネジメントだからな!」なんてドヤって言ってましたが、自分も相手もマネジメントの解釈が大きく違うから、そりゃ上手く伝わりませんよね。
それなのに、「おい、ちゃんとマネジメントしてるのか!?」なんて叱ったりしてね。
すると、講師の方は、P.F.ドラッカーの言葉「組織の成果の最大化」を使ってみたらどうか?と提案してくれました。
「マネジメント」の定義を統一して、まずはしっかりと記憶しましょう、と。
定義やルールは正確に記憶していないと、正しく運用できないし、お互いに誤解が生じるから。

考えてみれば、お互い曖昧なまま使っている言葉(定義やルール)ってありますよね。

毎週、食べに行くうどん屋さんがあるんですが、そこで「小ライス少なめ」ってオーダーを耳にしたんです。
「どういうことや!?」とびっくりしました。
しばらくすると、そのテーブルに、大きめのお茶碗に山盛りのご飯が運ばれてきました。
マンガみたいなやつです。
実は、この店は大盛りで有名なお店で、この店の「小ライス」というのは、僕にとっての「超大盛り」だったわけです。
ちなみに、メニューに「うどん1.2」というのがあるのですが、それは1.2倍じゃなくて、1.2Kgなんですよね・・・
知らずに頼んだら大変なことになりますよ。
僕のように並レベルの大食い常連たちは、「1.2」が何を意味するのか、正しく理解しているので、頼みません。

社内のルールって、中小企業の場合、社長が決めていることが多いですよね。
末端の社員さんが社長と等しく理解しているなんてことはまずありませんから、「1.2」は「倍」じゃなくて「Kg」だぞ、ってすり合わせて記憶してもらわないと駄目ですよね。

 

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著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

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